労働組合交流センター発行の月刊『労働運動』1月号に、推進機構支部の記事が載りました。
3月雇い止め解雇を阻止するぞ!
クビ切り・外注化・非正規化の電子カルテ絶対反対!
広島連帯ユニオン推進機構支部 宮原亮
私たちは財団法人広島県地域保健医療推進機構という広島県が出資する 外郭団体で働く非正規労働者を中心に結成されたユニオンの支部です。仕事の内容は主に健康診断。レントゲン車などを運転して事業所の健診 や市町村の住民健診を行なっています。私はそのなかで検診車の運転業務や受付の業務をしていて、1年契約の嘱託職員です。
私たちの支部はいま、今年3月末の非正規職員の雇い止め解雇阻止、ク ビ切り・外注化・非正規化のための新システム(電子カルテ)絶対反対を正面課題として闘っています。
当局は、これまで紙の手書きカルテで行なっていた健診業務を今年4月 1日からペーパーレス化する「新システム」の計画を進めています。この中で、当局がこの新システム導入とあわせて検診車運転業務の廃止と 外注化、受付業務の外注化を策動していることが明らかになりました。
この攻撃は、自治体における外注化攻撃、医療産別における外注化攻撃 の一貫の攻撃です。直接雇用の非正規職員を解雇して外注化するというやり方はJRの契約社員制度と全く同じです。すでに運転や受付だけ でなく看護師まで派遣労働者が導入されています。この中で非正規職員は超低賃金と「いつでも取替えのきく労働力」扱いの差別的待遇におか れています。
しかし、やりたい放題の当局の攻撃に対して昨年支部を結成し、職場ビラと団交で当局を徹底追及してきました。
「子どもや将来の世代に非正規しかない社会を残すわけにはいかない」と昨年の11・4労働者集会には職場の仲間も参加しました。職場では現場の声を無視した新システムに正規非正規をこえて不安と怒りの声が巻き起こっています。怒りの声を労働組合運動としてひとつの力にできるか勝負どころです。クビ切り阻止!非正規職撤廃!外注化絶対反対!でたたかいます。
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