2009/10/13

広大生協労組が定期大会を開催

広大生協労組機関紙『団結』No.172

10.3定期大会が成功!新たな飛躍へ新体制発足

09年度方針を確立し新三役を選出

 広大生協労組は10月3日、広島大学東福利会館において09年度定期大会を開催しました。全議案を可決し、壹貫田委員長、高木副委員長、中島書記長を三役とする執行体制を新たに発足させました。また、労災根絶スト権の批准投票を行い、83%の賛成でストライキ権を確立しました。

諸悪の根源=大学民営化と闘おう

 「名ばかり管理職」として長時間サービス労働を強制する一方で、パート労働者には超低賃金。労災がおきても補償も謝罪もまともにやらない。大学の民営化にともなって、大学の要請(つまりは資本の要請)に応えることが一切の基準となり、私たち生協労働者はますます低賃金・強労働に追い込まれてきました。大学が学生のための大学ではなく資本のための大学になったとき、生協労働者にも同じ民営化攻撃がかけられて来たのです。しかし、昨年来のストライキによって、労働者の団結の力でこうした現状を変えることができるという確信をつかむことができました。職場を労働者の手に取り戻そう!

今こそ闘う労働組合が歴史の前面に

 昨年来組合員数が倍増し、闘う労働組合として時代の要請に応えていくときが、いよいよやってきました。8・30総選挙によって自民党支配が終わり、民主党=連合政権が登場しました。その正体は、大恐慌で危機に瀕した資本主義のもとで強行される大失業と戦争にむけた攻撃を、何一つ解決しないだけでなく、逆に一層推進する政権です。連合という労働組合が政権内部に入り、資本家といっしょになって現場労働者の反対を押さえ込もうというのです。労働者の反乱を恐れているからです。

11月労働者集会を成功させよう

 国鉄分割民営化以来、民営化と労働組合破壊の嵐が吹き荒れました。しかし、国鉄1047名解雇撤回の闘いは23年たった今も続き、多くの解雇撤回を闘う労働者を勇気づけています。分割民営化に対してストライキで闘い団結を守り抜いた動労千葉が呼びかける11・1全国労働者総決起集会(東京日比谷)は、日本だけでなく世界の労働者を結集させています。資本主義のピンチは、全世界の労働者が一致団結して社会を変える絶好のチャンスです。今こそ闘う労働組合を復権させ、時代の最前線に登場する時です。自民党を倒した怒りを11月集会に結集しよう。

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安全無視にはストライキで闘おう

      労災根絶スト権を確立

 この間の団体交渉で毎回のように労災問題をとりあげてきましたが、理事会の安全衛生軽視の姿勢は全く改善されていません。特に、木坂労災に対する謝罪については許しがたい対応を繰り返しています。理事会のこのような姿勢と対決し、重大事故の発生を許さず労働災害を根絶しよう!以下のストライキ権を83%の賛成で確立しました。実力で安全衛生を闘いとりましょう。

目的:労働災害根絶のため。

形態:労働災害が発生した場合、災害の程度に応じて無期限ストライキを含むあらゆる闘争手段を行使する。

2009/10/10

NTT関連支部 10月5日発行ビラ 「仕事よこせ」から解雇撤回へ新たなたたかいの宣言

NTT派遣切り許すな!
ストライキとデモで反撃
解雇撤回するまでたたかうぞ!


 9月30日、勤務最終日となるこの日、「NTTの派遣切り解雇撤回・仕事よこせ」を掲げて、9時30分から16時30分までの怒りのストライキを決行しました。朝礼ではハチマキゼッケンの闘争スタイルで職場のど真ん中に登場して、同じフロアーの全員に訴えを行いました。反動管理者が「やめろ」と叫んで弾圧に出てきましたが、全員が立って真剣に聞いてくれました。昼休みには職場の仲間や支援の労働者40名で基町を一周するデモを行いました。夕方の広島テレビのニュースや翌日の中国新聞にも報道されました。大勝利です。
 職場の仲間は、反動的な管理者以外はみな「よくやったな」「がんばれ」と応援してくれました。部署廃止の発表から38日間のたたかい、そして9月30日のストライキとデモ。すべてを通じて職場の仲間、支援の仲間のみなさんの応援、助言、支援によって切り開かれたものです。職場に新たな団結をつくりだしていく土台を築きあげたと確信しています。すべてのみなさんのご支援に感謝の意を表明します。ありがとうございました。
 同時に、たたかいは新たなスタートです。「仕事をよこせ」から「解雇撤回」へ、あらたなたたかいの開始です。NTT資本は今回の部署廃止・外部委託化を皮切りにこれから大首切り、大リストラを強行しようとしています。いまこそ職場に団結をつくりだし、たたかう労働組合をよみがえらせる、このたたかいと一体で解雇撤回を勝ち取るまで永続的にたたかう決意です。 23年間、解雇撤回の原則を曲げずにたたかいぬき、いま大失業時代の中で全ての労働者のたたかいの結集軸となっている国鉄1047名解雇撤回闘争。このたたかいを手本とし、このたたかいと固く固く結びついてたたかいます。全国・全世界の「生きさせろ!」の怒りとひとつになってたたかう決意です。
NTT派遣切り解雇撤回!
国鉄1047名解雇撤回!
派遣法撤廃! 非正規職撤廃!
道州制・民営化=公務員360万人首切り反対!
いまこそ、戦争と大失業とたたかう労働組合を職場によみがえらせよう!
広島連帯ユニオン・NTT関連支部に入ってともにたたかおう!

すべての怒りとひとつに
11・1労働者総決起集会へ


8・30総選挙で労働者の怒りが爆発し、50年続いた自民党支配は崩壊した。民主党政権にはトヨタ労連や電機連合などの御用組合幹部が入閣した。こいつらは労働組合という立場にありながら「製造業の派遣禁止に反対」「公務員の賃金カットに賛成」などと労働者に敵対することをやってきた連中だ。
 今回のNTT派遣切りにNTT労組が手先の役割を果たしたように、民主党政権は、労働組合幹部を使って労働者に首切り・賃下げ・生活破壊を強制する政権だ。その攻撃の柱が公務員360万人の首を切る道州制・民営化攻撃だ。
 いまこそ腐った労働組合幹部を打倒し、たたかう労働組合をよみがえらせよう。
 1000万人大失業時代の到来のなかで労働組合の存在が問われている。
 国鉄1047名解雇撤回闘争の先頭でたたかう動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)は10月1日、幕張支部執行委員の不当配転阻止、業務の外注化阻止を掲げてストライキに起ちあがった。動労千葉は職場のたたかいと解雇撤回のたたかいを一つのたたかいとしてたたかっている。そのなかで9月30日には運転士登用差別裁判での高裁逆転勝利判決も勝ち取っている。動労千葉のようにたたかえば勝てる!
 動労千葉など3組合が呼びかける11・1全国労働者総決起集会は、国鉄1047名解雇撤回闘争を軸にして派遣切りや道州制などとたたかうすべての労働者が集まる集会だ。解雇撤回かかげて23年間不屈にたたかいぬいてきた国鉄1047名闘争が軸に座ることで、御用組合の連合にかわる新たなたたかう労働運動の流れをつくり出すことができる。
 総選挙で示された怒りの結集軸はここにある。すべての労働者は11・1全国労働者集会に集まろう!

2009/10/06

NTT関連支部 9・30ストライキとデモ 報道

広島テレビで報道されました!

2009/10/01

NTT派遣切りにストライキとデモ



















NTTによる派遣切り解雇攻撃に対し、9月30日、広島連帯ユニオンNTT関連支部は当該のI君の指名ストライキを決行した。勤務最終日のストライキ決起だ。

 朝の門前ビラまき終了後、I君がハチマキゼッケンで2階の職場に突入。朝礼を完全に制圧して約100名の職場の労働者全体に「部署廃止・外部委託絶対反対」「クビ切りは人殺し。派遣切り、首切りを絶対に許さない。仕事をよこせ」「団結しよう 職場に闘う労働組合をつくりだそう」と訴えた。職場の全員が起立して真剣に聞いてくれている。熱い団結と共感をひしひしと感じる。管理者は弱々しく「業務に関係ないことを言うな」というばかりでまったく手が出せない。その後職制と対峙しつつ職場の全員に「ストライキ決行中」のビラを配布。8階の社長室前で「派遣切り解雇許さんぞ!」のシュプレヒコールをたたきつけた。

 昼休みはNTT基町ビルを包囲するデモに決起。職場の仲間や支援の労働者40名でデモを貫徹。「NTTの派遣切りを許さないぞ!」「派遣法撤廃!」「国鉄1047名闘争とともににたたかうぞ!」のコールが昼休みの繁華街に鳴り響いた。沿道からは高校生や労働者が手を振る。デモがNTTビルに帰ってくると職場の仲間が手を振っている。

 デモの最後にI君が「全国で派遣切りの嵐が吹き荒れる中、労働者の怒りは地に満ちている。自民党を打倒したのはこの怒りだ。NTT労組幹部は今回の派遣切りを容認しその尖兵となった。これが民主党・連合政権の正体だ。11月1万人結集こそが労働者階級の回答だ。職場に闘う労働組合をよみがえらせよう」と訴えた。16時半には職場に復帰。再度終礼を制圧してアジテーション。解雇撤回まで闘い抜くことを宣言した。職場の仲間は皆「よくやったねえ」と明るい顔。反動管理者どもだけが憔悴しきっている。大勝利だ。

9・30NTT派遣切り粉砕ストライキとデモは10・1の動労千葉ストと連帯し、11月1万決起の号砲となるたたかいとしてたたかいぬいた。この力をバネに11月1万人結集を勝ち取ろう!