2013/07/22

8・6へ!機関紙「連帯」7月号を発行

8.5~8.6ヒロシマの闘いの最先頭に!

8.5闘う合同一般労組総決起集会を成功させよう!

 福島原発事故がいまだ収束せず、大量の放射性物質を垂れ流しているというのに、政府、電力会社は何の反省もしていません。何の責任もとっていません。そればかりか、原発再稼働を進め原発輸出さえ行おうとしています。絶対にゆるせません。今こそ安倍政権を打倒しよう!
 高線量下での生活を強制されているフクシマの現実、そして原発労働者は重層的な下請け構造のもとでメチャクチャな被曝を強制されてきました。それだけでなく、除染労働者や復興に携わるインフラ労働者なども被曝の危険にさらされながら働いています。ヒロシマ・ナガサキの被爆者は、内部被曝の影響を否定する政治のもとで苦闘してきました。フクシマを無かったことにし、労働者に被曝を強制している現実も全く同じではありませんか。動労水戸の被曝労働拒否のストライキは、労働組合の団結でそうした現実を変えることが全く可能だということを示しています。
 ついに2000万人を超えた非正規労働者の現実も全く同じです。非正規労働者にとどまらず命を削りながら働かざるを得ない現実が全社会を覆いつくしています。とりわけ青年労働者は、未来を展望することすら奪われています。「経営のためには原発再稼働が必要」(葛西JR東海会長)とは何という言い種か!文字どおり「命より金」です。こうしたことがまかり通っているのは、労働者が正規・非正規、民間・公務員など様々なやり方で分断され、労働者の団結が破壊されているからではありませんか。既成の労働組合が労働者の声を押さえつけてきたからではありませんか。闘う労働組合を甦らせ、安倍政権を一刻も早く打倒し、世界の労働者の団結によってこの腐り切った社会を変えよう!
 被爆者の闘いを体制内に押しとどめてきた原水禁運動は、この夏、これまでの連合・核禁会議と共催の集会を中止しました。労働者の再稼働反対の声が「もう一緒にやれない」現実を強制したのです。根底には国鉄闘争全国運動や動労千葉の高裁要請署名が労働者の心をとらえ、体制内指導部の制動を打ち破って闘う労働組合を甦らせようとしているからに他なりません。全国の職場で、今私たちは、草津病院支部を先頭に闘う労働組合の拠点を作り出す闘いに挑戦しています。労働学校でのマルクス主義の学習と一体で、青年部が先頭にたって若き組合のリーダーを組織する闘いがはじまっています。被爆68周年、どんな困難にも核廃絶の未来に希望をもって苦闘してきた被爆者の闘いを、全国、全世界の労働者の闘いと一体となって本当の解放に向かって大きく前進させる時がきました。その闘いの牽引者となろうではありませんか。8・5闘う合同一般労組総決起集会を成功させ、8・5全原発廃炉再稼働阻止ヒロシマ世界大会~8・6ヒロシマ大行動に大結集しよう! 

<8・6ヒロシマ闘争行動方針>

■8月5日■
8・5闘う合同一般労組総決起集会
 日時:8月5日12時15分~14時15分(12時開場)
 場所:広島市アステールプラザ・中ホール 
 主催:広島連帯ユニオン/合同一般労組全国協議会

再稼働阻止!全原発廃炉!ヒロシマ世界大会
 日時:8月5日15時00分~18時00分(14時15分開場)
 場所:広島市アステールプラザ・中ホール
 主催:8.6ヒロシマ大行動実行委員会/ すべての原発いますぐなくそう!全国会議 

オキナワとヒロシマを結ぶ全国青年労働者交流集会 in HIROSHIMA
 日時:8月5日18時30分~20時30分(18時00分開場)
 場所:広島市アステールプラザ・中ホール
 主催:オキナワとヒロシマを結ぶ全国青年労働者交流集会実行委員会

8月6日■
ヒロシマ・アピール集会
 日時:8月6日7時00分~
 場所:原爆ドーム前(8時15分黙とう後、首相式典出席抗議デモ)
 主催:8・6ヒロシマ大行動実行委員会

8・6ヒロシマ大行動大集会
 日時:8月6日12時30分~14時00分
 場所:広島県立総合体育館・小アリーナ
 (14時30分~市内デモ行進、16時00分平和資料館前解散)
 主催:8・6ヒロシマ大行動実行委員会

2013/07/15

鈴コン闘争支援連帯共闘会議が結成1周年集会を開催

 7月15日、鈴コン闘争支援連帯共闘会議の結成1周年集会が、豊島区民センター(東京・池袋)で開催されました。3名の解雇撤回をともに闘う支援共闘も2年目に突入し、賃金仮払いの延長をかちとってさらにフル回転の鈴コン分会です。集会では、呼びかけ人の花輪さんをはじめ、闘う仲間が次々に発言。動労水戸からは、被曝車両の運転を阻止するために翌日からストライキに突入することが報告されました。被曝労働阻止の闘いはヒロシマ・フクシマの闘いと一体です。広島からも、8・6ヒロシマ大行動への参加を訴えました。最後に鈴コン分会の5人の組合員が田口さんの遺影とともに登壇し、来年の2周年は勝利集会にするぞ、いや革命だ!とますます元気です。




2013/07/14

7.14三里塚全国集会に参加

市東さんの農地取り上げを許さない全国集会が千葉市中央公園で開催されました。7月29日の判決を前に並々ならぬ決意で集会を迎えたと発言に立った市東さんは、「空港会社が裁判にかけること自体を認めることはできない」「金より大切なものはいっぱいある」と訴え、「裁判に絶対勝利し、いかなる判決も受けて立つ」と参加者に決意を表明されました。連帯のあいさつでは、動労千葉の田中委員長が「三里塚のように絶対に譲らず不屈に闘う拠点があるかどうかだ。安倍政権に膨大な怒りの声が吹き出そうとしている」と闘う労働運動を再生することをアピール。千葉県庁、裁判所に向けデモ行進を行い、不当判決を出させない闘いをやり抜きました。





7.14全国水平同盟結成大会に参加

全国水平同盟の結成大会が大阪・八尾市の桂人権コミュニティーセンターで開催されました。ユニオンも、前日8・6ヒロシマ大行動にむけた福島町全戸ビラいれを行って、結成大会に参加しました。
岡邨全水同委員長が結成宣言。旗は、荊冠旗を囲む白い輪は「団結」を現し、真ん中に白い「団結」の文字が入る。佃青年部長は「私たちに相応しい旗、私たちが作り出した旗です」と紹介しました。また関合労に結集した青年2名が発言。住民が次々に発言しました。
感動的な大会でした。







2013/07/07

「崎山比早子さん講演の夕べ in ヒロシマ」に参加

 7月7日、8・6ヒロシマ大行動実行委員会とNAZENヒロシマの主催で、「崎山比早子さん講演の夕べ in ヒロシマ」が開催されました。原発・放射能・内部被曝から子どもたちの命を守ろう!と、8・6ヒロシマ大行動の成功にむけて60名が結集しました。
 反戦被爆者の会の下田礼子さんは、開会あいさつで「私たちにとって大事な話、何も知らされず放射能で汚染された食べ物も食べてきた。反戦被爆者として絶対再稼働反対で闘って行きたい」と、講演への期待と共に闘う決意を述べられました。
 崎山さんの講演は、「低線量被ばくの健康リスク 国会事故調が明らかにしたこと」と題しておこなわれました。福島原発事故の国会事故調の委員に選ばれ、東電の内部資料も調べることができたそうです。東電のリスクとは長期間停止と敗訴であり、放射線についても「規制緩和」でICRPの勧告規制を緩めてきた実態を暴露されました。DNAがどのように放射線によって傷つけられるか、セシウムを体内に取り込むと微量でも心電図に影響が出て、しかも細胞に取り込むと排出されにくいことなど、内部被曝の問題をわかりやすく説明していただきました。
 (講演内容は、NAZENヒロシマのブログに資料がアップされていますので、活用してください)
 講演のあとに、広島大学の学生さんから、フクシマを見殺しにし原発推進の三菱重工の元会長が経営する広大を、自治会を再建し変える、8・6を大成功させたいとアピール。高陽第一診療所労組からは、福島へ帰る補助はするのに保養の補助は打ち切るのはおかしい、保養はヒロシマの使命、ふくしま共同診療所と結びついていこうとアピールが。崎山さんからも、チェルノブイリの保養を見習うべき、ゼネコンが儲けるだけの除染より保養に予算をまわすべきと強力なアドバイスがありました。最後に大江厚子さんから、「学習したいと思っていたことを知ることができて良かった。再稼働やTPPなど安倍政権への怒りは沸騰寸前、トルコやブラジル、エジプトのような闘いに。動労千葉、動労水戸の闘い、自治労ストなど、労働組合の復権が始まっている。山本太郎さんをぜひ当選させ、すべての怒りを8・6に結集して核廃絶の世界大会を実現したい」と8・6へのアピールで講演会を締めくくりました。
 フクシマを無かったことにして原発を再稼働しようとする安倍政権がいかにデタラメか、改めてはっきりと確認することができたと思います。あらゆる怒りを結集して闘うユニオンへ!8・6ヒロシマの闘いの中で大飛躍を実現しよう!