5・17証人尋問闘争は大勝利!草津労働委員会闘争は大詰めー次回7・19で結審
草津病院が、昨年7月真保支部書記長の定年後の嘱託再雇用を拒否したことに対して、ユニオンは不当労働行為として広島県労働委員会へ訴えてきました。提訴から約1年、本年5月17日に不当労働行為を立証する証人尋問が行われました。証人尋問は労働委員会闘争の中でも、極めて重要な闘争です。支部の団結の力によって、草津病院当局の不当労働行為を全面的に暴きだすことに勝利しました。
証人尋問では、最初に証言に立った真保支部書記長が、組合結成をともに闘った中山支部委員長と本部役員からの尋問を受けて、約1時間20分にわたって堂々と、病院による不当労働行為の真実を語りました。金光組合員も介護職の立場から、労働者の分断・団結破壊・組合攻撃の人事考課制度を弾劾し、現場で闘う組合員の決意を示しました。
敵性証人である相原人事課長は、組合破壊政策のすべてに関わってきた人物ですが、「組合破壊の意図」を覆い隠すために証言はしどろもどろとなり、そして最後には「(人事考課表の提出拒否闘争に対して)評価を2段階下げれば提出拒否(=組合)は、無くなると思った。」などと言ってしまいました。
草津病院支部は、2006年に結成されましたが、結成当初より、病棟大再編(=救急病院化)・大合理化攻撃と闘い、繰り返される組合へ不当労働行為を打ち破ってきました。今回の労働委員会闘争で、草津病院支部の闘いが新自由主義と対決してきた階級的労働運動であったこと、資本と非和解・階級的団結の路線を貫徹し勝利してきたことがあらためてはっきりしました。
現在、職場で闘われている病棟大再編絶対反対、ケアワーカーへの退職強要と非正規職化・外注化反対の闘いを、さらに推し進め組織拡大をかちとります。