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2012/02/25

市営バス廃止絶対反対つらぬきます|呉市交通局支部No.13

市営バス廃止絶対反対つらぬきます

 呉市民の皆さん。市バスの民営化が4月1日から強行されようとしています。私たち広島連帯ユニオン・呉市交通局支部は、労働者の首を切り、大幅に賃金を下げ、もうけ優先で安全を崩壊させ、地域の足を奪うことになる民営化に絶対反対をつらぬきます。

◆労働者にすべての犠牲を押しつける民営化に絶対反対!

 呉市営バスの民営化は、あまりにも無法、理不尽であり、絶対に認めることはできません。バス、設備、路線などいっさいを広電に渡しておきながら、そこで働いてきた労働者は切り離して一旦解雇する。そして労働条件を新規採用水準に切り下げた上で雇い直す。しかも全員ではなく12人も不採用に! まさにこの民営化は、労働者の首を切り、賃金・労働条件を大幅に切り下げることだけが目的なのです。そして広電は、呉市からバスも設備もタダで手に入れ、労働者の賃金は引き下げ、億単位の補助金まで手に入れるのです(小村市長と広電社長は運輸官僚時代の同期で顔なじみ!)。
 労働者にすべての犠牲を押しつけ、企業は丸儲け。労働組合を破壊して企業がやりたい放題をやる。これがあらゆる民営化の正体です。それは、公務員労働者だけではなく、すべての労働者の雇用と生活の破壊につながっています。事実、国鉄分割・民営化以来25年、日本では民営化や外注化が進行した結果、労働者全体の状況はどんどん悪くなってきたではありませんか。いまや労働者の4割が非正規にされ、青年の多くが人生設計も描けない状況にされています。交通局民営化はこうした流れに拍車をかけるものです。私たちは職場・地域に民営化・外注化・非正規職化と闘う労働組合をつくって反撃していきます。

◆地域社会と安全の崩壊をもたらす民営化に絶対反対! 

 民営化は、地域社会の崩壊や安全崩壊をもたらします。小村市長は市民に対し「民営化されても何も変わらない」などと大ウソをついていますが、議会では「民間にまかせたのだから運賃値上げや路線に廃止に呉市が口をはさむわけにはいかない」と答弁しています。「2年間は路線を維持する」という「公約」も、民営化前のダイヤ改悪・減便で投げ捨てられています。2年後には呉の路線は広電本体ではなく子会社が運営すると言われています。広電は、呉市からの補助金がなくなり、もうけが出なくなったらさっさと撤退するつもりなのです。地域の足である公共交通を金もうけの手段にすること自体が間違いです。
 事故の多発も避けられません。民営化で事故が減るなどデマです。市営バスで事故が増えたように報道されていましたが、原因は民営化に向けた合理化・労働強化によるものです。民営化されると、安全よりも金もうけが第一になります。その結果、重大事故が起きるのです。JRでは107人が死亡した尼崎事故をはじめ大小の事故が絶えません。しかも企業は何一つ責任をとらない(尼崎事故を起こしたJR西社長が無罪!)。呉のバス路線はお年寄が多く乗車し、狭い道や坂道も多く、慣れるには10年かかると言われています。そこへ4月から大量の「新人運転士」が、しかも劣悪な労働条件で入ることになるのです。どうなるかは明らかです。すでに民営化への移行過程で重大な人身事故も起きています。
 広島連帯ユニオン・呉市交通局支部は、地域の労働者、市民のみなさんと団結し、民営化絶対反対で闘い抜きます。本日の呉春闘集会にお集まりください。

2012/01/18

2012年、交通局支部は民営化・解雇阻止へ闘いぬく|呉市交通局支部No.12

地域破壊と首切りの交通局廃止を強行する小村市長の責任を追及する
2012年、交通局支部は民営化・解雇阻止へ闘いぬく

 交通局の労働者のみなさん、呉市民のみなさん。呉市議会は昨年の12月定例会で交通局を廃止する条例を、まともな議論もなく可決しました。しかし、雇用の問題も、路線維持の問題も何もかも未決着です。交通局支部は、4月民営化・解雇阻止へ闘い抜きます。無責任きわまる交通局廃止を決定し、地域破壊と首切りを強行する小村市長を絶対に許さない!
 小村市長は、公的部門の廃止と民営化、企業への規制の緩和、労働組合や労働者の権利の破壊をおしすすめる「新自由主義」の信奉者です。赤字を理由にした公営交通などの廃止と労働者の大量解雇、そして民営化による組合つぶしと労働条件の大幅切り下げ、外注化、非正規化。これこそ全世界の労働者を失業と貧困にたたきこみ、一握りの資本家だけを肥え太らせてきた新自由主義政策の典型です。2012年、ヨーロッパをはじめ世界的な大恐慌がさらに激化するなかで、解雇、非正規化、賃下げ、消費税の大増税など、すべての犠牲が労働者に押しつけられようとしています。これに対して、今こそ労働者は生き抜くために、労働組合のもとに団結して闘うときです。
 赤字だ、カネがないなどと言いながら、何と多くの税金が大銀行や大企業のために使われてきたことか! この呉市においても、ゼネコン、銀行のボロもうけのためにつくられたポートピア、マリノポリス、苗代工業団地などの破たんの穴埋めに、どれだけの市民の血税が投げ込まれ続けていることでしょうか! 
 そもそも公営交通は病院や介護施設や学校や消防等々と同じく、もうけを出すためにあるのではない。もうからないからやめるなど、無責任のきわみです。一体何のための行政かというのです。「バスの利用者が減った」というが、高齢化が進む中、公営交通はこれからの地域社会にますますなくてはならないものになるのです。公営交通がなくなり、もうけが出ないからと路線が次々廃止されていったらどうなるのか。だいたい一方で公営交通を廃止し、労働者の仕事と生活を奪いながら、「新庁舎建設は急がないと大変だ」などと言う。本当にデタラメきわまりない!
 新自由主義を信奉する小村市長は、極右勢力ともつながっています。呉の街を空襲で焼け野原にし、原爆投下まで招いた侵略戦争の歴史を賛美し、「軍港・呉」を美化する歴史教科書と、原発推進を公然と主張する公民教科書(育鵬社)を選んだ呉市の教育委員長はふだつきの右翼。これを教育委員長に任命したのも小村市長です。労働者の首切りと民営化を進める連中が、戦争も進めるのです。 
 大阪の橋下市長が市営地下鉄とバスの民営化・首切りを打ち出す中、呉の闘いは全国的注目を集めています。連帯ユニオン・交通局支部は、全国・全世界の仲間と共に民営化・首切り絶対阻止へ本格的闘いを開始します。共に勝利しましょう!

合理化・民営化こそが事故を増やす
事故を多発させる民営化を中止せよ!

 昨年12月21 日、市営バスでお年寄りの乗客2人が車内で転倒し、けがをするという重大な事故が発生しました。この事故を起したバスの運転士は、交通局の運転士ではなく、民営化移行のために来ていた広電の運転士でした。もちろん、事故の責任はこの運転士にはありません。彼はベテランの運転士だったのですが、呉の乗客はお年寄りが多く、乗り降りの際は相当な注意が必要なのです。また呉の町は広島市内とは違って道が狭く、坂道も多い路線がたくさんあり、市バスの運転士は毎日最大限の注意を払っています。市バスの運転士として「一人前」になるには、何年もかかるのです。それを「即席」でやるなど無茶なのです。「民営化で事故が減る」などデタラメにもほどがある。
 今回のこの事故は、民営化の強行に重大な警告を発しています。広電は企業なので当然にも営利を目的とします。そのために市バスを長年運転してきた多くのベテラン運転士を不採用にし、人員を削減しようとしています。採用された運転士も全員が「新規採用」扱いにされ、労働者の誇りを奪われます。広電は市営バスの運転士を不採用にしながら、足りなくなった分を外部から採用して埋めようとしています。民営化まで3か月を切った中で、ちゃんとした研修が行なわれるはずがなく、また慣れるのも不可能であり、このまま行けば事故が多発するのは避けられません。
 尼崎事故をはじめとするJRの事故多発にみられるように、「民営化すれば事故が減る」というのは大ウソです。もうけ主義で人を減らし、安全を軽視する民営化は、必ず事故を増やすのです。そもそもこの間、呉市営バスで事故が増えたのも、赤字を理由にした合理化や配置転換などが根本的な原因です。無責任きわまる小村市長の民営化をやめさせよう!


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呉市営バス民営化・首切り阻止!2・25春闘集会
2012年、交通局支部は民営化・解雇阻止へ闘いぬく
  日時/2月25日(土)18時00分
  場所/呉市文化ホール3階展示室
  呼びかけ/広島連帯ユニオン・呉市交通局支部
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2011/12/23

交通局廃止条例採決弾劾|呉交通局支部No.11

交通局廃止条例採決弾劾
闘いはこれから!
闘う組合とりもどし首切り阻止

声明
2011年12月21日
広島連帯ユニオン・呉交通局支部

(1)12月16日の呉市議会本会議において、交通局廃止条例の採決が、まともな審議もされず(わずか20分!)強行された。呉市交通局の廃止=民営化は、小村和年・呉市長と結託した広電資本による市営バスの私物化である。私たちは民営化絶対反対を貫き、市営バス民営化・首切り阻止へとことん闘い抜くことを宣言する。

(2)地域のかけがえのない足であり、市民の共有財産である市営バスを、「赤字だから」と廃止し、広電という一私企業に丸投げ(しかも数十億円もの補助金付き)するというのは、公的責任の放棄だ。地方の高齢化が進む中、公営交通の役割はこれからますます大きくなるのは明らかである。にもかかわらず小村市長と大半の議員は「赤字だから仕方ない」と、まともな議論も努力もせず、70年続いてきた市営バスをさっさと切り捨てたのだ。どうやって公営交通を守っていくかと、必死になって駆け回るのが市長や議員らの役目ではないのか。それを「自分たちにはできませんので、広電さんよろしく」と放り出したのだ。これを小村与党の議員らは「大英断」などと自画自賛し、早々と年末年始の休みに入っている。こんな無責任な行政、議会があるか! ほんとうに腐りはてている!
 
(3)結局この民営化とは労働者の首切りと大幅賃下げでしかない。だが、「赤字の責任」は、現場でハンドルを握って早朝から深夜まで働き、地域の足を守ってきた労働者にはいっさいない。にもかかわらず、小村市政は、バスも設備も路線も補助金付きで広電に「移譲」しながら、労働者はいったん全員解雇するというのだ。現在57人が再就職先がなく、広電に再雇用の人ではローンなどを抱えながら年収がいきなり半分、あるいは3分の1になる人もいる。労働者の首を切り、賃金を激減させ、さらに血税で企業のもうけを保障する——これが「民営化」の正体だ。
 そして、もうけ(そもそも公共交通で「もうけ」を出すというのはもってのほかだ!)が出なくなれば路線も縮小・廃止される。事実、「2年後には、広電が路線を縮小・廃止するのは自由だ」と、市当局は答弁している。民営化の甘い汁はすべて資本が吸い取り、一切の犠牲は労働者と地域住民に押しつけられるのだ。

(4)民営化にあたってはつねに「公務員は給料が高すぎる」「身分が保障されすぎている」などという宣伝が行われてきた。だがこうやって労働者同士を敵対させ、けおとしあいをさせて、笑っているのは誰か。「1%」の資本家、経営者たちだ。
 「赤字なら労働者は首を切られても、賃下げされても当然。増税も年金カットも当然。しかし資本家のもうけには絶対に手を出してはいけない!」——これが破産した資本主義を守ろうとする大阪の橋下市長や、彼と考え方を同じくする呉の小村市長らの言いぶんだ。これが「新自由主義」といわれるものだ。このような労働者だけに犠牲を押しつける社会のあり方を根本から変えなければならない。

(5)そもそも今日のような「1%」だけがもうけ、「99%」が貧しくなる「格差社会」は、どうやってつくられたのか。非正規の低賃金労働ばかりの青年の状況、地域の崩壊や社会保障の解体、安全の崩壊はどうやって進んできたのか。民営化による公的部門の解体、規制撤廃、労働組合の破壊によってだ。その突破口は、国鉄分割・民営化だった。そして社会保険庁の解体と525人の分限免職は、本格的な公務員労働者の大量解雇、非正規化に道を開くものであった。
 今回の呉市営バスの民営化は、これに続くものである。民営化で職場そのものをなくし、いったん全員解雇して選別再雇用するというやり方は、国鉄や社保庁と同じだ。しかし、雇用について何らの法的枠組みもなく、雇用条件も従来の水準を一切無視し、全員を新規採用の賃金にまで切り下げるというのは、これまでにない。こんな攻撃を許すなら、360万の全公務員をはじめすべての労働者にもっと激しい解雇・賃下げの攻撃がやってくるのは明らかだ。呉市営バス民営化阻止、解雇撤回の闘いは、官民問わず全労働者の利害がかかった闘いである。

(6)民営化は現場の労働者が反対して闘うかぎりできない。これまで民営化が進んできたのは腐った労働組合幹部が全面協力し、労働者を売り渡してきたからだ。都市交・呉公営交通労働組合の幹部らは、当局と民営化に協力する「協定書」を結んでおきながら、「呉市の場合は最悪の結果となった」などと人ごとのようにうそぶいている(中国・九州地本の大庭委員長)。そして再就職先が決まっていない57人について「何らかの形ででも新たなスタートが切れるように願うばかりだ」とまったく無責任な言葉をはいている。こういう組合幹部たちが当局、資本の手先になることで、民営化、解雇、外注化、非正規化などがやりたい放題にやられ、労働者はどん底に落とされてきたのだ。
 御用組合は当局といっしょになって「赤字だから民営化は仕方ない」という。ならば労働者は首を切られても「仕方ない」のか? 労働者は生きていけなくても「仕方ない」のか? 労働組合は当局といっしょになって「赤字をどうするか、経営をどうするか」と悩む存在では断じてない。労働者の雇用と生活をどう守るのか、それだけを必死に考え、当局、資本と闘うのが労働組合ではないか。今こそ労働組合を現場労働者の手にとりもどそう。

(7) 民営化はすでに破たんし始めている。あまりにひどい条件の広電行きを拒否する労働者が続出し、4月以降の路線等の維持は困難だ。小村市長、市交通局当局、広電資本はあわてふためき、交通局の現役労働者を切っておきながら、運転士の新規募集まで行ってきた。それでもなお50人以上が不足し、減便等は不可避の情勢だ。広電への交通局職員の個人情報の勝手な提供(個人情報保護違反)などデタラメばかりをやってきた民営化だが、「現在の路線等を維持する」という広電との基本協定、市長の市民に対する口約束自体が大ウソだったのだ。こんなデタラメな民営化は白紙撤回以外にない。
  
(8)本当の勝負はこれからだ。職場に怒りは満ちあふれている。勝利の道は、職場に労働組合をよみがえらせ、団結をとりもどすことである。民営化・外注化・非正規化・新自由主義と闘っている全国・全世界の仲間とつながることだ。呉市交通局民営化・首切りを阻止するため、われわれは、不当な分限免職を差し止める訴訟もふくめ、あらゆる手段をつくして闘うことを宣言する。交通局労働者と呉市民の団結で、小村市長と広電資本による首切りと地域破壊の民営化を必ず阻止しよう。

2011/12/19

呉市交通局廃止条例に抗議し、解雇撤回・民営化阻止へ闘い抜く

※12月16日、呉市交通局支部が発表した「声明」を掲載します。


声 明

呉市交通局廃止条例に抗議し、解雇撤回・民営化阻止へ闘い抜く

広島連帯ユニオン・呉市交通局支部


(1)本日の呉市議会本会議において、交通局廃止条例の採決が、まともな審議もされず強行された。呉市交通局の廃止=民営化は、小村和年・呉市長と結託した広電資本による市営バスの私物化・略奪である。私たちは民営化絶対反対を貫き、市営バス廃止・民営化阻止へとことん闘い抜くことを宣言する。


(2)そもそも、70年続いてきた呉市営バスを廃止するなどという「合意」が、呉市民の間で、いつどこでなされたというのか。地域のかけがえのない足であり、市民の共有財産である市営バスを広電という一私企業に、タダどころか数十億円ものカネ(市民の血税だ!)を付けて投げ与えるなどということが、どうして許されるのか。明らかになった民営化にかかわる費用は、まさに「広電利権」と呼ぶほかはない。広電資本にバスも設備も全部タダで渡し、バスの車体の塗り替え(費用2億円!)までやってあげ、毎年4億2000万円の補助金など数十億円もの市民の血税が支給されるのだ。


(3)一方で多数の交通局職員の首が切られ、広電に移る労働者も賃金を大幅にカットされ、住宅ローンなどを抱えながら年収がいきなり半分、あるいは3分の1になる人もいる。労働者の首を切り、賃金を激減させ、さらに血税で企業のもうけを保障する――これが「民営化」の正体だ。そして、もうけ(そもそも公共交通で「もうけ」を出すというのはもってのほかだ!)が出なくなれば路線も縮小・廃止されるのは明らかである。事実、2年後には、広電が路線を縮小・廃止するのは自由だと、市当局は答弁している。民営化の一切の甘い汁はすべて資本が吸い取り、一切の犠牲は労働者と地域住民に押しつけられるのだ。


(4)民営化にあたってはつねに「公務員は給料が高すぎる」「身分が保障されすぎている」などという宣伝が行われてきた。だがこうやって労働者同士を敵対させ、けおとしあいをさせて、笑っているのは誰か。「1%」の資本家、経営者たちだ。 「赤字なら労働者は首を切られても、賃下げされても当然。増税も年金カットも当然。しかし資本家のもうけにだけは絶対に手を出してはいけない!」―これが破産した資本主義を守ろうとする大阪の橋下市長や、彼と考え方を同じくする呉の小村市長らの言いぶんだ。これが「新自由主義」といわれるものだ。このような労働者だけに犠牲を押しつける政治、経済、社会のあり方を根本から変えなければならない。


(5)そもそも今日のような1%だけがもうけ、99%が貧しくなるとんでもない格差社会は、どうやってつくられたのか。非正規の低賃金労働ばかりの青年の状況、地域の崩壊や社会保障の解体、そして安全の崩壊はどうやって進んできたのか。民営化による公的部門の解体、規制の撤廃、労働組合の破壊によってだ。その突破口は、国鉄分割・民営化だった。そして社会保険庁の解体と525人の分限免職は、本格的な公務員労働者の大量解雇、非正規化に道を開くものであった。今回の呉市営バスの民営化は、これに続くものである。 民営化で職場そのものをいったんなくし、選別して再雇用するというやり方は、国鉄や社保庁と同じだが、誰を雇うかはまったく会社の勝手で、賃金・雇用条件も従来の水準を一切無視し、全員を新規採用の賃金にまで切り下げるなどというのは、これまでにない。こんな攻撃を許すなら、360万の全公務員をはじめすべての労働者にもっと激しい解雇・賃下げの攻撃がやってくるのは明らかだ。呉市営バス民営化阻止、解雇撤回の闘いは、官民問わず全労働者の利害がかかった闘いである。


(6)民営化は現場の労働者が反対して闘うかぎりできない。これまで民営化が進んできたのは、腐った労働組合幹部が全面協力し、労働者を売り渡してきたからだ。連合傘下の都市交・呉公営交通労働組合の幹部らは、当局と民営化に協力する「協定書」を結んでおきながら、「呉市の場合は最悪の結果となった」などと人ごとのようにうそぶいている(都市交中国・九州地本の大庭委員長)。そして再就職先が決まっていない56人について「何らかの形ででも新たなスタートが切れるように願うばかりだ」とまったく無責任な言辞を吐いている(同)。こういう組合幹部たちが当局や資本に屈服し、その手先になることで、民営化、解雇、外注化、非正規化などがやりたい放題にやられ、労働者はどん底に落とされてきたのだ。 もうがまんできない。今こそ労働組合を闘う現場労働者の手にとりもどすときだ。職場に解雇撤回・民営化絶対反対で闘う団結ができたとき、小村市長の民営化計画などあっというまに吹き飛ぶのだ。


(7)民営化はすでに破たんし始めている。あまりにひどい条件の広電行きを拒否する労働者が続出し、4月以降の路線等の維持が困難になっている。小村市長、市交通局当局、広電資本はあわてふためき、交通局の現役労働者を切っておきながら、運転士の新規募集まで行ってきた。それでもなお50人以上が不足し、減便等は不可避といわれる。だが、「現在の路線等を移譲する(そのまま移す)」というのが、昨年12月に呉市と広電が結んだ基本協定の中身なのだ。路線、便数等を勝手に変更・縮小することは、認められない。 そこで市は「事業廃止」を申請し、広電が呉で「新たに事業を開始する」という方式に切りかえている。これだと広電はこれまでの路線等を引き継ぐことなく、まったく新たなダイヤを組めるのだ。広電への交通局職員の個人情報の勝手な提供(個人情報保護違反)などデタラメばかりをやってきた民営化だが、これはきわめつけの大ペテンだ。


(8)以上のように、民営化は白紙撤回以外にない。 今全世界で新自由主義に対する闘いが始まっている。エジプトで、アメリカで、ヨーロッパで、中国で、韓国で。そして日本においても福島原発事故との非和解の闘いを先頭に、国鉄で、自治体で、郵政で、教育現場で、医療の現場で、新自由主義・非正規化との激しい闘いが繰り広げられている。呉市交通局民営化反対の闘いは世界で、日本で闘われている闘いとひとつ、新自由主義だ。 広島連帯ユニオン・呉市交通局支部は、今年8月結成以来の闘いの中で職場に団結を作り出し、勝利の展望を確実に切り開いて来た。本当の勝負はこれからである。闘いの勝利の道は、職場で団結を取り戻すことである。その闘いはすでに開始されている。職場に労働組合をよみがえらせ、すでに破たんしている呉市交通局の民営化に最後の止めを刺すために、不当な分限免職を差し止める訴訟もふくめ、あらゆる手段を講じて闘うことを宣言する。交通局労働者と呉市民の団結で、小村市長と広電資本による首切りと地域破壊の民営化を必ず阻止しよう。
                                   2011年12月16日                      

2011/12/18

12・15-16呉市議会弾劾闘争貫徹!呉市交通局支部、闘争宣言を発する

12月15日の呉市議会の公営交通対策特別委員会、翌16日の本会議において、呉市営交通を廃止する許しがたい条例案が可決成立した!絶対に許せない!委員、議員の誰1人として、労働者の雇用、路線の確保ができるなどとは信じていない。できないことは百も承知で、小村市長の新自由主義政策の翼賛者になり果てたのだ。この民営化=私物化は「営業」の「一括移譲」などでは決してない。70年続いた市バスを廃止し、広電の事業拡張(金儲け)に 公金を投入するという、今までに例を見ない悪質なものだ。その最大の目的は、交通労働者の団結破壊と首切り・賃下げだ。こんなことに手を貸しているのが、都市交・呉市公営交通労組(連合)である。逆にいえば、職場にたたかう団結をつくりだせば、民営化は阻止できる!
呉市交通局支部の仲間を先頭に、広島のたたかう労働者は、両日の駅・職場ビラと傍聴闘争を貫徹した。16日、午後には本会議可決を受けて、怒りの記者会見も行った。その模様は、当日夕刻のローカルTVニュース(NHK)の呉市営バス問題の特集の中で放映され、翌日の新聞でも報道された。


広島連帯ユニオンと広島連帯ユニオン・呉市交通局支部は、全国の公営交通の民営化の先駆けになろうとしている呉市営バス民営化絶対反対!民営化断固阻止の3ヵ月決戦に突入する!

現場の運転士の誇りをかけた決起に応えて、広島-全国の労働者の団結で民営化を止めよう!広電という一企業へ、市民の財産を何の合意もなしに丸投げして与え、雇用継続も路線存続も保障できないのに毎年ばく大な補助金を出すというこの公営企業の私物化を絶対に阻止しよう!

              中国新聞(12・17)の記事↓

            呉駅前での朝ビラ↓           昼の駅前バスターミナルでの街頭宣伝↑










※呉市交通局支部のアピールは、別にアップします。



















2011/12/05

市営バス廃止条例絶対反対|呉市交通支部No.10


市営バス廃止条例絶対反対
公営交通を守れ!
解雇撤回へ団結を!

 呉市議会12月定例会が始まりました。12月15日の公共交通問題対策特別委員会で「呉市交通事業の廃止」に向けた「呉市交通事業の設置等に関する条例等を廃止する条例」が提出されます。小村市長らはろくな審議も行わず翌日16日の本会議でこの条例を成立させ、来年4月からの民営化を強行しようとしています。しかし、私たちは絶対にこの民営化を許さない! 
 70年も続いてきた市営交通を廃止するという合意が、呉市民の間で、いつどこでなされたというのでしょうか。市民の共有財産である市営バスを広電という一私企業に、タダどころか数十億円ものカネ(市民の税金だ!)を付けて投げ与えるなどということが、どうして許されるのか。明らかになった民営化にかかわる費用は「広電利権」と呼ぶほかありません(別掲)。小村呉市長と広電の越智社長は、2人とも元運輸官僚で「お友達」と言われています。利権がらみと疑われても仕方ありません。こんな民営化は白紙撤回あるのみです。民営化で市民の負担がなくなるというのも大ウソで、広電には毎年9億円以上といわれる税金が投入され続けるのです。
 何よりも許し難いのは、小村市長ら市・交通局は、補助金までつけて事業を広電に譲り渡しながら、そこで働いていた労働者の雇用や賃金は好き勝手に切り捨て、大幅に引き下げてもよいとしていることです。
 雇用について何の法的な枠組みも決めず、首を切った上で、不足する人員を外部から補充するなど、国鉄分割・民営化や社保庁の解体でもなかったことです。こんなでたらめを許すならば、大阪をはじめ全国の公営交通労働者、そしてすべての自治体公務員労働者の大首切りが横行することになります。それは公務員だけでなく、すべての労働者の雇用・賃金・生活・権利を破壊していくことになるのです。呉交通局廃止・民営化を阻止する闘いは、私たち呉交通局労働者のみならず、全国の労働者の未来をかけた闘いです。
●民営化は絶対に阻止できる!
 民営化は矛盾だらけ、問題だらけです。だから小村市長は社会的大問題になる前に、強行突破しようとしているのです。しかし、私たち労働者が民営化絶対反対で団結すれば、民営化は止まる。バスを動かしているのは小村市長でもなく、交通局の幹部連中でもありません。「オレたちがウンと言わなかったらバスは動かない」のです。民営化絶対反対で闘う団結を職場に広げよう。ここでこそ勝負が決まるのです!


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広電は税金で丸もうけ。労働者は首切り・賃下げ——これが民営化の正体だ!

・交通局が保有する市民の財産=車両や機器3億円分を無償で譲渡。
・交通局の32 か所の土地建物の年間賃料3500 万円分相当を無償で貸与。
・広電に「経営支援補助金」として年4億2000 万円を渡す。
・バス塗り替え費用など準備金として2億円を支出。
・広電の新規バス購入費用の補助名目で向う5年間毎年1億円を出す。
・ベテラン運転手を新規採用扱いの低賃金に。
・「阿賀営業所」問題
 「阿賀営業所」は広電と密接な関係がある広島ガスの土地を年6000 万円で借りて(20 年契約)でつくられたが、「回送ロス年間約22 万キロ、燃料代などの余分な経費は約8000 万円」と報道されている。この阿賀営業所を広電は廃止。20 年の賃借契約を破棄する違約金として、今回5 億6000 万円を市が広島ガスに支払う。


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ふざけるな!「最悪の結果となったが後は知らない」 (都市交幹部)

 都市交中国・九州地本第29回定期大会で、主催者を代表して大庭委員長(北九州)が以下のような発言をしています。
 「呉市営バスが2012年3月末を以って民間移譲する問題について、今日まで他都市においては民間移譲の合意にあたっては、一定の身分保障が行なわれた後、最終的に移譲やむなしと判断してきたが、呉市の場合は最悪の結果となった。まだ56名職員の再就職先が決定されていないと聞いているが、来年3月末迄には希望する者全員が何らかの形ででも新なスタートが切れるよう願うばかりだ」と。本当に許せない発言です。
 そもそも都市交本部と中国・九州地本は、呉公営交通労組の光宗委員長とともに今年の1月、「首切り」を容認する協定書に印鑑を押し「最悪の結果」を招いた張本人ではないか! 組合員が路頭に迷おうと知ったことではないと言わんばかりのこの発言は一体何だ! これがかりにも労働組合の委員長の言うことか! もうこんな都市交や公営交通労組の腐り切った幹部たちに私たちの雇用や未来をまかせることは断じてできません。労働組合を彼らの手から奪い返そう! ひとりの首切りも許さない、強い団結をかため、呉市交通局の廃止・民営化絶対反対を貫こう!


2011/11/06

呉市営バス民営化反対 一人の首切りも許すな|呉市交通支部No.9

呉市営バス民営化反対
一人の首切りも許すな

 全国の仲間のみなさん! 私たちは、小村和年市長(道州制推進論者)によって進められている市営バス民営化に絶対反対です。呉公営交通労働組合の執行部は、まだ議会で正式に決まってもいない段階から、早々と民営化に協力する「協定」を結んでしまいました。こうした労働組合の屈服の下で、労働者にすべての犠牲が押しつけられようとしています。「広電に全員採用」というのは大ウソで、12 人も不採用にされ、採用された人はベテラン運転士も「新入社員」と同じ給料に落とされます。いま現在、正職員で56 名、嘱託職員を入れると80 数名もの再就職が決まっていません。これこそ無責任です。雇用を奪い、賃金を切り下げ、公営交通を一私企業に売り渡す民営化は、絶対反対あるのみです。
 赤字だから、不況だから、首切り・賃下げも、民営化や外注化や非正規職化もしかたがないとし、当局や会社に協力してきた労働組合のあり方こそが、労働者の生活と世の中全体をめちゃくちゃにしてきたのです。いまや全労働者の3 分の1以上、青年労働者の半分が非正規職で、使い捨てられる状態。年収は300 万円にも満たず一生上がらない。一方で、大企業や大銀行は、何十兆円もの税金を自分たちの救済に使い、この不況下でも莫大な利益を独り占めにしています。医療でも福祉でも交通でも公的な責任が投げ捨てられ、全部資本の食い物にされ、安全は崩壊しています。
 行き着いた先が3・11 大震災の被害拡大、そして福島原発事故です。さらに政府・財界は、「復興」を名目に労働者や農民に一切の犠牲を押しつけ、首切りと大増税で生き延びようとしています。360 万公務員全員の首切りと非正規化を進め、労働者全体をいっそうの無権利に追いやり、資本家や国家の言いなりになる奴隷・兵隊にしようとしている。だから小村市長は、民営化を進める一方で、戦争賛美と原発推進の「つくる会」系教科書(育鵬社)を採択させたのです。
 もう「しかたがない」などと言ってはいられない! 私たち労働者は本気になって怒り、反撃に起つときです。闘いは被災地で、フクシマで、そしてアメリカ、ヨーロッパ、中東、アジア、全世界で巻き起こっています。労働者をなめるな! 闘う労働組合、闘う労働運動をよみがえらせよう! 職場の団結と地域の連帯をつくろう! 全国・全世界で始まっている労働者の闘いとつながり勝利しましょう!

民営化阻止へ 闘いはこれから!
10.21 呉 団結集会大成功

 広島連帯ユニオン・呉市交通支部の結成までは、民営化の既成事実がどんどん積み重ねられ、このまま来年4 月を迎えるのではないか思われていました。しかしいったん闘いを始めると、次々と民営化の矛盾があらわになり、闘いの団結が広がり始めました。
 「市営バス民営化反対 10・21 呉労働者団結集会」(呉市)には、交通局の仲間はもちろん、呉市民、連帯ユニオン組合員、広島や岩国の自治体労働者など多くの仲間がかけつけてくれました。そして福山の社保庁分限解雇撤回を闘う平口雅明さん、国鉄1047名解雇撤回闘争の当事者である動労千葉の高石正博さんからは、特別アピールをいただききました。NHKと中国新聞が取材に来るなどマスコミも注目しはじめています。街頭では呉市民から「がんばれ」との声が寄せられ、全国の仲間からも多数の激励メッセージが届きました。ありがとうございました。
 動労千葉の高石さんは、10・21 集会でこう訴えました。「国鉄の分割・民営化は国をあげての攻撃だったが、ひとりの首切りも許さないと団結したから闘えた。今もJR東日本と対等に闘えているし、10 年間、外注化を阻止し続けている。職場を握っているのはおれたちだ。おれたちがうんと言わなかったら電車も動かない。バスだってそうでしょう。今かけられている攻撃も団結して闘えば勝てる」と。その通り!おれたちがウンと言わなかったら何も進まない!「ひとりの首切りも許さない!」「民営化絶対反対!」で職場の団結を形成しよう。勝負はこれからだ!

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交通局労働者を不採用にしたあげく欠員!
「運転士募集」広告に怒り爆発!

 広電の運転士募集広告が、交通局のバスに貼られています。この広告料は「免除」されています。「免除」の理由は、「できるだけ多くの運転士を地元で確保したい」とのこと。現役の交通局運転士を12 人も不採用にした上で、何が「できるだけ地元で」か! 職場には激しい怒りが渦巻いています。勝手に民営化が進められ、自分や仲間の職が奪われようとしている中で、こんな広告を貼り付けたバスを運転させるとは!
 小村市長よ、当局よ、労働者をなめるのもいい加減にしろ! 運転士が確保できていないというのは、民営化の破産でもあります。みんなの怒りがひとつになった時、本当に呉市交通局の民営化は阻止できます。労働者には力がある!

2011/10/24

民営化反対10.21団結集会が大成功|呉市交通局支部no.8

交通局支部先頭に45人が参加
団結の広がりに勝利を確信

 10月21日、呉市文化ホール展示室において開催した「市営バス民営化反対 呉労働者団結集会」には、呉交通局の仲間と広島連帯ユニオン組合員ら45人が集まり、大成功しました。広島連帯ユニオン・呉市交通局支部結成以来の闘いの前進を肌で感じることのできる集会でした。「ひとりの首切りも許さない団結を職場につくれば、民営化はぶっ飛ばせる」「民営化絶対反対で全国の労働者と団結して闘えば勝利できる」――これが集会の結論です。
 集会では、社会保険庁分限免職者で解雇撤回へ闘い続ける平口雅明さん(福山)、国鉄分割・民営化に対してストライキで闘って組合の団結を守りぬき、JR東日本の検修構内業務外注化攻撃を10年間にわたって阻止し続けている動労千葉組合員の高石さんから連帯のあいさつを受けました。平口さんも高石さんも「赤字だからしかたない」「公務員は働きが悪い」と宣伝し、御用労働組合が当局の手先となって民営化を進める手口は、国鉄と社保庁で行なわれたのと全く同じだと述べました。
 高石さんは「国鉄の分割・民営化は国をあげての攻撃だったが、ひとりの首切りも許さないと団結したから闘えた。労働者がウンと言わなかったら列車もバスも動かない。現場を握った仲間が絶対反対で団結し、正しいやりかたで行けば勝てる。呉市交通局の民営化は穴をあけられないことはないと思います」と激励してくれました。

●交通局支部委員長が決意表明
 呉市交通局支部からの決意表明に立った結城支部委員長は、「公営労組が闇の中で民営化を進めたことが許せなかった。一番許せないのは個人情報の広電への提供だ。闘いの中で当局
を追い詰めていることを実感している。ちょっとしたことでこの民営化は崩れそうな気もしている。みんなの生活もかかっているので全力で闘いたい」と力強く述べ、参加者全員に感動を呼び起しました。
 集会へ駆けつけた交通局の仲間を代表してAさんが、「僕らにできることは人数を増やして行動を広げていくことです。自分のこと、家族のことを考えたらそれは可能だと思います。みなさん、応援よろしくお願いします。」とあいさつしました。
 つづいて戦争賛美と原発推進の「つくる会」教科書を採択した小村市長を徹底弾劾した呉市民、広教組の仲間、高陽第一診療所労組、動労西日本、広島市の自治体労働者から次々と連帯のアピールが行われました。最後に連帯ユニオンから草津病院支部と青年部がともに闘うの決意を述べ、団結がんばろうで集会が締めくくられました。この集会をステップにして団結を固めさらに闘いを前進させていきましょう。

●11・6全国労働者総決起集会に集まろう
 全国の仲間たちからも多数のメッセージをいただきました。11月6日に東京で行なわれる「反失業・反原発 全国労働者総決起集会」には、全国各地の職場で民営化や外注化、非正規化と闘っている仲間たちが集まります。呉の闘いは全国の仲間も注目しています。全国の仲間と団結して勝利しよう!

10・21 呉労働者団結集会(呉市文化ホール展示室)

決意を表明する呉交通局支部の結城委員長

各地の職場の仲間たちが、民営化反対をともに闘うと
寄せ書きした檄布が交通局支部に贈られた。

 当日は夕方から大雨になったにもかかわらず、呉、広島から仕事を終えた仲間たちがかけつけてくれました。民営化反対で、地域の労働者と住民の団結、共闘をつくりだし、広げていく。これこそ労働組合が、やるべきことです。
 集会前には、呉駅のバス停前で民営化反対の街頭宣伝を行い、勤め帰りの労働者市民が次々とビラを受け取っていきました。

呉市交通局支部先頭に10・21民営化反対!団結集会を呉市で開催

 10月21日、夕方からの大雨をついて、地元の呉、広島や県内から仕事を終えた労働者がかけつけて、呉市営バス民営化絶対反対の集会が開催されました。ユニオンが主催し、市バスの労働者や地域の働く仲間、住民が団結して共闘を誓い合いました。45名の仲間が参加しました。この闘争は、団結を広げていけば、民営化に勝利できる!と確信できる集いになりました。
 動労千葉からは2012冬季物資販売のために来広していた高石争議団長が参加し、呉市交通局支部と職場の仲間に、民営化はぶっ潰せる!労働組合が団結して当局・広電と闘うことだ。共に闘おう!と檄を発しました。また、社保庁被解雇者の平口雅明さんも福山から参加して、民営化と闘う意義を訴えて、共に団結して闘うという激励を述べられました。
 さらに、合同・一般労組全国協議会第2回総会参加の全国の仲間からメッセージが寄せられた檄布、広島の青年労働者の檄布などが支部に手渡されました。

◎この間、全国の色々な産別の闘う仲間から寄せられたメッセージは、支部の仲間を大いに激励しています。どうもありがとうございました!






 決意表明にたった呉交通局支部委員長は、冒頭に呉市と広電のデタラメな民営化とそれに協力してきた公営労組に怒りを表明した上で、「ちょっとしたことでこの民営化は崩れそうな気がします」と闘いの手応えを報告しました。さらに「みんなの生活がかかっているので、全力で闘います」と述べました。かけつけた職場の仲間も「僕らのできることは仲間の数を増やし、行動を広げていくことです。自分や家族のことをみてもそれは可能だと思います。応援をお願いします」とキッパリと決意を表しました。また地域の住民は、小村呉市長が、育鵬社版のつくる会教科書を採用したことを弾劾して、新自由主義の市政に怒りの声をあげました。
 呉市営バスで働く仲間が、職場で民営化と闘い、そこを拠点に地域に団結を広げていくことこそ勝利の核心だということです。
 集会前、雨の中を呉駅北口のバスセンターで街宣をしましたが、そこでも勤め帰りや学校から帰宅する学生など多くの労働者市民が市バス労働者の闘いに声援を送り、ビラを受け取っていきました。
 「ひとりの首切りも許さない団結を職場につくりだせば、今から民営化はぶっ飛ばせる」「民営化絶対反対で全国、全世界の労働者と団結すれば勝利できる!」ということが、集会の結論だと感じました。震災復興を名目とした「特区」攻撃、道州制360万人首切りが開始されようとしています。この初っぱなが、呉交民営化です。この地方公共交通民営化を粉砕!して全国で反撃に打って出よう!


 2週間後に迫った11月6日の全国労働者総決起集会を反原発の6万人の怒りを引き継いで、反失業-非正規職撤廃!民営化絶対反対の大きなうねりをつくり出す集会として大成功させるために、広島から、全国から11・6日比谷へ総結集しよう!

2011/10/17

10.21集会への参加を!|呉市交通局支部no.7

10.21 団結集会に参加しよう
民営化反対! 一人の首切りも許さない

 広島連帯ユニオン・呉市交通局支部結成から2か月。私たちは「民営化絶対反対、一人の首切りも許さない」をスローガンに闘いを開始し、交通局廃止・民営化のデタラメ、違法性をあばいてきました。決定的な事実は、①呉市交通局の民営化は小村市長の独断専行で進められ、まだ正式には議会の承認もなく何も決っていないこと、②にもかかわらず、あたかもすべて決まったかのように民営化の流れが進んできたのは、公営交通労組が当局に全面協力してきたからということです。
 はっきりしていることは、労働組合が「首切りと大幅賃下げ、地域破壊をもたらす民営化には絶対反対だ」と闘うならば、民営化は絶対にできないということです。それなのに、民営化や首切りに反対すべき組合が真っ先に白旗をあげ、民営化に協力し、現場の労働者に首切りと大幅賃下げ、生活破壊と不安を強要している。絶対に許せない!
 こんな組合を絶対に変えよう! 労働組合を腐った幹部の手から現場の労働者自身の手に取り戻そう! 民営化・首切り・賃下げに反対し、団結して闘う組合をつくろう! 労働組合を本来の姿によみがえらせよう! 一人の仲間の首切りも許さず闘い抜こう! この思いをもつすべての仲間が集まって、「市バス民営化反対!10・21呉労働者団結集会」を行ないます。一人でも多くのみなさんの参加を訴えます。
 この集会では、国鉄分割・民営化にストライキで反撃して組合の団結を守りぬき、10年間にわたって鉄道業務の外注化を阻止し続けている動労千葉の高石さん、社会保険庁の分限免職者で解雇撤回を闘っている元福山社会保険事務所の平口さんから特別アピールをいただきます。全国の仲間も注目しています。連帯のメッセージも続々寄せられています。民営化の矛盾、破たんは次々に明らかになっています。闘えば勝てる!
 その第一歩を踏み出しましょう。

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市営バス民営化反対!呉労働者団結集会
10月21日(金)午後7時(6時半開場)
呉市文化ホール3F 展示室
●発言
 呉交通局労働者/広島連帯ユニオン
 国鉄千葉動力車労働組合・高石正博さん
 社会保険庁分限免職者・平口雅明さん
 自治体労働者、教育労働者、呉市民ほか
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勝負はこれから!

 呉市交通局民営化阻止のたたかいの勝負は、まだまだこれからです。たしかに広島連
帯ユニオン・呉市交通局支部は、公営交通労組にくらべたら圧倒的に少数の組合です。それでも「民営化絶対反対!」の声を上げ、たたかいを開始したとたん当局はあわてふためき、次々に民営化のボロが出始めました。偽装請負問題や個人情報保護に違反している事実も突きつけ、交通局は居直り続けていますが、必ず崩れる時が来ます。
 中国新聞では「雇用の行方・厳しい再就職対応急務」「路線維持・減る乗客 廃止の懸念も」「厳しい財政・清算金は最大75億円」という特集記事が連載されました。その冒頭で、「市交通局や移譲先の広島電鉄は来年4月1日の再スタートへ着々と作業を進めるが、不透明な部分も残る。交通局職員の再就職問題や路線の将来像、最大の狙いである市財政の健全化にどれだけ効果が表われるのか」と書かれています。民営化の矛盾はこれから一気に噴出してくるのです。労働者が闘う組合の下に団結し、民営化の矛盾を徹底的に突き、様々な違法行為をも追及し、地域と全国の労組や住民にも広く民営化反対を訴えて闘えば、4月からの民営化は必ず阻止できます。
 公営交通労組の光宗委員長は、「次の仕事が決まらなかった場合の対応方針を早急に示すべきだ」と発言しています(中国新聞連載記事)。しかし、いま多くの職員の首が切られようとしているのは、光宗委員長ら公営交通労組幹部が民営化に賛成し、「雇用については努力目標でよい」「希望退職に応じないものは分限免職」という協定を結んだからではありませんか! その責任は重大です。民営化反対でたたかう組合が絶対に必要です。
●民営化反対は世界の労働者の声!
 アメリカのウォール街をはじめ全世界で、民営化や失業・貧困に反対する声が巻き起
こっています。一部の金持ち・財界だけをもうけさせ、労働者には首切り、賃下げを押しつけ、福祉や公共部門を切り捨て、民営化していく――「こんなことはもうやめろ!」というのが、世界の99%の労働者の声です。呉から民営化反対の声をひびかせましょう!

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10 月16 日、広島連帯ユニオンは、呉駅バス停前で民営化反対
の街頭宣伝を行いました。市民の声は圧倒的に「民営化反対!」
呉市民から寄せられた激励メッセージの一部を紹介します。
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●民営化反対。つえをついていても待ってくれて、良い運転手さ
んばかりです。(74 歳 倉橋町 女性)
●民営化には反対です。毎日利用しています。(広町)
●市営バス民営化に絶対反対します。労働者が一体になって団結
してがんばりましょう。元市営バス運転手なので民営化には反対
します。(白岳)
●民営化反対です。がんばって下さい。労働者の方、応援してま
す。(焼山 介護職)
●市営バスをなくさないで! 運転手さんがんばって!(上畑 
主婦)
●市民が応援している市営バス ガンバレ(中央 主婦)
●民営化なくして下さい!! がんばってください。(吉浦 会社員)
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2011/10/16

呉駅前で呉市営バス民営化反対の街頭宣伝

「首切り・福祉切り捨ての呉市営バス民営化絶対反対」の街頭宣伝を呉駅前で行いました。10月21日の呉労働者団結集会への参加を訴え、2時間で900枚のびらを撒き切りました。また、元運転手の方からの絶対反対のメッセージを始め、24通もの激励のメッセージが集まりました。
「民営化はもう決まっているんじゃないの?」「100円バスはどうなるんかのう?」「今でも1時間に1本しか来んのに」と、いくつも討論の輪ができました。まだ再就職が決まっていない人が80人もいることや、労働条件が大幅に切り下げられることに、驚きの声が寄せられるありさまです。本当のことがあまりに知られていないのです。今日の街頭宣伝は決定的に重要でした。

2011/10/04

交通局が人事情報を広電に横流し|呉市交通局支部no.6

人事情報の広電への横流し 個人情報保護違反問題
「採用後の研修のため」と大ウソ

当局の行為は犯罪だ!
 9月30日、呉市交通局は、交通局職員の人事情報等の個人情報を広電に横流ししていた件について、連帯ユニオン・交通局支部が提出していた要求書への回答を行いました。
 それによると「広電への就職を希望していた職員の人事情報を提供した。その目的は広電採用後における研修指導の参考資料にしてもらうためであり、個人情報保護違反にはあたらない」としています。これはとんでもない大ウソであり、デタラメです。
 そもそも広電に職員の個人情報が提供されたのは、まだ広電の応募(5月)も始まっていない時期です。研修が始まるのは今月10月からなのです。なぜ応募の前から早々と個人情報を広電に渡す必要があるのか? しかも、アンケートでは「広電希望」と答えながら実際には応募しなかった人、広電に応募しながら不採用にされた人の情報も広
電に渡っているのです。これは完全な違法状態です。
 本人の承諾なく「人事情報」を他人に渡す行為は、れっきとした犯罪です(個人情報保護法では、個人の場合、懲役六月)。しかし当局は、「謝罪はしない」「なんで悪いんだ」という態度を取り続けています。こういう連中が「法コンプライアンス令遵守」などと言っている。絶対に許さない!
 当局が人事情報を広電に横流しした本当の目的は、広電が採用したくない職員を落とすため、つまり「ブラックリスト」の提供にあったのです。広電は明らかに、採用前から職員の人事情報を読み、採否の材料にしています。その動かぬ証拠に、採用試験の面接で、交通局から渡された人事情報を見なければできない質問をしているという事実
があります。交通局当局の言う通りに、「採用後の研修」のために、広電に個人情報が渡されているのであれば、広電が「個人情報の目的外使用」という犯罪に手を染めたことにもなります。
●民営化・首切りに協力する腐った組合幹部を許すな!
 なぜこれほどのデタラメ、違法行為がまかり通っているのか。決定的なのは、呉市公営交通労組が「市長の方針表明」だけの段階から民営化に協力し、首切りを容認していることです。公営交通労組幹部が、広電への人事情報の提供を認め、不採用者が出るのもやむなしと考えていたのです。この労働組合のあり方こそがデタラメな民営化を許しているのです。しかし、現場から当局の違法無法をあばき、徹底的に闘えば民営化は不可能になります。「民営化をやめろ! 首切り反対!」はいまや全世界の労働者の声です。10月21日の「市バス民営化反対! 呉労働者団結集会」に参加しよう。職場・地域に団結を!

2011/09/28

職員の個人情報横流しを謝罪せよ|呉市交通局支部no.5

呉交通局が職員の個人情報を横流し
〜広電が採否を決める材料に〜
当局は謝罪し、不採用者の雇用を百%保障せよ!

 呉市交通局が、広島電鉄に職員の人事考課(副局長の個人的な評価)、表彰歴、事故歴、苦情、処分歴などの個人情報を提供していたことが明らかになりました。この職員の個人情報は、じっさいに広電が採否を決める材料として使われています。これはとんでもないことです。呉交通局の職員だけが、広電の採用試験で不利なあつかいをされる事態が生じたわけです。
 広島連帯ユニオン呉交通局支部は、この当局による職員の個人情報の提供は、違法・不当であるとして「個人情報提供の経緯と目的を明らかにすること。ただちに広電から回収すること。提供した個人情報の内容の開示と謝罪」を求める要求書を提出しました。あわせて呉市の「法令遵守審査委員会」へ公益通報(内部告発)を行ない、受理されました。

●交通局職員が運転士失格? そんなこと絶対に認められない!

 何度でも確認しますが、呉市交通局の廃止・民営化は、まだ議決もされておらず、正式には何も決まっていません。にもかかわらず交通局は「市長が民営化すると方針表明したからそれでよい」とし、路線を広電に移譲することが決められ、職員に呉市や広電の採用試験を受けさせてきました。しかも呉市については21名の募集に対して、14人しか合格させませんでした。広電については、職歴20年、30年のベテランであろうと新規採用扱いで、あまりの条件の悪さに30数名もの人が応募もしませんでしたが、そのうえで12人も不採用にされたのです。広電が、交通局から入手した個人情報をもとに採用するかどうかを決めたのは明らかです(もしそうでないというなら、広電は証拠を見せろ!)。
 そもそも広電で呉交通局の運転士が不採用にされることなど、ありえないことです。不採用にされた12人の運転士はいま現に、乗客の大切な命をあずかって、毎日バスを運行させているのです。それがなぜ不採用なのか! 広電は呉交通局に対して、「あなたのところは運転士失格の職員を12人も使っている」と言っているのも同然であり、本来、交通局は広電に猛烈な抗議をするべきではありませんか。



外注化・民営化・非正規化に反対して闘う
     まっとうな労働組合こそが必要だ

 中国新聞では「希望する運転手はすべて広電が採用」と報道され、今も多くの市民がそう思っています。「一人の首切りも出なくてよかったね」と。しかし実際はまったくちがいます。広電では12人も不採用にされ、採用された人も大幅に賃金や労働条件を切り下げられ、将来は非常に不安定です。呉市や広電で不採用にされた職員を含め、現在、正職員で56名、嘱託職員を入れると80数名もの労働者の再就職が決まっていません。これだけ多くの労働者を分限免職・解雇して路頭に放り出すことなど、絶対に認められません。

●呉公営交通労組幹部が個人情報の提供を承認!

 この違法でデタラメな首切りと大幅賃下げの民営化は、労働組合が「絶対反対」「一切協力しない」と言って闘うなら、決してできないのです。このかん全国の自治体で民営化や外注化、非正規化が進められてきたのは、すべて組合幹部が一切抵抗せず、真っ先に当局に協力してきたからです。
 呉公営交通労組は、何も決まっていないうちから「民営化に合意します。雇用は可能な限りでお願いします」という協定=密約を当局と結び、広電への職員の個人情報提供まで承認してきたのです。公営交通労組は、4月(広電の採用試験の前)の交渉において「個人情報は広電へ渡したのか?」と質問し、当局は「渡した」と回答していますが、やりとりはこれだけ。抗議もしていない。労働組合が民営化・首切りを認めただけでなく、組合員を「売り渡す」ようなことまでやっているのです。断じて許せません。

●動揺する当局—労働者が団結すれば民営化はくつがえる

 当局は労組の屈服をいいことに、法も手続きも無視し、民営化を進めてきました。しかし、連帯ユニオン・呉市交通局支部が闘いを開始したとたん、当局はゆらぎはじめました。呉公営交通労組の組合員からも多くの情報が寄せられ、これまで闇の中にあったことが次々と明らかになって来ています。
 当局は、ユニオンのビラが交通局の労働者に影響を広げていることにあわてふためき、当局の広報誌・市バスネットで2ページも使ってユニオンのビラへの「反論」をこころみています。しかし、それはすべてユニオンのビラの正しさを証明しています。「民営化は市長が勝手に決めて進めている」、 「民営化は正式には決まってない」、¡「組合幹部と当局が勝手に協定=密約を結んでいる」—これらはみな真実であり、当局も否定できず「言い方がひどい」と言っているだけです。そして「交通局廃止の流れは変わらない」
からあきらめろということだけを絶叫しています。ふざけるな! 
 民営化反対の声を上げよう。その声が10人、20人、30人とふえ、闘う組合ができるなら、民営化の流れをひっくり返すことは可能です。広島連帯ユニオンは追及の手をゆるめず、徹底的に闘います。全国、全世界で民営化・外注化・非正規化に対する反撃が始まっています。これとつながろう!

2011/09/13

偽装請負は許さない!|呉市交通局支部no.4

議会の承認もなく見切り発車!
違法な民営化をただちにやめよ
組合が一切の協力を拒否すれば、民営化はできない

現在進められている呉市交通局の民営化は、まだ議会で決められたものでもなく、市長の「方針表明」を唯一の根拠にして進められています。交通局は「民意を代表した市長が決めたのだからそれで良い」と言っていますが、これはとんでもないことです。もし、そのようなことが許されるのなら、議会などはじめからいらないという話になってしまいます。交通局の廃止・民営化は、市民の足としての公営交通をなくし、市民の財産を一私企業に譲り渡し、多くの職員の雇用と生活を根本から揺るがすという、大変なことがらです。決して「市長の一存」で進められる問題ではありません。
 では、なぜ議会の承認もへないまま、勝手に民営化が進められているのでしょうか? それは交通局の廃止に伴なって起きてくる様々な問題をあいまいなままにして、「民営化の既成事実の積み重ね」で問題をクリアしようとしているからです。
 とりわけ雇用の問題をとことんごまかし、12月という切羽詰った段階で「分限免職=首切り」ということが正式に持ち出されるのです。民営化の最大の問題である雇用を「分限免職=首切り」ありきで進めるために「市長の方針表明」という何の法的根拠もないもので進めてきているのです。この一点を取っただけでも交通局の民営化は白紙撤回あるのみです。
 このような不法がまかり通っているのは呉市公営交通労組が「民営化に合意」し「雇用は努力目標で良い」という協定書を結んでいるからです。組合が「首切りも仕方ありません」と始めから白旗を上げていることは重大な問題です。実際に呉市公営交通労組との団体交渉の中で、交通局は「従来から団交等で確認しているとおり勧奨退職募集を行う。それに応じない職員については免職として扱わざるを得ない」と平然と答えています。「免職=首切り」ということが団体交渉の中で正式に当局の口から発言されているのに、公営交通労組幹部は抗議の声を上げることなく、「同意」しているのです。これが「協定書」の真の中身です。民営化・首切りの「協定書」は即時破棄あるのみです。


民営化を進める小村市長とは何者か?
 もともとは運輸官僚。極右団体として知られる「新しい教科書をつくる会」とつながりが深い「日本創新党」を応援。呉市教育委員会に「つくる会」の息のかかった委員を入れ、7月の教育委員会で秘密裏に「つくる会」系の育鵬社教科書を採択させました。
来年から呉市の中学校で戦争賛美の歴史教科書と原発推進の公民教科書を使用させることに。民営化と戦争はどちらも労働者への攻撃です。このとんでもない市長を連合広島・呉公営交通労組が応援してきたのです!


呉市交通局が偽装請負
●偽装請負—組合が闘わない中で、違法・無法が横行

 請負は業務を外注化し、労働者を非正規の低賃金労働者に置きかえていく手段です。多くの悪徳企業が人件費をとことん削り、より低賃金で労働者を働かせる請負業者に業務を請け負わせています。この請負事業者は、発注事業者から完全に独立して請負事業を行わなければなりません。ところが、実際には発注事業者が、請負の労働者への指揮・指導・命令を行ない、「偽装請負」と言われて社会問題になっています。
 正社員をクビにし、そのかわりに請負業者から低賃金の非正規労働者を連れてきて、その労働者を自社の指揮下におく——この偽装請負は、労働者をどんどん無権利の低賃金非正規労働者にしていった極悪の行為であり、厳しく断罪されなければなりません。
 現在、呉市交通局は旧警固屋線を、大新東(株)へ請負に出しています。この大新東の運転手の教習を交通局の職員が行なっています。発注者である呉市交通局が請負の労働者に対して「技術指導」を行なっているのです。これは明らかに違法な偽装請負です。
 呉市は『法令遵守の推進に関する条例』を制定し、「市民の利益を保護する」としています。その呉市の交通局が、「偽装請負」をしているこなど絶対に許せません。このような違法行為を平然とやっているのは、公営交通労組幹部たちが、一切何も闘わないからです。民営化にしろ、偽装請負にしろ、全部組合が認めることでまかり通るのです。私たちは、絶対に許しません。徹底的に追及して闘います。

2011/09/04

労働者を売り渡す協定書・確認書|呉市交通局支部no.3

民営化・首切りの秘密合意=協定書・確認書
労働者を売り渡す労組幹部を怒りをこめて弾劾する
闘ってこそ雇用は守れる! 闘う組合とり戻そう

 交通局で働く全ての皆さん。呉市・交通局当局は、広島連帯ユニオン・呉市交通局支部との団体交渉で、「組合との協定書・確認書に基づき民営化を進めていく」と回答しました。この協定書・確認書は公表されておらず、公営交通労組執行部と一部組合員のみが知るものでしたが、ついにその内容が明らかになりました。それはまさに腐った労働組合幹部による労働者売り渡しの「秘密合意」=密約です。怒りを込めてその中身をあばき、徹底的に弾劾します。
 今年1月13日に、小村市長らと、呉市職労連合会の平岡委員長、都市交の阿部委員長、都市交中国—九州地方本部の大庭委員長、そして呉公営交通労組の光宗委員長らの間で締結された「協定書」と、呉市交通企業管理者と大庭・光宗両委員長らによる「確認書」は、「呉市の自動車運送事業を廃止し、2012年4月1日から広島電鉄に移譲することを合意」しています。雇用については、「可能な限り最大限確保できるよう努力する」とあります。

 問題点の第一は、まだ呉市議会で提案も議決もされていない「交通局の廃止・民営化」について、市当局と組合幹部が勝手に協議し、協定書や確認書を取り交わしていることです。市民のかけがえのない公共交通手段であり、200人以上の職員が働いている交通局を廃止し民営化するという重大事について、市当局と呉市職労、都市交、呉交の組合幹部たちが密議を交わし、勝手に合意するとはどういうことか!
 議会も承認していない事項に関して、労使協定を結ぶなど労働組合のやることではありません。そもそも組合幹部たちは、いったい何の権限あって、全職員の仕事、生活、将来を決する協定書・確認書を結んだのか。ただちに破棄すべきです。
 問題点の第二は、職員の雇用・処遇について、「呉市が責任をもって可能な限り最大限確保」するとしていることです。「責任をもって」と言いながら「可能な限り」というのは、ようするに「できなければ確保しなくてよい」と言うことです。実際今、呉市にも広電にも決まらず、失職しようとしている職員が大勢います。呉市の採用は21人募集で14人しか合格させず、広電は11人もの大量の不採用者を出しています。しかし当局は「努力したけどダメでした」と言えば済むのです!

●労働者は絶対に生きなければならない! そのための組合だ! 

 協定書・確認書は、ようするに「労働組合は交通局廃止・民営化にいっさい反対も抵抗もしません、当局に全面協力します、だからお情けで雇用を確保してほしい」という「無条件降伏」文書です。こんなもので労働者の雇用や生活が守られたためしはありません。民営化や首切りや賃下げが提案されたら、「絶対反対!」と団結して闘うのが労働組合です。その労働組合が、民営化に最初から反対のハの字も言わず、職場の廃止に合意し、雇用も当局の「できる限りの努力」に丸投げしてしまうとは! こんな労働組合なら、いらないではないか! そしてこんな労働組合ばかりになってきたからこそ、労働者はやられっぱなしとなり、資本や当局は、民営化、外注化、非正規化、偽装請負などやりたい放題をやってきたのです。
 全国で横行する民営化、外注化とそれにともなう解雇、労働条件の大幅な引き下げ、偽装請負……。これらはあまりにもデタラメで、違法・無法です。議会が決めたらどうしようもないのか? そんなことはありません。議会で決まろうが何で決まろうが、労働者は生き、雇用と生活を守りぬかなければなりません。勝手な解雇や退職強要や賃下げなど断じて認められません。赤字だから労働者はクビを切られ、賃下げされても当然——こんな考えはぶっ飛ばさなければいけない。資本家たちを見ればいい。彼らはこの不況下で、しこたま儲け続けているではありませんか! 労働者だけが痛めつけられるのは、労働組合が反対も抵抗もせず、当局・資本の言いなりになって全面協力してきたからです。
 呉交通局のすべての働く仲間の皆さん。現場から絶対反対の声を上げ、闘う組合を取り戻そう。そのとき協約書・確認書の破棄も、民営化の白紙撤回も全く可能です。広島連帯ユニオン・呉市交通局支部はその先頭で闘います。団結しよう。

2011/08/29

呉市交通局支部、8.25に団体交渉|呉市交通局支部no.2

8 月25 日団交 当局のデタラメ・無法明らかに
民営化計画を白紙撤回せよ
絶対反対で団結すれば勝てる

組合幹部が「労使一体」で民営化に全面協力!
「分限免職」も組合幹部が流したデマ

 私たち広島連帯ユニオン・呉市交通局支部は、8月25日に呉市交通局と団体交渉を行い、以下のことが明らかになりました。

●まだ何も決まっていない!
 
 第一に、交通局の廃止・民営化が、最終的な議会の承認もまだない中、市長の独断で勝手に進められているという事実です。当局は、「民意を代表している市長がやると言っているからいい」ととんでもない開き直りをしていますが、いつから呉市は市長独裁になったのか? 市長の独裁で、市民の共有財産である公営交通を勝手に営利優先の私企業に譲り渡し、2百人以上の職員と家族の仕事と生活をおびやかすなどということが、どうして許されるでしょうか。聞けば12月市議会に交通局廃止・民営化にかかわる条例を提案するということであり、正式には何も決まってもいないのです。実際、呉市と譲渡先とされている広島電鉄との間では、「基本協定」なるものが結ばれているだけで、まだ何の契約関係もないのです。市当局はそうした中で民営化を既成事実化し、ことを進めてきたのです。

●組合幹部と当局が民営化推進の密約!
 
 第二に、こうしたデタラメで無法な民営化が、あたかも既定のように進められてきたのは、公営交通労組幹部が当局の言いなりになって全面的に協力してきたからにすぎないということです。当局は以下のように公営交通労組と「確認」してきたことを明らかにしました。
 「呉公営交通労働組合と労使一体になり安全運行やサービス向上に取組みながら双方が誠意を持って民間移譲にかかる諸課題の整理、およびそれに伴う職員の雇用や退職のあり方など処遇問題について協議を重ねてまいりました。その結果、1月13日には、呉市公営交通労働組合、関係団体と交通事業の廃止、および、民間移譲に関する協定書、ならびに確認書、さらに1月25日には交通局職員の雇用および処遇等に関する確認書を締結したところでございます」
 「労使一体」(※)で、まだ正式に決まってもいない交通局廃止・民営化に向けて、「雇用や退職のあり方」(首切りのことだ!)について協議を重ね、「確認書」(密約だ!)を交わしてきたというのです。
 市長の独裁、当局と一部組合幹部による「協議」=謀議の積み重ねと「確認書」=密約の締結。これこそが、交通局廃止・民営化の正体です。市民も現場の労働者、公営交通局労組の一般組合員も誰も知らないところで、勝手に交通局の廃止・民営化が進められ、首切りと大幅な労働条件の切り下げを強行し、職員と家族の生活と将来を奪おうとしてきたのです。こんなものは白紙撤回あるのみです!

●「分限免職ということは一度度も言ったことがない」
 
 第三に、決定的なことは、噂になっている「分限免職」について、交通局が「分限免職ということは一度も言ったことはない。もし組合がそう言ったのなら、それは組合の問題だ」と答えたことです。当局は「『整理退職』という特別な枠組みを作って退職金上積みの予算も合せて12月議会に上程する」とも述べています。
 「分限免職はない」ということは、労働組合が、あくまで民営化には絶対反対、「整理」だろうが何だろうが退職強要には一切応じないと闘えば、当局はどうにもならなくなり、民営化計画は破たんするということです。ところが、公営交通労組幹部は、「絶対反対で団結して闘おう」「闘えば勝てる」と呼びかけるどころか、「広電に行くか、自主退職か分限免職しかない」「自主退職なら上積みがあるが、騒ぐと退職金は減る」などとデマを流して組合員の不安をあおり、バラバラにして闘えないようにしてきたのです。いったいこれが労働組合のやることか!
 このかん全国の自治体で強行されてきた不法無法の民営化・外注化・首切り・非正規化は、組合が一切闘わず、当局の言いなりになることで強行されてきました。こうした組合のあり方こそが、「首切り自由」のとんでもない世の中をつくりだしてきたのです。

●民営化のデタラメをすべて暴き大 反撃へ!
 
私たちは「雇用を百%確保せよ」「労働条件を維持せよ」と迫りましたが、交通局の回答は「(公営交通労組との)協定書、確認書の中で最大限職場の確保をしていきたい」「協定書の中で整理されている扱いにさせて頂きたい」と答えるのみ。広電採用試験で
11人もの現役運転士が不合格にされたことについては、「想定外」の一言だけ!
 雇用責任などまったく感じられません。公営交通労組との協定書・確認書が、当局にこのような無責任な態度を取らせているのは明らかです。私たちは、協定書・確認書の中身を出せと要求しましたが、当局は「公営交通労組の合意が得られれば出せる」と回答。絶対に明らかにさせましょう。
 まだいくつもの問題が明らかになっています。連帯ユニオン呉交通局支部は、これら一切をあばき、ひとりの首切りも許さず闘います。絶対反対で団結して闘えば民営化・首切りは必ず阻止できます。大反撃はこれからだ! 共に闘おう!

※「労使一体」→そもそも労働組合とは、労働者が資本・当局と闘うための団結体であり、当局と「一体」となったらもはや労働組合ではなくなる。

2011/08/22

呉市交通局支部を結成|呉市交通局支部no.1

市バス民営化絶対反対
一人の首切りも賃下げも許さない!
民営化・首切り反対で団結しよう


 広島連帯ユニオンは「呉市交通局支部」を結成し、デタラメな交通局民営化に反対する闘いを開始しました。交通局で働くすべての仲間のみなさん。ともに団結して闘いましょう!

●民営化・首切り・賃下げは、絶対反対以外にない!

 現在、「赤字」を理由に交通局廃止が議会の承認も得ずに市長の「民営化の方針表明」だけで進められています。三月の呉市議会でも「議会が承認しなかったらバック出来るのか」「暴走ではないか」との意見が出ています。
 ところが、交通局廃止・民営化に対して呉市公営交通労働組合の幹部は、すでに当局と合意文書をかわしています。この労組幹部が「騒ぐと退職金が減る」「呉市から騒ぐなと言われた」と言ったとの噂が職場で飛びかっています。「騒ぐな」というのは、「組合は当局に逆らうな、黙って民営化に従え」ということです。しかし、民営化とは言うまでもなく、首切り・賃下げ・大リストラであり、組合つぶしの攻撃です。これに
対して、労働組合が反対するのはあたりまえです。当局が組合に対して「騒ぐな」=「反対するな」と言うのは、組合活動に対する明白な不当労働行為です。これに抗議するどころか、組合員に向かって「騒ぐと退職金が減るぞ」などと脅すような組合幹部がいたとしたら、それはもはや当局の手先です。

●何のための労働組合か

 職場は廃止する、雇用は保障しない、再雇用の労働条件は大幅切り下げ。これが交通局民営化の実態であることは、いまや完全に明らかになりました。すでに「呉市」と「広電」の採用試験は終っています。呉市は21人の募集枠にもかかわらず14人しか合格させませんでした。あたかも全員採用するかのような報道がされた広電は、屈辱的な「試験」「面接」のすえに、11人もの不採用者を出しています。しかも広電の募集は、経験年数もまったく無視した完全な新規採用であり、40〜50歳台の労働者は賃金がいきなり半分、3分の1まで切り下げられ、住宅ローンや教育費も払えなくなります。これではとても受けられないと言う人を含めて50数名の再就職が、現段階で決っていません。
 一人の仲間の首切りも許さず、労働条件を守るのが労働組合の使命です。当局・資本の首切りや賃下げに反対して闘い、生き抜くために労働者は組合の下に団結するのです。しかし公営交通労組の幹部たちは、反対のはの字も言わず、当局になりかわって組合員に民営化・首切り・賃下げを飲ませている! この組合幹部の態度こそが、デタラメな民営化攻撃をまかり通らせようとしているのです。

●市には雇用と公共交通を守る義務がある

 民営化問題は、決着が着いているわけではありません。市には公共交通を守り、職員の雇用を守る絶対的な義務があります。「赤字だから民営化する」「解雇する」ということは許されません。デタラメな民営化が一見「スムーズに」進んでいるかのように見えるのは、公営交通労組の幹部たちが、率先協力しているからです。しかし、ここに彼らの最大の弱点があります。現場から闘いが起きたとたんに、あらゆる矛盾が暴かれ、民営化攻撃は破たんします。真の闘いはこれからです。

●労働者の誇りにかけて団結して闘おう

 「赤字は労働者が働かないのが原因だ」という、国鉄分割・民営化の時と同じことが宣伝されています。呉市議会では「はしにも棒にかからないような不良職員がどれくらいいるのか」なる質問がされています。絶対に許せません。私たちの仲間は、地域の公共交通を担う誇りをもってハンドルを握り、日夜働いてきたのです。近年の事故の多発も労働者の責任にされ、悪意あるマスコミ報道がされてきました。しかし事故の真の原
因が、赤字を口実にした安全無視の合理化や、外注化にあることは、はっきりしています。JRを見ればいいのです。国鉄分割・民営化による組合つぶし、合理化につぐ合理化が、尼崎事故を引き起こし、いまも事故は頻発しています。
 労働者に一切の犠牲を押しつけ一握りの資本家だけがもうかる、こういう世の中が続いてきました。3・11大震災と原発事故はその行き着いた先です。こうした世の中を変えるためにも、労働組合をよみがえらせ、闘いましょう。