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2019/11/02

11.2労働者国際連帯集会に参加

11月2日、千葉市民会館で労働者国際連帯集会が開催されました。韓国・民主労総はじめ、ドイツから、台湾から、在日・滞日の闘う労働者から闘いの報告が語られました。香港からのビデオメッセージが上映されました。

 ユニオンからも組合を代表して発言しました。

 本日の国際連帯集会に日本各地から、韓国、台湾、ドイツ、全世界から結集された皆さん。広島連帯ユニオンから発言させていただきます。在日三世・被爆三世で、広島市内のコンビニで非正規職労働者として働いています。トゥジェン(闘争)でご挨拶します。トゥジェン!
 9月に開かれた組合の第32回定期大会で、初めて執行委員に選出されました。2017年に刊行された『労働運動の変革をめざして』(出版最前線)という本の中で、動労千葉前委員長の田中康宏さんが「どんなに小さな労働組合でも、労働者階級全体の利益、労働運動全体の前進という観点を常に忘れてはならない」と書かれています。広島連帯ユニオンもそういう組合であるように、私もできる限りのことをしたいと思っています。
 広島連帯ユニオンは、2013年秋から韓国・大邱の城西工団労組との交流を始めました。さらに大邱・慶北地域の運動体「民衆行動」ともつながり、8.6ヒロシマ大行動や国際婦人デー広島行動に参加してもらいながら、国際連帯を深めてきました。
 本日、この場に来てくださったイドゥクチェさん、イジョンジェさん、クォンイルチョンさんをはじめ、大邱の皆さんの尽力により、今年1月に大邱で星野文昭さんと暁子さんの詩画展、暁子さんの講演会が開催され、星野闘争と日韓連帯が大きく前進しました。星野闘争は、星州のサード配備阻止の闘いともつながっています。
 安倍政権とマスコミが韓国への排外主義を煽って、「日韓関係」が戦後最悪と言われています。しかしその根本原因は、安倍政権が植民地支配と侵略戦争の責任を認めず、居直っていることにあります。8月27日に当時の外務大臣・河野太郎が、1965年の日韓請求権協定について「韓国が歴史を書き換えたいと考えているならば、そんなことはできないと知る必要がある」と言い放ったことは、居直りの最たる例です。
 8月5日に広島で開かれた国際反戦反核集会で、星野暁子さんが「日本の植民地支配の残虐な歴史を消すことはできないが、その歴史を変えるために文昭は44年間、日韓民衆の真の連帯のために闘った」と発言されました。各国の支配階級が分断しようとしても、労働者民衆は国籍や民族の違いを越えて、階級として一つの存在です。広島連帯ユニオンは、星野精神を継承し、日韓連帯をさらに拡大していきたいと考えています。
 広島では現在、広島市当局が制定をねらう「拡声器規制条例」反対の闘いが最大の攻防になっています。これについてお話ししたいと思います。
 広島市当局は、反戦反核の声を押しつぶし、8月6日を「静かに祈るだけの日」にするため、8.6ヒロシマ大行動をターゲットにして拡声器規制条例の制定をねらっています。広島連帯ユニオンは、8.6ヒロシマ大行動実行委員会の一員として、制定を阻止するため市役所への申し入れ行動などを行い、広島の仲間と団結して闘ってきました。
 先月22日、広島市内で拡声器規制問題に関する第2回公開討論会が開かれました。広島市立大学の教員の方、広島の弁護士の方、自治労広島市労働組合委員長・福井利明さんの3名がパネリストになり、非常に有意義な討論ができました。条例の制定に反対する署名運動も始まりました。受付に署名用紙がありますので、ご協力をよろしくお願いします。
 広島市の松井市長は、7月の前回の討論会に引き続いて出席を拒否しました。市長の態度は許しがたいものですが、それだけ追いつめられているのだと思います。拡声器規制条例の制定は、自治体労働者に市民活動を弾圧させ、戦争に動員することをねらう攻撃であることをつかみました。来年の被爆75周年の8.6ヒロシマ大行動を成功させるため、条例制定を絶対に阻止しなければなりません。
 安倍政権は臨時国会で、憲法への自衛隊明記と緊急事態条項新設のため、改憲発議を目論んでいます。「労働組合のない社会」「非正規職だけの社会」をつくることは、改憲と一体の攻撃です。拡声器規制条例の制定も、本質は同じです。
 明日の全国労働者集会と改憲阻止! 1万人行進を成功させ、改憲と戦争を阻止する力強い闘いをつくっていきましょう。トゥジェン! ありがとうございました。

2019/08/05

8.5広島国際反戦反核集会に参加

8月5日、「被爆74周年8・5広島国際反戦反核集会」(主催:8・6ヒロシマ大行動実行委員会)が「星野文昭さんの遺志をつぎ、核と戦争をなくそう」をメインスローガンにアステールプラザで開催されました。
 、第1部の「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・チェルノブイリ・フクシマをくり返すな」が始まりました。中島健さん(大行動共同代表・ユニオン組合員)がヒロシマからのアピールを行い、「国際連帯で実際の戦争を阻止しよう」「核使用を必然化する帝国主義を打倒し、核兵器を廃絶しよう」と訴えました。ふくしま共同診療所の杉井吉彦医師が、東京オリンピックへの安全安心・帰還・復興キャンペーンを弾劾、被曝労働拒否を闘う動労水戸の照沼靖功さんは、高線量地域への常磐線延伸に反対する9・22水戸集会を呼びかけました。沖縄から「チーム緑ケ丘1207」の皆さん、韓国から全教組テグ支部のキムソクヒョンさんも
 第2部の「星野精神継承日韓国際決意大会」は、星野暁子さんの詩「僕のヒロシマ」の朗読から始まりました。小森龍邦さんは「星野さんの突然の死について権力を徹底的に追及する」「安倍内閣の不当な韓国に対する態度を、日本人から声を上げて追及しなければならない」と延べられました。続いて星野暁子さんが星野精神の継承を訴えました。韓国テグから参加予定の仲間が不当にも福岡空港で足止めされ参加できないという事態をはねかえして、集会は大成功でした。

2019/04/27

外登法・入管法と民族差別を撃つ関西交流集会に参加

 4月27日、大阪・東成区民センターで第28回外登法・入管法と民族差別を撃つ関西交流集会が開催されました。集会では、金元重さんが『ロウソク革命後の韓国』と題して特別アピール。広島連帯ユニオンからも在日3世の組合員が発言しました。 
 4月1日に「現代の奴隷制度」として外国人労働者を劣悪な労働条件の元で働かせる改悪入管法が施行されました。ユニオンも外国人労働者とともに闘います。民族・国籍・故郷を越え団結して闘い、改憲・戦争をとめましょう。

2018/11/05

台湾富士ゼロックスによるリストラ許すな!


11月5日、東京の富士ゼロックス本社に申し入れ行動

 広島連帯ユニオンは、台湾富士ゼロックスによるリストラに対して、連帯行動に立ち上がりました。日本、韓国、中国、さらに台湾へと、労働者の団結がひろがっています。東アジアの労働者国際連帯で、世界を変えよう!

10月29日、広島の富士ゼロックス前で連帯行動

11・4全国労働者総決起集会でも来日した呉嘉浤さんが発言


11・3労働者国際連帯集会での発言

桃園市産業総労働組合
呉嘉浤(ウー・チャホン・wu chia hong)さん
全世界で戦う労働者の皆さま:
 今日、私はあなたたちに、この瞬間台湾の労働者たちがグロバール規模の資本主義に対する闘争する状況を教えさせていただきます。

 私は台湾の桃園市產業総労働組合の書記であり、2014年から2016年にかけて台湾富士ゼロックス労働組合の幹事を務めました。今日、桃園市產業総労組の代わりに、皆様に報告します。2008年に、日本の「富士フイルム」が台湾ゼロックス会社を買収してからまもなくリストラ攻撃をし始めました。富士ゼロックスの労働組合はそのため結成されました。

 そのとき、もっと大きな規模のリストラを阻止させることができました。だが、その後、数年間の間、労総は会社側とは停戦状態に入っていました。
 今年のリストラ争議は富士ゼロックス労働組合が成立してから最も大きな争議となりますが、その背後は日本本社が指導しています。

 数ヶ月の無駄な交渉を経て、2018年10月23日には、台湾富士ゼロックス労働組合はとうとうストライキに突入しました。目標は、富士フイルムグループの全世界で約一万人のリストラに反対し、労働権を守りきることです。会社のリストラ計画では、台湾富士ゼロックスの従業員975人の中、約30パーセントで、300人を解雇するになっています。このリストラの計画は台湾の労働組合とは一度も交渉したこともなかったです。今までストは200時間を越えました。使用者は莫大な資本を武器に労動組合のストを破壊しながら、真剣に団体交渉に応じようともしません。

 台湾富士ゼロックスのっ従業員は営業、技術、そして庶務という3大業種でなりたっている。仕事をする時背広を着る。ヘッドクオーターは台北の繁華街のビルにあります。彼らは社会でいうホワイトカラー労働者で、
オフィスで反抗心がないという話をよく聞く社員だ。ですが、こういう労働者たちはどうしてストライキをするようになってのでしょうか?

富士ゼロックスのの専門は事務所で書類処理に関するサービスだ。彼らは一所懸命に働いています。営業マンはクライアントを取るのに必死です。だが、業績が悪くなるとほかの業務に移動するよう命令され、適応に支障が生じた場合、不適任で辞退を迫されます。庶務社員は命を削って深夜まで残業をした。ところが、上司はそれを残業として認めなかったせいで過労は闇に埋もれた。技術社員、つまりエンジニアの運命は24時間お客のために待機することだ。そのせいで、多数の同僚は機械を修理し続けたところ脳梗塞になった。しかし、産業災害認定においてもわざと人を困らせた。富士ゼロックスはエコなどの事業を通し社会企業の賞をかずかず受賞した。だが、見た目きれいな商標の裏側に労働基準法を繰り返し違反し、その頻度は台湾で指折りのブラック企業だ。

 皮肉なことに、これらの労働者は無数のオフィスの効率と専門性を齎したが、今はオフィスの消耗品として廃棄される運命に直面してしまいます。
 ストを敢行することによって台湾富士ゼロックス会社側を交渉テーブルに座らせることができましたが、使用者の態度は瞬時に変わるそのものです。労組と労働権を保障する協議を結ぶことを終始拒み、暗々裏に労組の正当な要求を歪みます。ストを破壊するため、会社側は組合員一人もれなく訴えると脅迫し、組合員を呼び出し、会社に出勤しないと解雇すると脅かします。会社は 圧倒的な資本力で日本から設備と消耗品を調達してきて、労組の倉庫封鎖に対応します。消耗戦で労組の戦闘力を無力化しようとするのです。その他、会社はまた上級労組、つまり桃園市産業総労組が交渉に参加することを強く反対してきました。無実な噂で富士ゼロックス労組と上級労組の関係を破壊しようとします。これはすべて労組が交渉テーブルでの戦闘力を弱くするための仕業です。ストを破壊する手段が九十年前、つまり、台湾は日帝の植民地だった時代と全くおなじのです。
 この一週間あまりの時間で、富士ゼロックス労働組合は台湾の外務省に陳情しに行ったり、何回も日本交流協会があるビル前で座り込み抗議をしました。交流協会をも占領り抗議しました。でも、結局は警察に追い出されて、逮捕された組合員もいました。我々は疑問を持たなければならなかった。台湾と日本の政府は日本財閥が労働者を圧迫する行為に対し、目をつぶって無視するつもりですか?

 台湾の労働基準法によって、解雇は‘最後の手段’という原則を遵守しなければならないです。だが、台湾富士ゼロックスは長期損失の見込みはないのに、リストラを計画するのが明らかに台湾の労働法令に違反することです。十年前会社は社員たちに‘リストラを執行してから賃金をあげてやる’と約束したことがあります。けれど、十年の間賃金は上げられることなくむしろ、十年後社員の目の前に迫ってくる現実は富士フィルムグループは61憶ドルでアメリカのゼロックスを買収すると同時に、全世界で一万人のリストラ計画を発表することです。こうすることによって、毎年4億ドルの人件費を節約しようとするのです。
                                                                         
 つまり、資本家はグロバルで最大限の利潤を絞り出すことだけを考え、労働者は犠牲を余儀なくされることです。富士フィルムグループのグロバルリストラ計画は根本的に台湾の労働人権を踏み躙りました。各地の子会社の従業員は全部被害者です。日本の財閥の植民は百年過ぎたあと再び蘇るんです。

 十一日に及ぶストライキの間、組合員は資本家から絶えない恐喝と肉体的な暴力まで耐えてきました。残念なことに、富士ゼロックスの使用者は団体交渉で約束したことをその翌日なしにするなど不誠実な態度で応じてきました。例えば、労働権を六か月保証してやると約束したので、すぐさまに一方的になしことにしました。結局、労組の交渉代表者たちは使用者の誠意を全く感じられないとし、交渉を中止することにしました。昨日の夜、台湾富士ゼロックス労組組合員はストをまた続くのかについて投票をおこなったが、結局実力を保留することにして、ストを中止することになりました。

 とても残念ですが、現段階のストで、台湾富士ゼロックス労組は日本富士フィルムグループに勝つことができませんでした。しかし、今回のストによって、台湾富士ゼロックスの労働者は単に国境を越えた資本の使い捨て消耗品だけではないことを証明したと思います。戦いはまたまた続きます。われわれ桃園市産業総労組は台湾富士ゼロックス労働者たちと一緒にあらゆる方式で最後まで戦うつもりです。今回を契機に、日本をはじめ、各国の労働者たちと団結の糸を結びたいです。なぜなら、今回台湾富士ゼロックス労組のストはまさに異なった国籍の人たちは団結することの重要性を証明したと思いますからです。先輩たちの経験を吸収し、また富士フィルムグループに対しもっと激しい戦いをできればと思うます。国境を越えた資本に対し、共に戦いましょう!闘争!

2018/02/20

城西工団労組定期総会へのメッセージ


2月24日に韓国テグの城西工団労働組合が総会大会を開催します。広島連帯ユニオンから動画でメッセージを送りました。

メッセージ

城西工団労働組合のみなさん。総会開催おめでとうございます。

広島連帯ユニオンです 。
同志の皆さんの、毎日の闘いに敬意を表します 。
みなさんと出会ってからもう4年以上が過ぎました。
この4年でたくさんのことを同志たちから学びました。
私たちはお互いに社会の最底辺の小さな職場で闘う労働組合です。
しかし、私たちは同志たちの闘いが
去年、政権打倒の火花になったことを知っています。
私たちも必ず、社会変革の大きな火を起こす労働組合になります。
労働解放の勝利の日まで、ともに力を合わせて闘いましょう。

성서 공단 노동 조합 여러분. 총회 축하합니다.
히로시마 연대 유니온입니다
동지 여러분이 매일 투쟁하는 것에 경의를 표합니다
여러분과 만난 지 벌써 사 년이 지났습니다.
이 사 년에서 많은 것을 동지들로부터 배웠습니다.
우리는 서로 사회의 가장 밑바닥에 있는 작은 직장에서 투쟁하는 노동 조합입니다.
그러나 우리는 동지들 투쟁이
지난해 정권 타도 불꽃이 된 것을 알고 있습니다
우리도 반드시 사회를 변혁하는 큰 불을 일으키는 노동 조합이 되겠습니다
노동 해방 승리할 날까지 함께 힘을 모아 투쟁합시다
투쟁!

다음주 거기에 묻겠습니다. 잘 부탁합니다.

来週、そちらに伺います。よろしくお願いします。


2017/11/26

ひろしま労働学校で訪韓闘争を報告

ひろしま労働学校で2017年訪韓闘争を報告しました

韓国民主労総の11.12労働者大会を前後する11月11日から13日にかけて、広島連帯ユニオンの代表が動労千葉訪韓団とともに韓国ソウルを訪問しました。その闘いを11月19日のひろしま労働学校で宮原亮執行委員が報告しました。


2017訪韓闘争報告

交流センターひろしま労働学校
2017.11.19
















2017/11/04

11.4労働者国際連帯集会に参加


 11月4日、労働者国際連帯集会が千葉市内で開催されました。韓国・アメリカ・ドイツから、そして滞日・在日の労働者と日本の労働者が一堂に集まり、ともに闘う団結を打ち固めました。特に朝鮮戦争が切迫する中で、労働者の国際連帯で戦争を止めようという発言が際立っていました。広島連帯ユニオンが連帯を深めている韓国大邱の城西工団労働組合から来日されたパクギホン副委員長が発言、広島連帯ユニオンからも在日3世・被爆3世の労働者が発言しました。

パクギホンさんの発言

 ソンソ工団労働組合副委員長のパクギホンです。トゥジェンであいさつさせていただきます。トゥジェン!
 日本の各地で活動しておられる同志の皆さん、お会いできてうれしいです。この場を準備してくださった主催者の方に感謝申し上げます。また、世界の各地から集まって来られた皆さんにお会いできてうれしいです。
 2017年は意義深い年です。1917年ロシア革命の100周年になる年であり、韓国の労働者大闘争がおこって30年になる年です。韓国では1987年、全国であらゆる産業にわたって労働者の怒りが爆発しました。その後、労組と組合員数は急増して、非妥協的で戦闘的な連帯闘争の典型を作り上げました。また1年前、韓国ではパククネ=チェスンシル・ゲートに、巨大なロウソクで韓国社会の変化を作りあげました。2017年11月4日、今日韓国の全国各地で1年前のロウソクを記憶しようと集会を行っています。
 このように誇らしい歴史を記念するだけのために ダラダラと話をしているのではありません。記念だけではなく現在の労働者民衆を取り巻いている搾取と抑圧を終わりにする行動が必要であるということなんです。同志の皆さん!インタナショナルの旗のもと前進また前進あるのみです。
 ブルジョア政権と資本は、業種・地域・国境を越えて緻密に労働者を弾圧してきました。非正規職制度がそうです。日本で始まったこの制度は、韓国に渡ってきて非正規労働者は50%を超えています。これに反して日本と韓国の労働者階級は、どれだけもっと強固な連帯をもって資本と政権の弾圧に対して対応してきたのか、反省せざるを得ません。
 2週間後には韓国では「チョンテイル烈士精神継承全国労働者大会」が開かれます。韓国の民主労総が、現在階級性・変革性が消失したと批判されています。労働者はひとつだということが、現在階級が正規職と非正規職、定住と移住労働者とに分断されて、連帯が空虚になってもいます。スローガンではなく実践と行動でたちあがらなければならない時です。資本主義体制の本質に触れられない労働運動には限界が明確であって、資本が主人の世の中ではなく労働者が主人の世の中に進もうという熱望をはっきりと示さなければなりません。階級性と変革性で武装しようということは、韓国に極限されたものではなく、全世界の労働者とともにしなければならない重大な問題です。
 私が活動しているソンソ工団の労働者は、民主労総に直接加盟している地域工団労組です。産業別労組としてたばねられてはおらず、工団地域を拠点にした製造業の移住・女性・非正規労働者の権利をかちとることが労働組合設立の由来でした。また民主労総を革新する希望として、労組の空白地帯で無権利状態の労働者が具体的な闘いに立つことができるようにする。すなわち民主労総が労働者階級の代表性を獲得して生まれ変わらなければならないということです。
 これは労働運動の当然やることとして、原則的な言辞を列挙することではありません。ここに集まった同志たちと方法と方策を模索してみようという趣旨で行う発言です。下から下から、そして左から、左派が設定されなければなりません。
 高度に発展した製造業が低賃金の労働市場に移動するということは、日本から韓国へ、韓国から中国へ、ベトナムに、いまではラオス・カンボジアに移っています。資本家は限りなく搾取率を高めるために低賃金構造を校公然と作っています。私がいるソンソ工団は 低賃金と長時間労働の汚名をかっている場所です。特にパククネ=チェスンシル・ゲートで巨大な抵抗で政権が変えられはしましたが、労働者の暮らしは依然そのままです。労働者の権利は工場の敷居をまたぐ瞬間、無権利状態でそれこそ資本の独裁天国です。労働者自らがこれに対して闘って変化させなければならないという時期に直面しています。
 このような全地球的な低賃金と長時間労働を断ち切ろうではないですか。最近では中国とベトナムでは、労働者たちのストライキがひっきりなしに起っています。また、バングラディシュ等の東南アジアの国では、最低賃金引き上げ闘争が激烈に起こっています。日本の長期的な経済停滞と中国の景気鈍化が示すように、世界的な経済危機に直面している状況です。新自由主義の体制が、経済危機から自分を救う方策として、必然的に帝国主義戦争をともないます。
 特にアメリカのミサイル防御体制に再編されることに、韓国はノーと言えずにいます。いわゆるロウソク政権と言うムンジェイン政権は、この9月7日に慶尚北道星州郡ソソンリにサード配備を完了しました。断固として言います、労働者民衆のための政権だということはできません。
 日本と韓国は常時戦争の脅威にあり、ブルジョア政権はそのような戦争の恐怖を凶器として利用します。安倍政権がその頂点にあります。同志たちそうではありませんか? あまりにも当然ですが帝国主義戦争は労働者民衆が一番おおきな被害を受けます。反対を超えて阻止しなければならないレベルの問題です。それは労働者民衆の生存権問題であるからです。そういうところで日本の労働者階級が足早に対応しようとしている態勢は、韓国だけでなく世界の労働者が学ばなければならないところです。
 各国で起っている激烈な闘争が一国的次元ににとどまるなら、超国籍資本とその資本を擁護するブルジョア政権に対してしっかりと勝利したと自信をもつことはできません。「万国の労働者よ団結せよ」万古不変の真理の前に、ここに集まった同志たちの態勢は、もっともっと具体的であり緊密になったならうれしいと思います。交流というものを超えて、資本と政権に対する全世界の労働者の戦略的な闘争が必要だと考えます。なぜならばここに集まった同志たちはより良い世界を作ろうと努力する活動家であるからです。
 もし私が来年この場に再びに来ることになるなら、今日の発言のように宣言だけではなく、実際的な闘争の戦略と戦術を討議する場となることを希望します。インタナショナル歌がなりわたっています。全世界の労働者の力強い声でインタナショナル歌がより広くいきわたるようにしましょう。この道をともにする全世界の労働者の旗のもと、団結・闘争しましょう。
トゥジェン

広島連帯ユニオンからの発言

 本日の集会に日本各地から、韓国・アメリカ・ドイツ、世界から結集された皆さん。広島連帯ユニオンの組合員で、在日3世で被爆3世です。広島市内のコンビニで非正規職労働者として働いています。トゥジェン(闘争)でご挨拶させていただきます。トゥジェン!
 広島では先月22日、50人の参加で「改憲・朝鮮戦争阻止! ヒロシマ行動」の集会とデモを行いました。自治体労働者が司会や基調提起を担当し、東京8区から衆院選に立候補した斎藤いくまさんの闘いと一体のものとして勝ちとり、大成功しました。
 衆議院解散・総選挙は、自民党と公明党の与党が3分の2以上の議席を獲得しました。しかし安倍政権に勝利感はありません。いつ打倒されるかという恐怖に怯えています。日本の支配階級は戦後一貫して改憲と核武装を狙ってきましたが、労働者民衆の闘いで阻止し続けています。
 皆さんもご存知の通り、在日の私には参政権がありません。選挙というものは、支配階級の中の誰が労働者民衆を最も多く搾取するかを競うものでしかない。このことは理解していましたが、そこで意識が止まっていました。テレビで候補者の演説を聞いても、自分には関係ないと思っていました。
 しかし鈴木達夫さんの選挙から、斎藤さんの選挙に至る過程を見て、私は締め出されているとは感じませんでした。斎藤さんの「私は国会で、こういう法律を作ってあげるという約束はできません。唯一できるのは皆さんと共に闘うこと。それが一番大事なことだと思っています」という発言を聞いて感激しました。議席を守ることしか考えない政治家にはできない、階級的労働運動が生み出した候補だからできる発言だと思います。
 私は2003年に初めて11月労働者集会に参加するまで、「アメリカや韓国に労働運動があるの?」という認識でした。集会で米韓両国の闘う労働者の姿に感銘を受けたことを覚えています。今年刊行された『労働運動の変革をめざして』(出版最前線)という本を読み、国鉄労働運動と、動労千葉派が切り開いてきた国際連帯の地平の大きさを改めて感じました。幹部同士だけではなく、現場労働者の交流の積み重ねが国際連帯を拡大していくのではないでしょうか。広島連帯ユニオンと城西工団労組の連帯も、この地平の下に発展してきたと思っています。
 文在寅政権は、朴槿恵政権への怒りが生み出したものにも関わらず、ハンサンギュン委員長を未だに釈放せずにいます。資本の利益を代弁するという点では朴槿恵政権と変わりません。韓国の労働者民衆は、民主労総を先頭に「政権交代で終わらせてはならない」と訴え、闘い続けています。この決起と共にする闘いが東京―ソウル国際共同行動です。
 私事ですが、先日、韓国の親族とメールのやり取りをしました。メールには「韓国・北朝鮮問題によって国際情勢が不安なのは、少し心配になるが、大きな問題はないと思う」とありました。私に心配をかけまいとしてそう言ってくれたのだと思います。金正恩政権の核実験やミサイル発射は、労働者民衆にとって許されるものではありません。
 しかし戦争を煽っているのは安倍やトランプです。1950年に朝鮮戦争が勃発した時、首相だった吉田茂は「天佑(天の助け)だ。これで日本経済を立て直せる」などと発言しました。その孫の麻生太郎は「選挙の勝利は北朝鮮のおかげ」と言い放っています。支配階級は自分たちの利益と金儲けのためなら、労働者民衆を犠牲にすることも厭いません。彼らと私たちは非和解です。このことを鮮明にしない勢力に、改憲と戦争を阻止する力はないと思います。
 明日、トランプが来日し、明後日に日米首脳会談が開かれます。トランプと安倍に怒りを叩きつけ、朝鮮戦争を絶対阻止する行動として日比谷野音の集会とデモを打ち抜きたいと思います。ありがとうございました。

2017/05/19

サード配備阻止闘争への連帯メッセージ


韓国・星州(ソンジュ)でサード配備阻止闘争を闘っている住民のみなさんへ、広島連帯ユニオンから連帯メッセージを送りました。

サード配備阻止闘争への
連帯メッセージ

広島連帯ユニオン

 サード配備阻止を闘う星州の住民のみなさん! そして星州住民とともに闘う全てのみなさんに広島連帯ユニオンから連帯のアピールを送ります。
 命をかけ、血を流して戦争のためのサード配備と闘うみなさんの闘いに日本の私たちも連帯して闘います。差し迫る戦争を阻止するための共同の闘いとして共に闘う決意を込めて闘争で挨拶します。闘争!

 パククネを打倒した皆さんの闘いに日本の労働者は皆感動しています。そして大統領が変わっても、絶対反対の現場の闘いを緩めることなく継続する姿勢に感銘を受けています。ムンジェインは直ちにサード配備を撤回せよ!
 日米帝国主義の朝鮮侵略戦争に反対し、サード配備阻止も訴えて私たちも繰り返し原爆ドーム前に結集して行動を行なっています。広島への原爆投下から72年の今年の8月6日には星州の闘いと連帯して朝鮮半島や東アジアにおける核戦争を阻止する国際的な労働者民衆の共同行動を呼びかけたいと思っています。

 米国のトランプ政権が「朝鮮半島の非核化」「北朝鮮の核の脅威」などと言って、北朝鮮に対する戦争を準備しています。しかし、7000発以上の核兵器を保有し、朝鮮半島近海で核戦争を想定した軍事演習を行っている米トランプ政権こそが平和を脅かす存在ではありませんか。日本の安倍政権は、この戦争に自らの帝国主義としての復活をかけて参戦しようとしています。すでに2年前、朝鮮戦争を想定して、安保法制が制定されました。先日、安倍首相は2020年には憲法を変え、日本を戦争のできる国家に改造することを宣言しました。慰安婦問題での「日韓合意」の強制は再び朝鮮半島で戦争を行う意思の表れです。

 この戦争をやろうとしているのは、人口にして社会の1%にすぎないほんの一握りの支配者たちです。パククネが財閥資本の利益を代表していたように、安倍は日本の財閥を、トランプは米国の財閥を代表しています。セウォル号が沈没し、パククネが高校生の命を見捨てたのと同じく、日本の政府は福島原発事故の放射能汚染を隠蔽し、子どもたちを癌で死に追いやっています。軍国教育の復活をねらう学校建設に、安倍は自分の妻を通じて何十億円もの便宜供与を行っていました。日本のチェスンシルゲートと呼ばれています。不安定な雇用、安すぎる賃金で結婚もできない、子どもも産めない青年たちの姿は日本でも韓国でも全く同じです。この戦争はこのような1%の連中の利益のための戦争です。私たちはこのような戦争に絶対反対です。特に、今回の戦争は核兵器の使用が想定されています。私たちは原爆の惨禍を知る広島の労働組合としてこの戦争を、絶対に始まる前に阻止しなければならないと決意しています。

 サード配備阻止の闘いは、この朝鮮侵略戦争を実力で阻止している偉大な闘いです。今やサード配備阻止は韓国の民衆だけの問題ではありません。サード配備のための資材搬入が始まった日に、沖縄の辺野古での埋め立て工事が始まりました。私たちは星州の闘いに学び、新たな沖縄米軍基地の建設を絶対に阻止します。日本には、軍事基地に転用される空港建設反対を掲げ、40年以上空港完成を阻止し続けている三里塚闘争(成田空港反対闘争)があります。星州の闘いと全く同じ体を張った闘いです。三里塚闘争が絶対反対の立場で勝利し続けているように、星州の闘いも必ず勝利に向かって前進すると確信しています。

 30年前、日本の自民党政権は労働組合を叩き潰して憲法を変え、戦争のできる国にすると宣言して、国鉄を分割・民営化しました。日本の労働運動はそれ以後後退を強いられましたが、動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)を先頭に絶対反対の闘いを継続し、改憲と戦争国家化を阻止する力になってきました。私たち広島連帯ユニオンも現場から労働運動を復権し、戦争も貧困もない社会を実現するために日々奮闘しています。今、私たち日本の労働者は「韓国のように闘おう」「パククネのように安倍を打倒しよう」を合言葉としています。

 国境を超えた労働者民衆の国際連帯こそが戦争を阻止する道です。サード配備阻止闘争の勝利のために日本からも熱く連帯していきます。ありがとうございました。

2017/04/16

4.16入管法・外登法と民族差別を撃つ関西交流集会に参加

打ち破ろう分断! 取り戻そう団結! 民族差別・排外主義と入管体制を打ち破り、全世界の労働者は団結しよう!

4月16日、「第26回外登法・入管法と民族差別を撃つ関西交流集会」が大阪市の東成区民センターで開催されました。激闘の韓国から民主労総の仲間を迎え、朝鮮戦争を労働者の国際連帯で阻止する決意にあふれる集会でした。関西合同労組のホヨンホさんの「日韓労働者の国際連帯で絶対に戦争を止めよう。ゼネストで労働者自己解放、労働者が主人公の社会をつくろう」という開会あいさつや基調提起に、労働者が先頭に立って戦争をとめると確信することができました。特に民主労総ソウル地域本部ユンヨンロクさんの特別報告は、労働組合が先頭に立って労働者と市民の大きな運動を作りパククネ大統領を引きずり下ろした根底に、民主労総が自分たちこそ変わろうと地域に出て市民と合流したという提起が印象的でした。
 闘いの報告では、広島連帯ユニオンからも在日三世の仲間が発言しました(下記に掲載)。集会後のJR鶴橋駅に向けてのデモ行進では、マンションからデモが通るあいだずっと手を振る人や沿道からの声援でおおいに盛り上がりました。民族・国境を越えて、労働者は団結して戦争を止めよう!


広島連帯ユニオンからの発言

 入管集会に結集された皆さん。広島連帯ユニオンから発言します。在日3世で被爆3世です。トゥジェン(闘争)で挨拶させていただきます。トゥジェン! 私はこの集会に何度か参加してきましたが、このたび連帯ユニオンの組合員として発言の機会をいただきました。ありがとうございます。 広島では35日に国際婦人デー行動を、在日同胞が多く住む広島市西区福島町で開催し、韓国・大邱から城西工団労組委員長の金喜貞さんと民衆行動の崔善姫さんを招いて大成功しました。 前日の4日に交流討論会を広島市内で行いました。韓国のお二人は「民主労総の中でも委員長や大統領の選挙についてさまざまな考えがあり、組合員もすべての人が委員長の考えに賛成しているわけではない」と、民主労総の現状について報告しながら、「街の政治」(人々が街中で政治的意思表示をすることで、例えば民衆総決起やロウソク集会) の重要性を提起されました。そして「街の政治」は労働者が中心にならなければならないと言われました。 広島からは安倍政権が狙う「働き方改革」への批判レポートなどがあり、全体で2時間ほどでしたが、非常に密度の濃い議論ができました。これも本集会と同じくらい大きな収穫だと思っています。 私は昨年115日の国際連帯集会で、「ユニオンが今の時代に国際連帯は何としても必要だという立場で取り組んできた結果、最低賃金闘争のことなど、具体的な問題について討論できるほどになってきた」と申し上げました。35日の国際婦人デー行動で金喜貞さんが「動労千葉と広島連帯ユニオンの同志の闘いを学んで、昨年城西工団労組の4人の労働者が長期間ストライキ闘争をした」と言われた時、私は胸躍る思いがしました。連帯ユニオンと城西工団労組の闘いが一つになった、と改めて感じたからです。 さらにこの集会で、山陽測器での解雇撤回を闘う女性組合員が発言してくれたことは、非常に有意義なことでした。参加者の中に、涙を流しながら発言を聴いていた人がいたと聞きました。当該の組合員は13年間働いてきた職場を不当解雇され、ユニオンに加入して断固、解雇撤回を求めて闘い続けています。今年111日に広島県労働委員会から、会社は直ちに職場復帰を認めよ、という命令を勝ちとりました。にもかかわらず、山陽測器資本はこの方の復職を拒否しており、ユニオンが一丸となって団結を固め、闘っています。 連帯ユニオン傘下の広大生協労組は、「労災認定さえ勝ちとればよいのではなく、労災が生じない職場をつくらなければならない」「労働強化・低賃金・差別分断を許さない」という立場を貫き、31日にストライキを行いました。国際婦人デー行動の翌日には韓国のお二人が生協の職場を訪問し、組合員、労働者と交流しました。 朴槿恵が大統領を罷免され、ついに逮捕(近日中に起訴?)されました。日本では「平和的なロウソク集会」だけでそうなったかのように言う人もいますが、私は違うと思います。民主労総が数次にわたるゼネストで労働者民衆の怒りを束ねて、朴槿恵政権打倒の地平を切り開いたからこそ実現したのではないでしょうか。 韓国では来月9日に大統領選挙が行われます。報道では「共に民主党」の文在寅と「国民の党」の安哲秀の支持率が拮抗していると言われます。しかし誰が大統領になっても、労働者民衆の決起がなくなることはありません。民主労総は6月にゼネストを計画しており、日本では国鉄闘争全国集会が開かれます。 今月4日、日本政府は駐韓大使と釜山総領事を約3か月ぶりに韓国に帰任させました。これだけの期間一時帰国させていたことは事実上の「国交断絶」状態だったと言えますが、韓国の次期政権にも「慰安婦」問題の日韓「合意」の履行や少女像の撤去を求めながら、北朝鮮の動向を見て戦争を狙うために、帰任させようと考えたのではないでしょうか。 マスコミの言う「日韓関係」は政府や支配者同士の関係であって、それが悪くなっても、私たち労働者民衆の関係は決して悪くなってはいません。「慰安婦」問題の日韓「合意」を破棄させ、戦争を絶対に阻止しなければなりません。このことを、今日参加された皆さんと確認したいと思います。 皆さん、85日と6日はぜひ広島に集まってください。安倍政権は森友学園事件などで崩壊寸前です。8.6ヒロシマ大行動を成功させて、安倍政権打倒への道を力強く切り開いていきましょう。ありがとうございました。

2016/11/30

11.30韓国民衆ゼネスト連帯行動に参加


 11月30日、韓国民主労総がパククネ打倒のゼネストに突入しました。日本でも全国各地でゼネストに連帯する行動が取り組まれ、広島市でも午後6時半から30人が原爆ドーム前に集まり、「韓国民衆ゼネスト連帯行動」を行いました。中国地方では岡山市、四国の松山市、徳島市などでも動労西日本、地域の合同労組、交流センターなどがゼネスト連帯の街頭宣伝活動を一斉に行いました。広島連帯ユニオンの宮原亮青年部長の司会で始まった集会では、高陽第一診療所労組の矢田三恵書記長が基調提起を行い、動労西日本の岡崎昭夫執行委員、婦人民主クラブ広島支部の大江厚子さん、広大学生自治会の森田寛隆委員長らが、パククネ打倒の韓国のゼネスト・革命に連帯し、日韓軍事情報協定粉砕、朝鮮戦争阻止、安倍打倒へ闘う決意を述べました。午後7時過ぎ、ソウルでの青瓦台へのデモと心を一つにして市内デモに出発しました。民主労総ゼネストに連帯する広島で唯一の階級的労働組合勢力の国際連帯デモに多くの市民が注目し、デモに合流した若者は「熱い気持ちが伝わってくるデモでした」と感想を述べてくれました。

2016/11/12

11.6東京ー11.12ソウル・日韓共同行動を闘いぬいた!

労働者の団結と国際連帯の力で歴史を塗り変えよう!

 ソウルで開催された11.12民衆総決起闘争は、パククネ打倒にむけて100万人をはるかに超える人々が参加し、大統領府へ向かう光化門前の道路を埋め尽くしました。民主労総はソウル市庁舎前広場で労働者大会を開催し、その中軸を担いました。民主労総はハンサンギュン委員長のもと昨年からゼネスト闘争を積み重ね、労働改悪による労働組合絶滅攻撃に組織の存亡をかけて立ち上がっています。11月30日からは、全面的なゼネストでパククネを打倒しようとしています。広島から11.12民衆総決起闘争に参加した仲間は、その感動をもちかえって自分の職場・地域・学園で闘う意欲に燃えています。
 私たちは、「始まる前に戦争をとめよう!」という呼びかけに応え、11.6東京日比谷ー11.12ソウルを結ぶ日韓共同行動を全力で闘いました。2回にわたる11月集会実行委員会と10.1広島労働者集会をおこない、ユニオンの定期大会や高陽第一診療所労組と広大生協労組の定期大会を積み重ね、職場の闘いと一体で闘いました。11.5国際連帯集会では、在日の組合員が感動的な発言をおこないました(ユニオンブログに掲載)。青年労働者自身が参加を組織し新たな組織拡大も実現しています。
 国鉄分割民営化以来の労組破壊と闘い抜いてきた動労千葉労働運動に、韓国の労働者からも熱いまなざしが向けられています。8.6ヒロシマ大行動に参加した城西工団労組の仲間も、11.6に参加した鉄道労組のイジェシクさんも同じではないかと思います。10.1テグ訪問も、国際連帯でお互いの闘いを前進させるものとなりました。広島連帯ユニオンのたたかいは、動労千葉 の闘いをあらゆる職場に拡大して行くことにあります。ここ数年テグとの国際連帯を模索し苦闘してきましたが、動労西日本の闘いを自身の闘いとして闘い、国鉄闘争を基軸にすえることで、同時に国際連帯も前進することをつかんできました。また、8.6ヒロシマ大行動をユニオンが牽引することによって、労働者だけでなくあらゆる民衆との団結が固まってきました。
 求められているのは、最も分断され団結を奪われている青年 労 働者や非正規労働者がユニオンの先頭に立つような運動に変革して行くことです。新自由主義のもとでバラバラに分断された青年労働者・非正規労働者の中に団結を取り戻す闘いとして、解雇撤回闘争や三大拠点建設を闘ってきました。11月日韓共同行動はその到達点であり、日本の労働者こそが東アジアから始まる世界革命を前進させる決定的な鍵をにぎっていることがハッキリしました。
 新自由主義が崩壊し、朝鮮戦争の切迫=世界核戦争が現実になる中、ついに世界革命への道がこじ開けられようとしています。日米韓の資本家とその政府は、この革命を圧殺するためにも日韓GSOMIA締結、駆け付け警護など戦争への衝動を募らせています。日本での闘いがいよいよ決定的になりました。トランプ大統領誕生は全米でデモを巻き起こし、全世界が激動情勢です。さらなる飛躍、組織拡大にむけて、安倍政権の労働法大改悪=働き方改革と全力で闘おう。解雇撤回闘争を軸に支部の団結を強化し、執行部がその先頭で闘おう。三大拠点建設を圧倒的に前進させ、あらゆる労働者民衆をひきつけ「自分も労働組合をつくろう」と思ってもらえるような闘いをやろう。
<参加者の感想>
●昨夜はありがとうございました。この度の全国労働者の集会は参加して約四年目になりますが、最初は何が何だかわからずにいましたが、年々国の政治のやり方や不満を持つ労働者が増え続けているというのを実感しました。
国鉄労働組合、原発問題、労働者が労働者として生きていくための生活賃金が上がらず正社員 から非正規労働者にしていく国の政策を世界の人々からの発 言を聴きこのまま声を上げずにいたら自分達の将来どころか未来ある若者や子供達が生きていけなくなるのではないかと思います。
韓国から来られた方達と交流して本当に良かったと心の底から嬉しかったです。
状況は違っても同じ労働者として万国の気持ちは一つなんだなぁと思いました(^O^)
●低賃金で生活できないことが許せない。踊りははずかしかったけど、みんなに誘われてやった。殴り合いをするようなおどりだった。
●楽しかったので、また行きたい。
●去年より熱い集会だった。京大処分は慶応の集団強姦の無期停学と同じ扱いで腹が立った。
●力は小さくても、団結が大きな力になる。人が増えている。
●12日の韓国、マスコミはパククネの不正で人が集まっているとただただ言っている。民主労総の闘いがあらゆる人を立ち上がらせている。共通の課題で闘い抜いているということを感じた。正規ー非正規は資本がつくたもの。薄めて訴えるのではなく、大衆的に一番原則的にやること、楽しくやること。ゼネストを準備する闘いが始まった。
●動労千葉の田中委員長が、国鉄分割民営化以降に韓国でも外注化が始まったと言われたが、労働組合の復権が本当に必要。韓国のような結集、日本でも必ず出来る。そのために労働組合の闘いが必要。


11.12訪韓団から

 3日間、韓国民主労総と一体で闘った実感。民主労総労働者大会でのハンサンギュン委員長のアピール、チェジョンジン代行の発言に感動、100万人に責任をとっていくこと大統領の顔を変えるのではなく労働者が主人公にという確信をもっている。87年闘争を乗り越える強力な決意を感じた。デモは若い人や家族連れが多かった。闘いの軸があって初めて闘いが前進することを実感した。だからセウォウル号などの絶対非和解の闘いと結びついている。職場闘争の訪問、職場での闘いの積み重ねが100万人の結集につながっている。(高陽第一診療所労組矢田書記長)
 何度か参加しているが、今年は規模が尋常ではなかった。民主労総が中心に。労働者大会に続いて同じステージで民衆総決起集会が開催され、ハンサンギュン委員長の手紙が読み上げられた。民主労総が前面にたってゼネストを先鋒に民衆がたがいに立ち上がるということが目的意識的に貫かれていると実感した。
(広大生協労組谷口書記長)


2016/11/05

11.5労働者国際連帯集会に参加

11.5労働者国際連帯集会に参加広島連帯ユニオンからも発言

11月5日、千葉市内で「11.5労働者国際連帯集会」が開催されました。
 ゼネストを闘いぬいている韓国民主労総から、公務員労組のユワンヒョンさん、鉄道労組前テグ車両支部長のイジェシクさん、自治体協議会議長のキムドクチュンさんがアピールされました。広島連帯ユニオンのテグ訪問でお世話になったイジェシクさんは、1ヶ月を超える史上空前のストライキを闘っているなか駆けつけてくれた鉄道労組の仲間といっしょに登壇し、40日間連続したストライキで成果退出制阻止・安全事項履行を闘っていること、5回のストライキは不便でもかまわないという全国民の支持があったから闘えたことを発言されました。
【上の写真はイジェスクさんと韓国鉄道労組の7人の組合員https://www.youtube.com/watch?v=tctnd4oTLpkに動画があります】
 アンコールまで応じていただいたすばらしい「律動」に続いて、ドイツ、アメリカからの発言、そして在日の闘う労働者からではビルマ・ウガンダの仲間と広島連帯ユニオン・関西合同労組阪神支部から発言がありました。【広島連帯ユニオンの発言は下に】
 韓国のゼネストがパククネ打倒にむけて前進するなかで開催された集会は、資本主義を終わらせ労働者の力で革命をやろうと、全世界の労働者がひとつになって闘う展望をしめすものとなりました。いよいよ国際連帯で「戦争が始まる前に阻止する」時だと実感できる集会でした。

広島連帯ユニオンから〜在日3世の労働者の発言

 本日の集会に日本各地から、韓国・アメリカ・ドイツ・世界から結集された皆さん。私は広島連帯ユニオン組合員で、在日3世、そして被爆3世です。ご挨拶いたします。トゥジェン(闘争)!
 私は2001年から百万人署名運動広島県連絡会に参加してきました。その頃は労働問題への意識はほとんどありませんでしたが、動労千葉労働運動を知って少しずつ労働者という自覚を持つようになりました。そして2014年に連帯ユニオンにも加入して活動しています。広島市内のコンビニで非正規労働者として働いています。
 広島連帯ユニオンは、広島の姉妹都市・大邱の城西工団労組との国際連帯に取り組んできました。城西工団労組には2014年から8.6ヒロシマ大行動に参加してもらい、今年は相談室長のキムヒジョンさんと副委員長のパクキホンさんが参加し、ともに闘ってくれました。言葉の壁はありますが、今の時代に国際連帯は何としても必要だという立場で取り組んできた結果、最低賃金闘争のことなど、具体的な問題について討論できるほどになってきました。
 10月1日に大邱で全国労働者大会がありました。1946年10月に釜山や大邱で労働者が、米軍政に抵抗して立ち上がった「10月抗争」の精神を、今の民主労総のゼネストと民衆総決起に継承しようという趣旨の集会でした。
 広島連帯ユニオン青年部長の宮原亮さんが、城西工団労組の招待でこの集会に参加し、同じ日の星州でのサード配備反対のロウソク集会、前日の大邱の市民文化祭で発言しました。これは韓国の労働者民衆に、被爆地ヒロシマの労働者が朝鮮戦争絶対反対で闘っていることを知らせ、国際連帯をさらに大きく切り開いたという点で非常に有意義な行動になりました。星州はもともと朴槿恵の地盤で保守的な所でしたが、住民が一丸となって怒りの声をあげています。これ自体が激動情勢ではないでしょうか。
 私が反戦運動に参加し始めた15年位前は、日本人の運動家の中に「なぜ在日の人に参加してもらうんだ。日本人がしなければ申し訳ない」という考えの人もいて、実際にそういう趣旨のことを言われたことがあります。それに対して私は、率直に言うともどかしい気持ちでした。侵略戦争や植民地支配の歴史はもちろん知らなければなりませんが、「なぜ在日の人に……」という感情は、今考えると同じ労働者として団結したいという意識が足りないから出たものだと思うのです。
 しかし今は、日本の3労組と国鉄闘争全国運動、民主労総ソウル地域本部が国際共同行動を全世界に呼びかける情勢になり、私も「日本人がしなければ」というようなことは言われなくなりました。組合員として、広島の労働者の皆さんと団結し、活動できることに誇りと喜びを感じています。
 今年5月にヘイトスピーチ規制法が成立しました。しかし排外主義をはね返す力は法律ではなく、労働者民衆の国境を越えた団結にあると確信しています。毎年春の東西の入管集会、そしてこの国際共同行動が証明していると思います。
 朴槿恵政権は、昨年末の「慰安婦」問題の日韓「合意」への国民の怒り、民主労総のゼネスト、先月明らかになった崔順実との関係などで崩壊の危機に立たされています。だからこそ日米の政府と一体となって戦争への道に進もうとしています。しかし労働者民衆は、誰も戦争を望んではいません。戦争は1%の支配者が自分たちの利益のために引き起こすものです。
 「始まる前に戦争をとめよう!」このスローガンを発言の締めくくりとしたいと思います。ありがとうございました。 

2016/10/21

10.21国際反戦デー・ヒロシマ行動に参加


 8・6ヒロシマ大行動実行委員会の呼びかけで「10・21国際反戦デー・ヒロシマ行動」が行われ、勤務を終えた労働者や市民ら35人が原爆ドーム前に集まり集会・デモを行いました。午後6時半、「日米共同演習中止せよ! 朝鮮戦争阻止・韓国ゼネスト連帯」の横断幕を広げ、谷口恭子8・6実事務局長の司会で集会を開始。広島連帯ユニオンの壹貫田康博書記長が「国際連帯とゼネストで始まる前に朝鮮戦争を止めよう」と開会あいさつ。8・6実行委共同代表の大江照己・動労西日本委員長が10・21ヒロシマ・アピールを発し、朝鮮戦争絶対反対を掲げて国際反戦デーを闘い、民主労総と動労千葉が呼びかける11月国際共同行動への大結集を訴えました。決意表明で、動労西日本の岡崎昭夫執行委員、10・1テグ労働者大会とソンジュのサード配備反対集会に参加した広島連帯ユニオンの宮原亮青年部長、岩国基地の米軍機低空飛行訓練域でもある安芸太田町から地域の仲間とかけつけた大江厚子さんら3人が発言。高陽第一診療所労組の森末一義委員長がスローガンを読み上げて、意気高くデモに出発しました。帰宅中の労働者が沿道や満員の市電、バスから注目する中、「朝鮮戦争絶対とめよう!」のコールが夜の広島の街にこだまし、250枚用意した沿道配布用ビラはほとんどなくなりました。広島を訪れている多くの外国人観光客も「NO WAR」などのプラカードの文字を見つけたり、通訳者にビラを訳してもらったりしてうなずき、共感を寄せていました。原爆ドーム前に戻ってきたデモ参加者は、11・6日比谷への大結集を誓って団結がんばろうのこぶしを上げました。


10・21 国際反戦デー・ヒロシマ行動アピール

(1)朝鮮半島-東アジア地域で戦争が切迫しています。10 月10 日~ 15 日にかけて、横須賀から出航した核空母ロナルド・レーガンを中心とする米韓合同演習が、韓国近海で行われました。空母から発進した戦闘機が北朝鮮政権中枢や地下核施設を精密誘導弾で破壊し尽くすという演習です。B52、B2 など戦略核爆撃機も展開しています。米韓連合軍は引き続きいつでも戦争=核戦争に突入できる態勢をとっています。これを指揮しているのは、広島に来たオバマです! 日本も10 月下旬から11 月にかけて、大規模な日米共同演習(「キーン・ソード」「ヤマサクラ」)を開始しようとしています。沖縄では辺野古への新基地建設、高江ヘリパッド(オスプレイ発着場)建設が、安倍政権と一体となった裁判所、機動隊の暴力(抗議する住民に「土人」と暴言!)で進められています。沖合移転で拡張・強化された岩国基地には最新鋭のステルス戦闘機F35 の配備が来年1 月から開始され、空母艦載機57 機も移駐します。広島から約40Km の岩国基地が、沖縄とともに朝鮮戦争の出撃基地になろうとしています。この米日韓の戦争策動に核実験とミサイルで対抗し、核戦争危機を促進している北朝鮮・キムジョンウン体制も断罪されなければなりません。
(2)今、切迫している朝鮮戦争の本質は、韓国・民主労総を先頭に闘われている労働者のゼネスト・革命を圧殺することにあります。命よりも金を優先し、労働者を分断し、成果で評価し、賃金を下げ、解雇を容易にし、非正規化、民営化、社会保障解体で社会を崩壊させ、生きていけなくさせる――。日本、韓国、アメリカ、ヨーロッパ、全世界で、資本主義は行き詰まり、資本と政府は「労働者に対する戦争」をしかけて生き延びようとしています。これに対して、韓国の民主労総はゼネストで反撃に立ちあがっています。
「労働改悪粉砕」「成果賃金阻止」「民営化反対」を掲げて9月27 日から始まった無期限ゼネストは、パククネ政権による弾圧をはね返し、今も鉄道や病院など公共部門の労働組合を先頭に闘われています。鉄道や医療の公共性と安全を守るため、労働者の誇りにかけてストを貫く鉄道労組や病院労組に、全社会的な支持が寄せられ、農民や学生たちも続々と立ちあがっています。この韓国のゼネストが、労働者の革命へと発展していくことこそ、パククネ政権、米日の帝国主義が最も恐れるものです。北朝鮮・キムジョンウン体制を転覆する戦争は、同時に韓国労働者のゼネスト・革命を圧殺する戦争としてあります。
(3)独占資本救済のための方策が尽き果てた安倍政権は、労働者への搾取を強めるため「働き方改革」という労働改悪・労働法制解体(残業代ゼロ、8時間労働制解体、総非正規化)を推し進めています。そして労働者の団結を解体して戦争・改憲へ向かおうとしています。パククネ政権がやっていることとまったく同じです。この安倍政権とパククネ政権を、日韓労働者民衆の団結で共に倒し、朝鮮での戦争・核戦争を、今度こそ始まる前に阻止しましょう。10・21 国際反戦デーのデモに「朝鮮戦争絶対反対!」を掲げて立ちあがりましょう。そしてゼネストを闘う韓国民主労総と動労千葉が呼びかける11・6 東京、11・12ー13ソウルでの戦争と労働改悪に反対する国際共同行動への大結集をかちとりましょう。
 韓日労働者民衆の国際連帯とゼネストで、すべての戦争準備をやめさせ、朝鮮戦争を阻止しましょう!

10・21 国際反戦デー・ヒロシマ行動スローガン

★朝鮮戦争・核戦争を絶対に阻止しよう!
★韓国・民主労総ゼネストに連帯し、
 戦争と労働改悪に反対する11 月東京・ソウル国際共同行動の大成功をかちとろう!
★米日韓軍事同盟反対! 朝鮮戦争のための日米共同演習を中止せよ!
★沖縄・辺野古基地建設反対! 岩国基地へのF35 ステルス戦闘機配備阻止!
★韓国・ソンジュ(キムチョン)へのサード配備反対!
★反戦反核に敵対し、核戦争危機を促進する北朝鮮・金正恩体制の核・ミサイル開発弾劾!
★国境を越えた労働者民衆の団結で、戦争を始まる前にとめよう!

2016/10/01

宮原青年部長が韓国大邱を訪問、労働者大会に参加


「9月ゼネスト10月民衆抗争70年 精神継承全国労働者大会」に参加
サード配備反対で闘うソンジュでアピール

 10月1日、韓国・テグ(大邱)において、ゼネスト闘争の一環として民主労総が主催する「9月ゼネスト10月民衆抗争70年 精神継承全国労働者大会」が開催されました。この労働者大会への参加を軸に広島連帯ユニオンは宮原青年部長を訪韓派遣し、連帯して共に闘いました。
 8・6ヒロシマ大行動に参加してくれたテグのソンソ(城西)工団労組の招待で実現した今回の訪韓闘争は11月国際共同行動に向かって日韓労働者の国際連帯をさらに前進させるものとなりました。以下は、その報告です。

 10月人民抗争とは、1946年、当時米軍政に対して、9月にプサン(釜山)を皮切りにゼネストが爆発しました。テグでは労働者が長期ストをもちこたえ、米軍の武力鎮圧(数十名が死亡)を機にゼネストから民衆抗争へと転化していきました。長い間歴史的に隠されてきたこの闘いを現代に復権すると同時に、現在のゼネスト闘争からさらなる民衆総決起へと、その精神を継承しようという趣旨の集会です。
 米日帝国主義による朝鮮戦争が切迫する中で、46年当時の闘いの精神を継承しようという試みはものすごく時期にかなった闘いであると感じました。また昨年11月ソウルでの民衆総決起で権力の放水で重体であったペクナムギ農民が先日亡くなられ、集会スローガンも「殺人政権退陣させよう」というもので、そういう意味でも米軍による殺人から闘いが爆発した当時と重なるものがあります。
 民主労総テグ地域本部が先頭にたって、プサンやウルサン(蔚山)などの慶尚道の地域を中心に約7000人が結集。テグの中心部の太平路を埋め尽くしました。
 集会冒頭、私が広島連帯ユニオンの旗を持って参加していたら、主催者のはからいで他の団体代表とともに旗を持って登壇を勧められ、一緒に登壇。100本近い各産別、労組、地域本部の旗とともに登壇し、ペクナムギ農民に追悼、「イムのための行進曲」を歌うところでは思わず涙が出ました。
 前夜の交流会でも、「そもそも組合員も10月抗争のことをほとんど知らないのに、こんな集会をテグでやる意味があるのか」という意見に執行部が必死に討論する、こういう討論の中で開催されている集会です。集会中もステージ上の巨大モニターに何度も10月抗争の映像が流されます。70年前の話を単なる昔話にするのではなく、現在まさに闘っているゼネストの爆発に結びつけようという指導部の意識性、意欲がものすごく感じられ、それに現場が応えていく、非常に感動的な集会でした。

 夜は車でサードミサイル配備予定のソンジュ(星州)に移動し、サード配備反対のろうそく集会に参加しました。実は9月30日にサードの配備がソンジュから少し北にあるキムチョン(金泉)に最終決定したというニュースが流れた直後の集会でした。ソンジュの郡首は早速反対の旗を街から下ろすと言い始める中での集会でしたが、運動の側は反対の闘いを継続すると宣言。郡庁舎前での集会は住民と支援の「絶対反対」の団結力を示した集会としてとても高揚しました。
 何より、まず度肝を抜かれたのがソンジュの中心部の横断幕の多さ!
 道路の脇はもちろん、道路をまたいで道という道に横断幕が貼られ(まるで商店街のバーゲンのよう)、店の軒先、果ては店の中のトイレにまで「サード配備決死反対!」のスローガンが。まさに地域を挙げて反対している雰囲気が伝わってきます。
 集会でも発言はもちろん、非常に明るく、高揚感のある集会。配備の決定に対する動揺もあるかと思いましたが、そういうものは微塵も感じさせませんでした。歌や踊りも韓国の伝統的な歌などでサード配備を批判するなど現地の農民たちの気持ちにフィットした集会で、非常に楽しいものでした。
 集会では広島連帯ユニオンの発言の機会をいただきました。8・6ヒロシマ大行動で朝鮮戦争絶対反対、サード配備反対を決議したことを報告し、「1%の資本家の延命のための戦争だ」「日本の三里塚闘争や沖縄闘争と同じ闘い」「韓日労働者民衆の国際連帯で今度こそ戦争を始まる前に阻止しよう」「10・21国際反戦デーで民主労総のゼネスト、そしてソンジュ闘争と連帯し朝鮮核戦争阻止を広島でも闘い、11月国際共同行動を闘う」というアピールを行いました。ものすごい拍手を受け、共通の思いを共有していることを実感させます。発言は現地の動画やインターネット新聞でも紹介され、日韓連帯の画期的な地平となりました。

 他にも30日にテグ百貨店前の広場で開催された「ゼネスト支持!市民文化祭」企画で発言の機会が与えられ、鉄道、保険医療、年金労働者など民営化と闘う労働者を前に日本における民営化が安全崩壊と非正規化をもたらしたこと、動労千葉が絶対反対で闘って勝利を切り開いていることなどを訴えました。
 10月2日には、クミ(亀尾)の旭硝子の闘争現場を訪問。日本企業である旭硝子のクミ工場は外注化された労働者が低賃金と強労働に対して、組合を作って闘いを開始。それに対して旭硝子資本は外注契約を解除して170名全員を解雇、これに対する激しい解雇撤回闘争が闘われています。工場の目の前の路上に設営された闘争テントを訪問。実は5月に一度行政によって撤去されたそうですが、再度実力で「さらに堅牢な材料で」再建したとのこと。昨年、訪日闘争を闘い、動労千葉が支援した関係で、動労千葉のことはよく知っていました。解雇撤回闘争の財政問題の話の中では、動労千葉物販を紹介して日本でも同じ闘いをやっていることを話しました。組合は毎日50名単位で行われるミーティング(朝礼。3交代なので日に3回ある)に突入して組合加入を訴える中で結成。最近も180名が組合に新規に加入したとのこと。「きちんとやるべきことをやっていれば必ず組合員は増える」という言葉に原則的なオルグの重要性を改めて実感しました。
 また、案内してくれたソンソ工団労組の仲間が自分たちのソンソでの闘いの前進のために旭硝子の支会長に直接来て話をしてほしいと依頼。「まさにこれが地域連帯だ」と感じました。

 3日間の訪韓闘争を通して、日韓労働者連帯をさらに深化させるとともに、11月国際共同行動の前進に向けての巨大な一歩を築けたのではないかと思います。終始お世話をしてくれたソンソ工団労組の仲間やテグの鉄道労組や大学非正規職労組の仲間に強く感謝するとともに今後とも広島連帯ユニオンは動労千葉とともに日韓連帯の前進のために頑張っていきたいと思います。トゥジェン(闘争)!




10・1 韓国ソンジュ サード配備反対集会 広島連帯ユニオンのアピール


 いま世界で最も核戦争の危機が高まっている場所こそ、朝鮮半島であり、東アジア地域です。私たちは、8・6ヒロシマ闘争で、米日帝国主義による朝鮮半島での核戦争を絶対に阻止するということを第一に掲げました。そしてソンジュの労働者、農民、学生、全住民の「サード配備決死反対!」の闘いに心から連帯し、共に闘うことを決議しました。
 朝鮮半島での核戦争の危機をつくりだしているのは、飢餓と貧困にあえぐ北朝鮮ではなく、世界最大の核軍事力を有するアメリカと、安保戦争法を制定し戦争放棄の憲法をも変えようとしている日本の帝国主義です。そしてこの米日の帝国主義とつながっているパククネ政権です。米韓日の戦争・核戦争の策動に対して反労働者的な核実験とミサイル開発で対抗し、ソンジュのサード配備阻止闘争をはじめ労働者民衆の反戦反核の闘いに敵対し、核戦争の危機を促進している北朝鮮のキムジョンウン体制も断罪されなければなりません。
 今、朝鮮半島で切迫している戦争の本質は何でしょうか。労働者を解雇し、非正規にし、生きていけなくさせ、これに労働者が抵抗すれば弾圧され、農民が労働者といっしょに立ちあがったら殺されるという現実。資本の利益のために労働者や子どもたちの命が危険にさらされ、奪われてしまうという現実。このような日常的現実が、韓国にあり、日本にあり、アメリカにあり、全世界にあります。このような現実を強制している国家が、私たち労働者や農民、住民の命と安全を守るために、ソンジュにサードミサイルを配備させろ、沖縄に基地をつくらせろと迫り、警察を差し向け、暴力までふるってくる。どこまで恥知らずなのか! ようするにアメリカや日本の安倍政権、そしてパククネ政権が準備している戦争は、労働者や農民を搾取し、収奪し、抑圧し、弾圧し、1パーセントの資本家たちだけが利益を独占する体制を生き延びさせるためのものでしかないということです。
 パククネ政権は「北朝鮮の核実験による安保危機と国際情勢の急変」を叫び、ソンジュのサード配備反対闘争を解体しようとしていますが、郡守(首長)らの屈服を許さず、絶対反対を貫くソンジュ住民の闘いは、日本の国策による農地強奪に半世紀以上も絶対反対で闘っている三里塚闘争(成田空港反対闘争)や、沖縄の反基地闘争につながる偉大な闘いです。
 日本の安倍政権は、独占資本救済のための方策が尽き果て、労働者への搾取を強めるため「働き方改革」という労働改悪・労働法制解体(残業代ゼロ、8時間労働制解体、総非正規化)を推し進めています。もう一方で、戦争放棄の憲法を変えて戦争に突き進もうとしています。北朝鮮の核実験に対する制裁を叫び、朝鮮戦争を想定した米軍との共同演習を強化しています。沖縄への新基地建設を警察の暴力で強行し、基地建設用重機を自衛隊ヘリで運ぶことまでやっています。来年1月には広島から40km西にある米軍岩国基地に最新鋭のステルス戦闘機F35の配備が開始される計画です。日本でもサード配備検討という報道もあります。すべてが、米日韓軍事体制による朝鮮核戦争の準備としてあります。絶対に許すことはできません。
 戦争によって労働者民衆の闘いを圧殺し、危機に立つ資本主義体制と新自由主義を延命させようとする安倍政権とパククネ政権を、韓日労働者民衆の団結で共に倒し、朝鮮での戦争・核戦争を今度こそ始まる前に阻止しましょう。
 私たちは10月21日の「国際反戦デー」において、東京、京都、広島などで朝鮮核戦争絶対阻止、民主労総ゼネスト連帯、サード配備阻止闘争連帯を掲げてデモを行います。そして11月6日東京で、戦争と労働法制解体に反撃する全国労働者集会を、民主労総と動労千葉など日本の闘う労組の共同主催で開催し、12日にはソウルでの民衆総決起闘争にも参加します。韓日労働者民衆の国際連帯でサード配備とすべての戦争準備をやめさせ、朝鮮核戦争を阻止する闘いを、現在の労働組合の最重要の課題として取り組むことを約束し、あいさつとします。(熱烈な拍手)

映像はこちらから(宮原青年部長の発言は50分頃)
https://www.youtube.com/watch?v=N1Tp_PxUovs

ニュース民でも報道されました。
http://www.newsmin.co.kr/news/13679/

2016/09/27

9.27韓国・民主労総ゼネストに連帯

◆韓国・民主労総がゼネストへ進撃!成果主義導入に絶対反対!9・27に公共部門が無期限ストに!広島で国際連帯の街頭宣伝をうちぬく


 韓国では、パククネ政権による韓国版「働き方改革」攻撃に対し、民主労総(全国民主労働組合総連盟)を先頭にゼネストがたたきつけられています。それは同時に、朝鮮半島での戦争を労働者階級人民の総決起で阻止する闘いです。
 民主労総は、公共運輸労組の9・27無期限スト突入を突破口に、9月末から10月にかけ、各産別が次々とストに入ります。政府と財界が成果主義の導入によって雇用と賃金制度を根本から変え、しかもそれを就業規則の一方的変更により労働者の同意なしに強行しようとすることに、怒りが爆発しているのです。闘いは労資協調路線だった韓国労総をも動かし大闘争に発展し始めています。27日の朝9時から15の職場で6万2000人が無期限ストに突入。全国の地下鉄労組先頭に鉄道労組2万人、。健康保険、年金、ガス、ソウル大病院労組などもストに起ちました。さらに明日28日には保健医療1万2000人、ウルサン現代自動車など金属労組9万人以上がスト突入します。さらに民主労総にま だ加入していない造船労組の1万6000人もストに合流予定で、計18万人がスト突入しています。その上で、29日には韓国労総もストに入り10月1日には公務員労組、全教組も年休ストへと段階的に韓国全土でストに突入する予定です。
 パククネ政権の狙いは労働組合と労働運動の全面圧殺にあります。それなしに戦争に突入することはできないからです。しかし民主労総はこれと真っ向からゼネストで対決し、逆に「1%の財閥が支配する世の中を変えよう」と社会の根底的変革を訴えて立ち上がっています。9月26日に開会した国会での所信表明演説で安倍首相がぶちあげた『働き方改革』もまったく同じ新自由主義の攻撃です。広島市では仕事を終えてから中心部の八丁堀交差点でゼネスト連帯の街頭宣伝を打ち抜きました。日本の労働者階級は、いまこそ韓国の労働者と団結して、ともに闘おう!11月6日、東京・日比谷野音へ、11月12日-13日ソウルへと総結集しよう!

2015/11/14

11.14韓国ソウルを訪問、民衆総決起に連帯


 11月13日~16日、動労千葉訪韓団の一員として宮原、谷口両組合員がソウルを訪問しました。組合員と共闘の皆さん多額のカンパありがとうございました。
 14日は民主労総が呼びかけた民衆総蜂起。「ひっくり返そう世の中を!」のスローガンのもと、ソウル市庁舎前に労働者10万、ソウル駅前に農民2万、大学路に学生市民2万が結集し、大統領府のある光化門を目指してデモを行いました。警察権力は機動隊バスをバリケードにして、カプサイシン入りの放水でデモを弾圧。デモ隊は放水を浴びながらバスをロープで引っ張るという大激突でした。
 15万の隊列が一糸乱れず権力の阻止線をかわしながらソウルの街を駆け回り(文字通りダッシュ)大統領府を目指す姿、労働組合を軸にして農民、学生、市民がソビエトのように団結して闘う陣形を見て、プロレタリア革命の具体的イメージを見ることができました。この闘いの中で69歳の農民が意識不明の重症に。倒れた人間にまで高圧放水を浴びせる権力に怒りの声が噴出していました。
 翌日は闘争現場訪問。ギター製造メーカーのコルトコルテック労働組合の被解雇者、スーパーのホームエバー労働組合の争議テントを訪問。午後には城西工団労組のイムボンナム委員長と交流することができました。
 城西工団労組は12月ゼネスト、さらには民主労総大邱地域本部の選挙、そして移住労働者の労組が合法化されたことに伴い全国的な移住労働者の組合をつくる取り組みなどを現在行っていて超多忙な中ですが、今後とも広島連帯ユニオンとの国際連帯の取り組みを継続していくことを確認しました。

 賃金ピーク制、退出制(2審アウト制=2回D評価で解雇)、就業規則の一方的変更ができるようにするなど、パククネ政権の攻撃は日本の安倍の攻撃と全く同じ。日本でも韓国のようなゼネストを実現しよう。


2015/11/06

ドイツ機関士労組と交流



 11・1労働者集会に参加したドイツ機関士労組ベルリン都市鉄道支部長のクルト・シュナイダーさんら3人が、11月6〜7日の2日間にわたって広島を訪問しました。
 安芸の宮島を見学の後、動労西日本と広島連帯ユニオン主催の歓迎交流会を行ないました。広島連帯ユニオン副委員長の矢田三恵さんの進行で、動労西日本の大江照己委員長の歓迎あいさつ後、クルト・シュナイダーさんからの報告を受けました。シュナイダーさんは「皆さんとは初めて会った気がしない。11・1でお会いしたのでは?」とにこやかに語りかけ、広島に来る前に動労水戸を訪問して学んだこと、福島の郡山工場でのビラまきの体験などを報告。「みなさんの闘いの一つひとつが印象深い。大きい闘いも小さい闘いも決然としている」と述べられました。青年労働者獲得の課題など、日本と共通する闘いや課題が語られました。「大事なのはその人がどう考えているか、同じレベルで向き合うこと。どうその人が意識を作っていくか工夫する。心がけているのは丁寧に説得すること」と宣伝・扇動の変革にかかわる提起にも学ばされました。
 動労西日本からは、岡崎執行員、山田和広書記長から職場廃止・外注化阻止、非正規職撤廃の闘争報告が行われました。広大学生自治会の学生が「ストをやることで労働者が社会を動かす主人公ということが明らかになる。ストで資本・国家権力と闘う労働運動と連帯し学生も闘う」と発言すると、クルトさんは「非常に新鮮に今の問題提起を受け止めた。われわれの敵は、日本でもドイツでも資本であり国家権力だ」とこたえました。
 翌7日は、原爆資料館、平和公園や、戦時中多くの兵士・武器を港に輸送した旧国鉄・宇品線跡などを熱心に見て回り、労働運動における反戦反核の闘いの重要性を確認し、広島を後にしました。

2015/10/31

10.31労働者国際連帯集会に参加


 10月31日、千葉市内で10.31労働者国際連帯集会が開催されました。冒頭、ビデオ上映がおこなれ、日本の国会前闘争や民主労総ゼネスト、ドイツ機関士労組のストライキ、トルコの金属労働者のストライキなど、世界中で巻き起こる新自由主義との闘いが紹介されました。
 主催者を代表して動労千葉の田中委員長が、世界中の仲間たちの闘いに学んで日本の労働者が誇りを取り戻し団結を取り戻す集会にしたいとあいさつ。福島診療所建設委員会の佐藤幸子さん、星野暁子さんが、続いて連帯のあいさつに立たれました。
 海外からの報告では、韓国、ドイツ、トルコから、いずれも資本主義の危機が深まる中戦争反対を闘う労働者の国際連帯の重要性が強調されました。世界中で社会変革を求めて労働者が立ち上がっていることを、実感することができました。

 後半は労働歌のメドレーで始まりました。在日・滞日の労働者から、解雇撤回を闘っている関西合同労組の許ヨンホさん、続いてビルマ、ウガンダの仲間がアピール。日本の労働組合から、結成されたばかりの習志野ユニオン、動労千葉の闘いに触れて立ち上がった群馬合同労組中央タクシー支部、橋下市長の労組破壊と闘う港合同が発言。最後に、動労千葉国際連帯委員会の山本さんが、(1)新自由主義、帝国主義に対して進むべき道が鮮明になった。(2)職場に階級的労働運動を甦らせ、戦争に突き進む帝国主義を打倒しよう。(3)あらゆる職場からストライキに立ち上がり、民主労総・GDL・UID-DERとともにゼネストを戦い取ろうとまとめ、インターナショナルを斉唱して団結を打ち固めました。

2015/08/16

韓国大邱の城西工団労組を訪問、移住労働者決意大会に参加


テグ・ソンソ公団労組の仲間と
世界の労働者よ団結せよ!
広島連帯ユニオンの同志を歓迎します
民主労総ソンソ公団労働組合

まっかっかな横断幕!!!


移住労働者決意大会








 韓国 大邱の雇用労働部の前で移住労働者の権利を守らないことに抗議する行動に参加。移住労働者を多く組織する城西工団労組と移住労働者を支援する団体の交代で毎日昼休みに最低1人でも登場して抗議行動をしているとのこと。
 緑のペンキの跡は以前の抗議闘争でペンキ爆弾を投げつけた跡。建物だけは綺麗にしたらしい。前の歩道には抗議のメッセージが。






大邱 雇用労働部の前
谷口組合員は自分で韓国語で抗議のアピール


韓国大邱MBCで放送された移住労働者決意大会の報道。広島連帯ユニオンの訪韓団も写っています

2015/06/21

韓国民主労総ゼネスト連帯の広島行動をたたかいとった!


6月21日、広島連帯ユニオンと動労西日本が呼びかけた実行委員会が主催し、広島市中区幟会館での集会と原爆ドームまでのデモに40名が結集した。
 集会の冒頭主催者を代表して、動労西日本の大江委員長があいさつにたち、安倍と国会の茶番劇を痛烈に批判。「自らが労働者階級だということに自信をもって、自らの職場を変えていこう」と檄をとばした。
 続いて昨年の8・6闘争をともに闘った、韓国テグ市の城西(ソンソ)工団労組からの連帯メッセージ。「資本は、新自由主義体制の下で一つになって、私たち労働者を攻撃しています。国籍を超えて、性別を超えて、雇用形態を越えて『労働者は一つ』です。より多くの労働者を組織して、より多くの闘争を組織しなければならないという課題は明らかです。闘う労働者が世界を変えます。私たちは一緒に労働者が主人公になる社会のため、希望の紐を放さず、一歩ずつ前進していきましょう。トゥジェン!」城西工団労組はチャングレ行進の先頭で闘っておりゼネストを組織している現場からのメッセージは感動を与えた。


 広島連帯ユニオンの宮原青年部長が基調提起。民主労総の7・15第二次ゼネストへの猛然たる決起を紹介し、6・7国鉄集会が日本における安倍打倒のゼネストを切り開く決定的突破口となったこと。また6・7で労働者国際連帯の新たな地平が切り開かれたことを確認し、国鉄決戦を基軸に、1000万署名運動を牽引しながら、闘う労組拠点の建設で勝負し、勝利する8・6ヒロシマ大行動の成功を勝ち取ろう!と力強く訴えた。
 広島連帯ユニオンからの特別報告では、真保副委員長(草津病院支部書記長)に対する再雇用拒否を絶対許さず、7月31日をもっての解雇攻撃を大焦点化してたたかう決意が明らかにされた。評価制度絶対反対を闘った者を最低ランクにし再雇用しないという労働組合破壊攻撃であり、草津病院資本が病棟再編絶対反対で闘う草津病院支部の拡大を恐れているからだ。ユニオンの総力をあげて闘い、労働組合の拠点建設で解雇攻撃を跳ね返そうと訴えた。


 各職場からの決意表明では、動労西日本から岡崎組合員が「労組が結集軸となる時代が来た」という時代認識の下、「自らの職場廃止攻撃は解雇攻撃、組合破壊、JR再編攻撃であり、それに対しては、ストライキを闘える労組=動労西日本を作ることだ。またJR関連会社の労働者を合同一般全国協へ組織化しよう」と解雇攻撃を粉砕し組織拡大への決意が語られた。
 高陽第一診療所労組からは、「安倍政権には未来を作る力もないし責任をとろうともしていない。医療・介護労働者は過労死するか事故をおこして切り捨てられるしかない。こんな現実は絶対に許せない。韓国民主労総が保険医療福祉連帯を全国的に組織しているように、まず広島で医療福祉連帯ユニオンを作りたい」という熱い思いが提起された。
 続いて広大生協労組の仲間、自治体で働く青年、広大学生自治会から発言。決意表明の最後に、8・6ヒロシマ大行動実行委員会から「これまで『くり返すな』と言ってきたが今や『労働者の団結と国際連帯で核戦争を阻止できる』という展望をわが手にするところまできた。安倍と桜井を8・6の力で打倒しよう。」 とのアピールがなされた。


 最後に広島連帯ユニオン鈴木委員長が、三菱広機分会の立場からまとめの提起を行った。「三菱はじめ大企業は戦争体制に突入している。三菱は戦闘機、ミサイル、軍艦、潜水艦、そして原発つまり核兵器の特化へとシフトしている。死の商人の復活だ。広大の経営協議会には三菱の佃が乗り込んでいる。学生とも団結しながらたたかっていきたい。」
 労働者の団結と国際連帯で核戦争を阻止しよう、と8・6闘争へ向けて確信と決意を固める行動となった。広島は戦後70年攻撃の焦点となっているが、デモの途中では、桜井よしこを8月6日に呼んでいる右翼とも対峙しながら、韓国でのゼネストの息吹と、日本でもゼネストを!という意気を街中に拡散する行動となった。

城西工団労組イムボンナム委員長の連帯メッセージ

労働解放の社会のために闘争する仲間たちに連帯の挨拶をおくります。私は韓国で差別のない平等世界を実現するために闘っている城西工団労働組合委員長イムボンナムです。今韓国はMARS(中東呼吸器症候群)により、政局が騒然としています。
 政府は昨年304人が無念の死をとげたセウォル号のように、このMARSも政府レベルの対策ではなく、個人の問題で片付けています。このように、パククネ政府の3年目、労働者民衆の生活はますます崖っぷちに追いやられています。
 パククネ政府は、労働市場の構造改悪を発表しました。労働市場の構造改悪は、労働をその醜く汚れた資本の市場に従属させ、労働者の権利を剥奪し、そのうえ労働者の支えとなる民主労組を破壊するということに相違ありません。また、非正規職総合対策は、正規職を攻撃して、非正規職をより量産するということです。民主労総はパククネ政府の労働市場の構造改悪と非正規職総合対策に対抗して、すべての労働者に労働基本権を!最低賃金1万ウォン争奪!公的年金強化!などの要求をかけて去る4月24日、「財閥肥大化期に対する労働者、庶民を生かす」1次ゼネストを行いました。しかし、まだ我々の力が不足していたようです。パククネ政府は、民主労総の1次ゼネスト以来、民主労組を殺すためにさらに激しく労働者を弾圧し、最終的には2人の労働者が労組弾圧に対抗し、死を選択するしかありませんでした。
 民主労総は労働者に「より容易な解雇、より多くの非正規職、より低い賃金」を強要するパククネ政権に対抗し、2次ゼネストを準備しています。MARS事態に国全体が緊張していても、パククネ政権はMARS事態に乗じて、問題の多い首相を任命し、賃金ピーク制を一方的に実施するという立場を明らかにしました。私たちに選ぶことができる道はただ一つ、労働者の解放された世界のためにすべてをかけ、すべての力を総動員し闘う道です。
 資本は、新自由主義体制の下で一つになって、私たち労働者を攻撃しています。国籍を超えて、性別を超えて、雇用形態を越えて「労働者は一つ」です。より多くの労働者を組織して、より多くの闘争を組織しなければならないという課題は明らかです。闘う労働者が世界を変えます。私たちは一緒に労働者が主人公になる社会のため、希望の紐を放さず、一歩ずつ前進していきましょう。トゥジェン(闘争)!

2015年6月21日 
城西工団労働組合委員長
林福南(イムボンナム)