11月22日、広島市西区民文化センターにて、広島連帯ユニオン第22回定期大会を開催しました。広島連帯ユニオンは今大会をもって結成20周年を迎えます。1989年の総評解散・連合結成という労働運動の重大な変質に抗して結成されてから20年、「いまこそ連帯ユニオンの真価が問われるときだ」という決意も固く、組合員の団結を固める大会となりました。
議案の提起では「昨年のリーマンショック以来の世界大恐慌情勢の中、資本家たちは生き残りのために一切の犠牲を労働者に押し付けようとしている。」「民主党政権は自民党以上に大企業と国家を守るために道州制・民営化の攻撃を柱に、首切り・賃下げ、非正規雇用化、社会保障の解体と大増税を押し付け、戦争につきすすむ政権だ。」「他方、世界中いたるところで労働者の反乱が始まっている。たたかう労働運動が社会の前面に登場するとき」として「国鉄1047名解雇撤回のたたかいを先頭に労働組合のあり方を変革し、たたかう労働組合運動をよみがえらせよう」「道州制・民営化=公務員360万人首切り・非正規化反対、派遣法撤廃」「解雇―首切りを許さず団結してたたかおう」と提起が行われました。
討論の中では、広大生協労組や草津病院支部、NTT関連支部のたたかいの報告と決意、新たに結成されたソル・プランニング支部などからの発言と、活発な討論が行われました。新役員が選出され、新たな決意のもと10春闘に向かってたたかう決意を固めました。