2018/06/30

機関紙『連帯』No.288を発行


機関紙『連帯』No.288を発行しました。

2018/06/27

桐木社長は不当な裁判引き延ばしをやめろ!!山陽測器

桐木社長は不当な裁判引き延ばしをやめろ!
(株)山陽測器は直ちに解雇を撤回せよ!

山陽測器解雇撤回闘争支援基金が発足

山陽測器で働く仲間の皆さん。地域の仲間の皆さん
 広島連帯ユニオンはこの度、山陽測器解雇撤回闘争支援基金を立ち上げ、口座を開設し、広島県下を始め全国の労働組合にMさんの解雇撤回闘争の支援を呼びかけることにしました。
 山陽測器が行なってきた解雇、パワハラ、暴言の数々。同じような境遇で苦しんでいる労働者は日本中にいます。働くものがとことん低く扱われている今の現状に怒りを持ち、 「なんとかしないと」と考え、労働組合運動をしている人もたくさんいます。こうした人たちに広く解雇撤回闘争の支援を呼びかけ、 山陽測器・桐木社長を社会的に包囲し、不当な解雇を撤回させたいと考えています。
 同時に、それを通じて、 「働き方改革」という名で労働者を過労死と非正規労働に追いやる攻撃、憲法を変えて若者に「国のために死ね」という国家に変えていく攻撃に立ち向かう幅広い力を作り出していきたいと考えています。

裁判の引き延ばしであがく会社

6月11日に行われた地位確認訴訟(解雇撤回そのものを争う訴訟)では、9月に予定されていた証人尋問について会社側が 「質問と回答の調整に時間がかかる」といって11月まで引き延ばすように主張しました。結局その場では証人尋問の期日は決まりませんでした。
 裁判の証言とは、あったことをありのままに証言することです。 「質問と回答の調整」に5ヶ月も時間がかかるというのはどういうことでしょうか? 解雇の正当性を主張することができないからこそ、そんなに「調整」に時間がかかるのではないでしょうか? このように不当に裁判を引き延ばすことを許すことはできません。直ちに解雇を撤回すべきです。

労働者は不当解雇に手を貸すことを拒否しよう

山陽測器で働く仲間の皆さん! いま会社が有形無形の圧力をかけて、皆さんを不当解雇の「協力者」にしようとしていることをユニオンは知っています。おそらくいま、会社は何人かの労働者を証言台に立たせようとしているのではないでしょうか?
 しかし、ユニオンは真実を知っています。 「解雇のための署名」も会社の自作自演であったことは知っています。これ以上裁判を引き伸ばせば、これまで以上に違法・不当な事実が明るみに出て会社としてもっと打撃を受けるということも、団体交渉で桐木社長に警告しました。
 意に沿わない証言は拒否しましょう! それで嫌がらせを受けたらユニオンで一緒に闘いましょう!

病棟の仲間が団結して働ける職場を!草津病院労組


病棟の仲間が団結して働ける職場を!
労働組合で団結し、職場を変えよう

草津病院支部(草津病院労働組合)
2018年6月27日

 看護師は、「あらゆる業務をこなせ」といわれ、正規職ケアワーカーは手当を減らされて生活できなくっています。正規職ケアワーカーは、夜勤手当を「基本給」に組み入れないと生活できません。基本給だけでは生きていけなくされています。

■職場をバラバラにして、現場の団結をつぶす⼈事考課制度はいらない

 人事考課制度と連動した低賃金は許せません!すべての労働者の賃金の一律大幅アップが絶対に必要です。現場の労働者の働き方を人事考課制度が縛っています。「自主的・積極的に働いていない」と管理職に断定されれば、実際に評価が下がります。賃金も減額になるという実損を伴うから、絶対に評価を下げられないためには、「自主的に働き、経営方針に従う」ことが求められています。職場に分断が持ち込まれて、労働者が個々バラバラにされています。その中で、勤務前出勤やサービス残業が当然とされオーバーワークとなり、現場労働者の体力・精神が疲弊させられているのが病棟の現状です。

■常勤ケアワーカーを非正規職にするな!

正規職ケアワーカーの欠員は不補充のまま。代わりに看護師を増員しています。「何でもできる看護師の方が、経費として効率がよい(団交での経営側の発言)」との理由で、一方的に正規職ケアワーカーを看護師へと置き換えています。救急病院になった草津病院には常勤のケアワーカーはいらないということなのです。正規職ケアワーカーを必要な時だけ雇い、使い捨てにする非正規職化には絶対反対です。団結して誇りを持って働ける職場を取り戻していこう!

■働くほど健康を損なうような医療・福祉の現場を変えよう!

 1 日の労働の疲れが蓄積して、次回の業務までに回復しない働き方でドンドン疲労が重なり、心身の健康を損なう状況が生み出されて、すでに病休まで出ています。
 健康や体力回復のためのマッサージや通院に自費を使っている医療・福祉労働者が、草津病院のみならず、すべての職場にどれほど多くいるでしょうか。
 人の健康を回復させる手助けをする医療・福祉労働者が、経営の「命より金」の方針で人員不足・多忙化、過重労働で日々健康を損なっている現実!これは絶対に許せません!

■労働者が団結し闘えば勝てる!職場を変えることができる!

労働者が個人で経営側に「意見」言うことは大変です。それは人事考課制度に原因があります。職場の悩みを組合に相談して下さい。団結して一緒に取り組み闘えば、労働委員会に勝利命令を出させたように勝てるということです。職場の現状について、組合への相談をお願いします。団結して職場を変えよう!

働き方改革法案を葬り去ろう!
労働組合の力で改憲・戦争を止めよう


 「働き方改革」関連法案が衆院を通過し、延長国会で強行採決・成立が目論まれています。イメージとは逆に「働き方改革」は労働者には百害あって一利なしです。
①超長時間労働・過労死を拡大し、サービス残業を横行させる
 労働基準法に「月100時間までなら残業させてよい」という項目を新設……過労死ライン80 時間を超える労働が合法化され、過労死しても過労死と認定されなくなります。
 高度プロフェッショナル制度……一定の年収以上の労働者には時間ではなく、評価制度による「成果」で賃金を支払うというもの。これもまた超長時間労働・過労死が激増することになります。今は年収1047 万円以上が適用条件としていますがすぐに年収400 万円ぐらいまでに引き下げられます。
 「多様な働き方」「雇用によらない働き方」の推進……労働基準法も労働安全衛生法も適用されない「個人事業主」をハローワークなどを使って拡大しようとしています。
 過労死も労災も保障されない、社会保険も自己責任。大半の労働者が労働組合にも入れないようにされかねません。
②正社員を「非正規並み」に落とす「同一労働・同一賃金」
 「同一労働・同一賃金」という掛け声で出されている法案は、非正規の待遇を改善するのではなく、逆に正規から各種手当などを奪って「非正規並み」の低賃金に引き落とすことが目的です。そしてこれからは正規も非正規も関係なく、評価(人事考課)制度で賃金を資本家が決め、その利益のために、全労働者を低賃金にすることを狙っています。
 「働き方改革」法案は、もはや行政や法律は労働者を保護しないということです。労働現場ではサービス残業・過労死・非正規拡大はどんどん進行しています。安倍政権は、改憲を通して、すべてをひっくり返し、働く権利・生きる権利を奪い、労働組合を根絶しようとしています。だからこそ、労働者は生きるため、人間らしく働くためには、職場で団結し労働組合をつくりたたかうことが必要です。

職場から改憲・戦争反対の声を!

今、JRでの乗務員制度改悪や郵政労働者に対する各種の手当廃止の攻撃など「働き方改革」の内容を先取りするような施策が民営化でできた大企業から始まっています。
 乗務員や駅員、郵便業務など、現場労働者が誇りを持って働いてきた働き方を解体して、「労働者を商品として扱う」むき出しの資本主義がよみがえろうとしています。それは「労働者を労働力・モノとして使い捨てにすること」です。これは医療・福祉の職場でもまったく同じではないでしょうか。
 この行き着く先は、腐り果てた資本家階級が生き残るためには、労働者民衆は犠牲になれ!、資本家の利益を守るための戦争でどれだけの人が死のうがかまわない、という新自由主義の究極の姿です。このような戦争をやるために改憲が企まれているのです。

すべての働く仲間は、改憲・戦争反対!で立ち上がろう!

朝鮮半島での南北会談や米朝会談を為政者に強制している韓国・民主労総の労働者、ストライキに立ち上がるアメリカ・フランスをはじめ全世界の労働者のように職場で団結して闘い、職場を変えよう!
 働く仲間は、労働組合に入って改憲・戦争に反対しよう!

2018/06/25

イズミはTさんの雇止=解雇を撤回せよ!

6.4 イズミ本社団交決裂!

イズミはゆめマート尾道の労働者Tさんの雇止=解雇を直ちに撤回せよ!


 勤続年数2年半、その間に契約更新を7回行なってきているパート労働者にイズミは突然、雇用の打ち切りを言ってきました。半年の契約更新をしてきたTさんは、5月15日に雇用期限が来るので雇用更新をしなければなりません。しかしイズミは5月1日に「7月15日まで2ヶ月の雇用更新を行なう。その後は雇用更新を行なわない」と言ってきたのです。「あと2ヶ月だけ雇ってやるから判子を押せ」と言うのです。とんでもないことです。Tさんは、このような一方的な不利益な扱いは許せないと2ヶ月に限定された雇用更新を拒否しました。そのために5月15日で期間満了となり失職したのです。
 突然の雇止=解雇に驚いたTさんは労働基準監督署に訴えるなど全力で不当なことは許さないと闘ってきました。イズミは「雇い止め通知理由書」で5点にわたる理由を明らかにしましたがどれも不当なものです。
1)お店で働く従業員が恐怖心をもって仕事をしている。
2)レジ周りの備品の位置を自分勝手にレイアウト変更する。
3)レジ内側に予備のカゴを身長と同じくらい積み重なているなど、指導したら一時的には改善されるがしばらく経つと、またもとに戻る。
4)勤務時間よりも前にレジからでて、時間なるまでカードリーダーの前で待ちカードを通す。
5)レジリーダーに脅しともとれるLINEを幾度となく時間を問わず送る。
 Tさんは、この5点についてイズミから示された直後に内容証明郵便で反論しました。1)については「そもそも確認困難なことである。2)については「ごみ箱の配置について改善提案した。その結果、定位置が変更となったことはある」。3)「2人体制の時間帯は忙しく整理に十分な時間を取ることが出来ないことがある」。4)そのような事実はない。5)についても夜中の1時にLINEをした事実はない。ということです。
 組合は雇止=解雇の撤回を求めて団体交渉を2回実施しました。第1回の団体交渉で上記のような反論をしたところ、イズミは改めて調査して回答するということになりました。5月1日に出してきた「雇い止め理由通知書」の根拠にイズミは自信がなかっということです。しかし再調査したというイズミの回答はどのような調査を行なったのか、どのようなことが確認出来たのかということは明らかにせず結果は変らないというものでした。
 第2回の団体交渉では「繰り返し雇用更新を行なってきている労働者は期間の定めのない労働者として扱わなければならない」「解雇の理由とされた5点については解雇にあたいしない些細なことでる」「またT組合員の主張と違うものであり不当である」「組合はイズミ本社の姿勢次第で円満解決出来る案件であると考える」「6月16日から職場に復帰、その間の賃金保障は求めない」を提案しました。しかしイズミはかたくなに雇止=解雇に固執したので、団体交渉は決裂しました。
 労働組合で団結したら勝利することは可能です。組合とT組合員は全力であらゆる手段を使って雇止=解雇を撤回させて行きます。共に闘おうではありませんか。

2018/06/23

6.23教育労働者のつどいに参加

 6月23日、「君が代」不起立処分撤回を求めて闘う広島の教育労働者3人が呼びかけて、『教え子を再び戦場に送るな!戦争・改憲を許さない!広島教育労働者のつどい』が開催されました。東京からかけつけた根津公子さんは、今日の教育現場での改憲・戦争に向けた攻撃が日の丸・君が代から始まったと指摘され、多くの人たちが呼びかけに応えて集まってくれて不起立解雇を阻止したこと、全国の学校で教職員が立ち上がれば社会を変える事が出来ることを訴えられました。
 学校・分会訪問や広教組定期大会で123名の集会への賛同が寄せられ、8・6ヒロシマ〜改憲阻止大行進運動を作り出す運動そのものとして集会が成功しました。

 3名の被処分者から、現場の報告と闘いの決意
 倉澤さんがカンパアピール
「組合こそ今日のような集会を開くべき。組合を変えよう!」

2018/06/18

資格手当改訂絶対反対!一律大幅賃上げを!|広大生協労組

機関紙『団結』No.254
2018/6/18
広大生協労働組合 

資格手当改訂絶対反対!一律大幅賃上げを!

 旅行業と宅建業だけ、しかも一部の人だけ20倍! 差別と対立をあおるな!

部内報『ネットワーク』6月号で資格手当の改訂が公表されました。旅行業と宅建業に携わるごく一部の人だけが2万円近い賃上げになるこの改訂は、絶対反対あるのみです。「人材の流出を防ぐ」というのが改訂の理由です。しかし、事の本質は特定の業務が運営できなくなることではなく、広大生協の多くの労働者が低賃金で働かされているということです。一部の労働者のみが優遇され、一方で他の労働者は「いくらでも代わりはいる」とばかりに低賃金・強労働のうえ労働者としての誇りまで奪われる。こうした分断に対する怒りが職場に渦巻いています。
 私たちはなぜこのような仕打ちに怒っているのでしょうか。ともに働き、共同して職場や社会を支えているのに一部のものだけが優遇されることが許せないからです。だから資格手当の改訂は絶対反対です! そして、生活できる賃金を払え! 一律大幅賃上げを!

団交では理事会の無責任が次々明らかに 決まりも守らず勝手に運営

5月1日の団交では、常務理事会で決定すべき嘱託職員の雇用延長を、常務理事会の決定なしに行われていることが明らかになりました。後継者の育成ができなかったからといって、一部の者だけが雇用延長されるのも同じ問題だ。後継者を育成できなかった責任は棚に上げて、労働者を差別することでその付けを労働者に払わせるということではありませんか。ちゃんと手続きを踏まずに勝手なことが出来るのか? 本人の希望に応じて雇用延長するべきです。

違法残業も居直る理事会、あらゆることに無責任の極み

6月5日の団交では、法定労働時間を超える違法残業をさせていることが明らかになりました。これも理事会の責任です。店長や部長を兼任し、現場を良く知っているはずの常務理事が長時間残業を強制しているのです。しかも、団交の席上で平然と居直っているのです。安倍政権の「働き方改革」と同じ8時間労働制の解体であり、行き着く先は精神疾患や過労死を生み出すような職場です。
 現場の労働者は自分の仕事に誇りをもってきちんとやろうとしています。長時間労働になるのは本人の責任ではありません。体制が保証されないために残業せざるを得ないのです。もちろん低賃金を残業手当で補うということもあります。これも当たり前の賃金を保証しない経営陣の責任です。
 すべて経営陣の責任でおきているのではありませんか? まじめにきちんと働いている自分たちが低賃金で、ちゃんと責任を果たさない管理職が何倍もの報酬を手にするのはいったいどうしたことか。問題を指摘されても聞こうともしない。意見をすると冷遇される。こんな職場は絶対おかしい、皆そう思っているのではありませんか?
 こんな経営陣に任せていて良いのか!  現場を動かしているのは私たち労働者です。労働組合の力で職場を変えよう!

2018/06/12

長く安心して働くことのできる職場に|推進機構支部


『労働組合を強くする会ニュース』No.19
2018年6月12日

長く安心して働くことのできる職場に
労働組合運動を発展させよう

推進機構には広島県地域保健医療推進機構労働組合があります。現状、毎年各課から選ばれる親睦会の役員の中から親睦会長、副会長、会計が選出され、その人が労働組合の委員長・副委員長・会計を兼務するという形で運営されています。
 会社役員も含む親睦会と労働者の利益のための組織である労働組合は本来性格の違う組織です。以前は労働組合といってもほとんど活動実態のない状態でした。私たちは数年前にそのことを問題提起し、以来、組合費の徴収が再開され、わずかではありますが労働組合としての活動が取り組まれてきました。

労働組合運動で賃上げを要求 

私たちは昨年、非正規労働者(嘱託・臨時・パート職員など)の低賃金問題、それにともなう離職などで人員不足になっていることをこのビラで問題にしてきました。そして労働組合としてもアンケートなどが取り組まれ、賃上げを求める声があげられました。その結果前年度までの勤務者に対して、前年度に利益が出れば「業績調整手当」を支給するということを実現させました。
 こんなことで非正規労働者の低賃金問題の解決には程遠いですが、ボーナスのない臨時職員やパート職員などにも支給させるなど一定の前進だと思います。

労働者の団結力で職場を変える

「働き方改革」(裏面参照)など、私たち働くものの置かれている状況は決して「安心して長く働ける」「人間らしく生きていける」状況ではありません。非正規労働の拡大、過労死・長時間労働・サービス残業の横行、パワハラ・セクハラなど、労働者がとことん軽んじられています。だからこそ、労働者の団結した力で職場のあり方を変えていく労働組合運動が重要です。

 意見や職場の疑問をお寄せください。 一緒に推進機構労働組合を労働者の権利と地位向上のためにたたかう組織に変えていきましょう。

「働き方改革」絶対反対!

「働き方改革」関連法案が衆院を通過し、参院での審議が始まっています。「働き方改革」という言葉で何か労働者のための法律であるかのようなイメージが振りまかれていますが全く逆です。

①超長時間労働・過労死を拡大し、サービス残業を横行させる

労働基準法に「月100時間までなら残業させて良い」という項目を新設・・・過労死ライン80時間を超える労働が合法化され、過労死しても過労死と認定されないことになります。
 高度プロフェッショナル制度・・・一定の年収以上の労働者には時間ではなく成果で賃金を支払うというもの。これもまた超長時間労働・過労死が激増することになります。今は年収1047万円以上が適用条件としていますがすぐに年収400万円ぐらいまでに引き下げると言われています。
 「多様な働き方」「雇用によらない働き方」の推進・・・労働基準法も労働安全衛生法も適用されない「個人事業主」をハローワークなどを使って拡大しようとしています。過労死も労災も保障されない、社会保険も自己責任。労働組合で争うことも許さない労働者を大量に生み出そうとしています。

②正社員を「非正規並み」に落とす「同一労働・同一賃金」

「同一労働・同一賃金」という掛け声で出されている法案は、非正規労働者の待遇を改善するのではなく、逆に正規労働者から各種手当などを奪って「非正規並み」の低賃金労働者に落とすことを狙っています。すでに郵政などで正社員への各種手当の剥奪が始まっています。
 そしてこれからは正規も非正規も関係なく、評価制度で賃金を決めることを狙っています。
 「働き方改革」法案が意味することは、もはや法律や行政は労働者を保護しないということです。労働現場ではサービス残業・過労死・非正規拡大はどんどん進行しています。だからこそ、労働者は生きるため、人間らしく働くためには、職場に団結した労働組合をつくりたたかうことが必要です。

2018/06/10

6.10中四国国鉄闘争集会に参加


 6月10日、岡山国際交流センターに動労西日本はじめ中四国の国鉄闘争を闘う労働組合が集まり、6.10中四国国鉄闘争集会が開催されました。
 冒頭、岡山大学医学部職員組合の矢田範夫さんが開会あいさつに続いて、高陽第一診療所労組の森末一義委員長が8.5-6ヒロシマ大行動へのアピールを行ないました。動労西日本の山田和広書記長が「7.1全国集会へ!改憲阻止の先頭に国鉄闘争を掲げよう」と題して基調を提起、参加労組から次々と改憲阻止にむけた決意をのべました。動労西日本からは広島メンテック解雇撤回闘争、広島印刷事業所廃止阻止闘争、始業前無賃労働撤廃闘争の3つの闘いが提起され、あらゆる産別・職場で闘おうと訴えられました。
 国鉄闘争全国運動7.1全国集会に大結集し、8月ヒロシマ闘争、9月改憲発議阻止へ闘おう!

2018/06/03

6.3星野さん解放!高松全国集会に参加


 6月3日、「星野さん解放!高松全国集会&パレード」が高松市のサンポートホール高松大ホールで開催されました。広島からも大型バスをチャーターして「星野希望バス」で参加し、全国から千名を超える仲間が集まりました。
 集会では、全国再審連絡会議共同代表の平良修さんが「沖縄と星野文昭」と題して講演されました。沖縄の闘いを共に闘った星野さんの正義性を改めて実感しました。青年労働者による星野暁子さんの詩の群読、星野さんの出身校のある高崎で救援活動をされているソプラノ歌手田嶋咲乃さんによる「あの坂をのぼって」、星野文昭さんと暁子さんがモデルとなった演劇「ブラインドタッチ」の演出家坂手洋二さん、主演の高橋和也さん、星野暁子さんによるスペシャルトークなど、星野さんを取り戻す運動がすごい勢いで拡がっていると確信しました。


 集会後、高松にある四国地方更生保護委員会にむけてパレード、アーケード街で市民の皆さんに星野解放を訴えました。必ず星野さんを取り戻そう!

 ★星野文昭さんを取り戻そう!全国再審連絡会議のサイトへ
 ★坂手洋二さんのブログ→ 星野文昭さん解放全国集会の盛況