2009/12/30

12月20日発行NTT関連支部ビラ

遅くなりましたが、NTT関連支部の12月のビラを掲載します。


NTT資本は業務外注化・派遣切り解雇を撤回せよ
さらなる外注化・クビ切りを許すな!
外注化攻撃とたたかう国鉄労働者とともに闘おう
広島連帯ユニオン・NTT関連支部に加入し団結しよう


 NTT資本による外注化と派遣切り解雇を絶対許さない。「コスト削減」の名のもと、さらなる外注化・低賃金化・非正規化・クビ切りをねらっている。絶対に許さず、団結してたたかおう。
 今日本中の企業でこうした外注化・非正規化が行われている。その結果生み出されているのは、3人に1人が非正規雇用、サービス残業の横行、生きていけない低賃金の蔓延だ。
NTT資本は50歳一旦退職・子会社への再雇用・賃金3割カットの導入で、こうした状況を全社会にはびこらせる原因を生み出してきた。
 50歳退職・再雇用も、9月末の外注化・解雇も、攻撃は全てNTT労組の屈服・協力によってはじめて貫徹されている。50歳一旦退職も組合の団結のもと全員が拒否すれば貫徹できない。組合幹部は「会社の決めたことには逆らえない」「たたかっても勝てない」というがそんなことウソだ。

外注化攻撃とたたかい勝利してきた動労千葉
動労千葉のようにたたかえば勝てる!


 その証拠に、動労千葉は2000年以来、9年間にわたって、車両の検修(検査・修理)業務の外注化攻撃を阻止しつづけている。検修業務を外注化し、60歳定年後の再雇用先をその外注会社にさせようとしたJR資本の攻撃に対し、組合員全員が外注会社への再雇用を拒否したことで外注化そのものがストップしている。たった400人の組合だが、団結すれば勝てることを身をもって示している。動労千葉のようにたたかえば勝てるということだ。
JR東日本は来年4月、これまで部分的だった検修業務の外注化を全面的な丸投げ外注化にすることを発表した。理由は「コスト削減」。今回のNTTの外注化とまったく同じだ。すでに保線業務は外注化されており、検修業務の全面外注化は鉄道の安全の崩壊をもたらす。107名の死者を出した尼崎事故の再来は不可避だ。
 NTTやJRといった民営化された大企業が外注化・非正規化を進めてきた結果が今の社会の状況だ。JR東の検修業務全面外注化はJRの労働者だけの問題ではなくすべての労働者の問題だ。こんなことを許すわけにはいかない。
動労千葉は9年にわたる外注化阻止の勝利の地平をもってこの全面外注化攻撃に対し、さらに団結を拡大して全面的に対決しようとしている。勝てるたたかいだ。ここで勝って社会全体の流れを変えよう。動労千葉とともにたたかおう! 12・23動労千葉を支援する会・広島の総会に集まろう!

外注化・非正規化・クビ切り・賃下げとたたかう労働組合を

 今年の年末は、昨年末よりも約100万人多い失業者が生み出されている。リーマンショック以来の大恐慌情勢はこれから2番底、3番底を迎えるといわれており、ますます深刻だ。
 鳩山政権が「事業仕分け」などでやっていることは結局公務員にたいする外注化・民営化・クビ切り・非正規化の攻撃であり、労働組合破壊の攻撃だ。公務員が巨大な「ムダ」を生み出しているようなことをいっているがデマだ。米軍には巨額の思いやり予算を投入しながらそこには一切手をつけず、失業率の高い沖縄での重要な雇用となっている基地従業員の人件費だけ「仕分ける」という事実ひとつとっても、この事業仕分けがいかにペテン的で労働者にとって何もいいことがないかはっきりしている。ねらいは公務員職場も外注化・民営化し、圧倒的多数を非正規化するということだ。
 不況の責任は労働者には一切ない。しかし支配階級は資本主義の危機をすべて労働者に押し付けて生き残ろうとしている。
 NTTの職場でもさらなる外注化・首切りがねらわれている。だが、丸投げ外注化は偽装請負の発生など様々な矛盾を生み出す。今回9月末のマンション営業部の外注化もすでに様々な矛盾を生み出している。敵の弱点は無数にある。団結してたたかえば勝てる。
 職場にたたかう労働組合をよみがえらせよう。広島連帯ユニオン・NTT関連支部に入ってともにたたかおう!

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