2013/02/06

事故の一切の責任は経営にある|草津病院支部


またしても重大事故発生!
事故の一切の責任は経営にある!
全職員の団結で草津病院の安全を取り戻そう!
医療の現場No.45(2013/2/6)


 2月2日の夜、21時過ぎに病棟で、患者さん同士の「殺人未遂」事件が発生しました。【2月4日付 中国新聞で報道】
 昨年の「放火事件」の実態も明らかにされていない中で、時をおかずして、またしても重大事態が発生したのです。病棟での事故の一切の責任は病院(更生会)にあります。草津病院は、職場の安全に責任を取れ!
●病棟での事故の責任は現場の職員にはない!
 幸にして最悪の事態は免れたものの、重大な事件でした。今回の事件も9月の「放火事件」の際と同じ夜間帯の要員と病床の不足が原因です。
 現状では、職員がどんなに注意を払っていても防げない状態があります。精神科病院である以上リスクは常に存在しているのです。その上で、安全を確保する責任が病院にはあります。職員が労働災害に遭う可能性も大いにあります。職員の死傷事件になっていたかもしれないということです。
 現場労働者には、職場での事故の責任は何一つありません!
●団結して安心して働ける職場を取り戻す時だ!
 4ヵ月に2回も人の命に係わる事態が引き起こされています。病院は職員と患者の命を何と思っているのでしょうか!組合は、この間の団交でも9月の「放火事件」についての見解と方針を全職員に明らかにして、職場の安全に責任をとれ!と更生会に提起してきたにもかかわらず、今回の事態を迎えました。人員や病床が充分でないのに点数・収益のために救急急性期病院を続けることが最大の問題・矛盾なのです。
 本当に怒りに堪えません。いい加減にしろ!と言いたい。病院の「金儲け」優先の経営方針と事故の隠ぺい体質を許さず、組合が先頭に立って、すべての職員の団結で、職場の安全を守っていく取り組みを、さらに推し進めることが急務であることをはっきりしました。
●草津病院は職場の安全を確保しろ!
 実際、命が奪われる事態が発生してからでは遅いのです。今、私たち職員が一致団結して声をあげなければ、本当に安全が崩壊してしまいます。しかし、職場から怒りを表明して、組合で団結して闘えば安全を取り戻すことは可能です。利潤を生まない安全に資本は経費をかけません。本当に必要最低限の経費しか出さないのです。草津病院を見れば、それは明らかではないでしょうか!
 草津病院は、職場の安全を第一に考えて職場・病棟の安全に責任をとれ!昨年9月の「放火事件」と今回の事故についての事実と見解を、全職員に明らかにせよ!すべての職員は、今こそユニオンに結集しよう!

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