差別賃上げによる分断を許すな!
最低賃金ギリギリの低賃金強制に反撃を!
10月1日の最低賃金改定にともなう準職員規程改定について、壹貫田委員長が労働者代表に当選しました。最低賃金ギリギリの低賃金の強制と差別賃金による分断、職業病労災が起こるほどのパート労働者への労働強化に対して、労働組合に結集し団結して闘いましょう!
広島地区労働者代表選挙[選挙公報]
このたび、労働者代表に立候補した千田punanaの壹貫田康博です。選出されましたら、以下の公約に基づいて理事会と交渉しますので、信任をよろしくお願いします。
(1)すべての準職員について、時給を50円アップするよう要求します。
最低賃金広島県最低賃金が793円に改定され、準職員B(事務・供給職)の初任結780円が最低賃金を下回る事態になりました。最低賃金違反にならないように賃上げをしなければなりませんが、理事会は準職員Bの初任給を50円アップにして最低賃金をクリアさせる一方で、準職員Bの6号俸は30円アップ、準職員Aに至ってはわずか5〜10円アップという差別的な賃上げで労働者を分断しています。これは絶対に許せません。全員50円アップで全員が団結しましょう。
(2)最低賃金ギリギリの時給こそ問題です
2010年に最低賃金を下回りそうになったとき、一時金を廃止してその分時給をアップして、最低賃金をクリアしました。2014年には通勤手当を改悪してその分時給をアップして最低賃金をクリアさせようとしました。この時は壹貫田が労働者代表になりやめさせました。昨年も準職員Bのみ20円アップにして最低賃金違反を回避しながら、準職員Aは据え置きにしました。このように、準職員の時給はいつも最低賃金ギリギリです。
いずれ生協の時給は準職員AもBも1000円になり、安部首相は最低賃金を1000円にすると言っていますが、みんな最低賃金ギリギリで働くことになります。理事会は安倍政権の先取りをしているのではありませんか。
(3)準職員Aの時給は決して高くない
昨年の改定で理事会は、準職員Aの時給が高いので格差を是正するといって時給を据え置きし、今年はさらにそれをエスカレートさせてきました。しかし、準職員Aの時給が高いとは決して言えません。正規職員や多くの嘱託職員と同じ労働時間働いて、定期昇給は9年で頭打ち、正規職員の半分程度の賃金で一時金もない、そのうえ税金や社会保険を引かれると、人によって違いますが最高号俸でも最低賃金と同じくらいの手取りにしかなりません。
何年も常勤で勤めながら、あなたは「準職員」だからと毎年の契約更新で常に不安定にさらされ、低賃金で働かされる。そういうあり方こそ問題なのではありませんか。人間らしく生きるために働きたいのに、まるで使い捨てのように扱われるこの現実を、団結して変えていきましょう。
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