2020/10/30

東広島ケーブルメディア(Kamonケーブル)で労組結成 第1回団交を開催!



(写真)Kamonケーブル労組結成大会へのお祝いの花束をユニオン本部より贈呈

2020年9月27日、東広島市に本拠を置き東広島地域にケーブルテレビ放送を提供する東広島ケーブルメディア(通称Kamonケーブル)に労働組合が結成されました。

2年前に経営改善のためとして現会長が連れてきた社長は月に150万円もの報酬を受け取っていながら、やったことは労働者どうしを縦割りに分断しこれまで協力しあっていた職場を分断。さらに現場を無視した施策を次々に強行して失敗を繰り返してきました。責任を取らない社長、それを認める経営陣に対して「このままではやっていけない!」と労働者が立ち上がりました。

今年5月、職場で経営責任の追求・経営者の退陣を求める嘆願書には職場の大半の労働者が署名。経営者に突き付けられました。しかし社長も会長も経営責任から逃亡し続けるばかり。これに対してついに労働組合を結成してまともに働ける職場にするべく立ち上がったのです。

10月28日、第1回の団体交渉が開催されました。経営側に対して①経営責任の明確化、②社長に対する年間1800万円もの報酬の根拠の明確化、③社長のパワハラに対する会社の方針の明確化などを求め、経営代表者の辞任を要求。

会社側は施策が失敗したのは社長の責任ではないと居直りましたが、団交のやり取りの中で、何年も何十年も現場で働き、地域との関係を地道に作ってきた現場の労働者の意見を一切聞かず、社長の独断で様々な施策を強行し失敗してきたことが赤裸々に暴露されました。その点を追求されると社長は「失敗したので、施策はそこでやめました」となぜ失敗したのか振り返ることもできず居直る有様でした。団交の場では今後は従業員の意見をきちんと聞いて進めていくことを約束させましたが、組合の監視のもとで進めていく必要があります。

今後とも労働組合のもとで団結して労働者の生活と労働条件を守り、働きやすい職場にしていくことをめざして頑張ることを確認して記念すべき第1回の団交を終えました。

 

学生アルバイトにも休業手当を! ボーナスカット絶対反対! 広大生協労組


一時金減額絶対反対! 
コロナ休業手当100%支給の継続を! 
学生アルバイトも休業手当の対象だ!


学生アルバイトにも休業手当を支払え! 

 学生アルバイトに対して、第3タームからの休業手当について、「閉店のためシフトを作る必要がなくなったので指示休もない、たから休業手当も支払わない」という対応が行われているようです。そもそも労働基準法の定めでは、事業所の都合で休ませる場合に平均賃金の60%以上の休業手当を支払う必要があります。シフトがなくなるからこそ休業手当が支払われるのではないですか?  


 この件については929日の団体交渉で問題にし ましたが、このような勝手なことが行われているのに、広大生協理事会は掌握もできていない状態で す。どう対応すべきかもしどろもどろで、契約書通りに払うと言ってみたり、よくわからないと言ってみたりでまともな答えはありません。こんなデタラ メはありません。団結して休業手当を要求していき ましょう。


 11月以降も100%の休業手当 を!公平な休業指示を!   

 すでに回覧等でご存知のとおり、広大生協理事会は、コロナ休業にともなう休業手当を「政府の特別措置がなくなったら60%支給にすることを条件に 100%支給を継続する」と脅してきています。特別措置が無くなると休業計画を作成する必要がありま すが、休業計画を提示せずに協定を結べというのは無理があります。まず公平な休業計画を提示すべき です。それもせずに60%支給を提案するのは無責任です。  

 労働者代表からの回覧では「出勤している人と休業指示により休んでいるのと人の不公平さがあるため、6割の支給にしてほしい」という声が、一部の人から寄せられているそうです。責任は、公平な休業指示を出せていない理事会の側にあります。団体交渉でも問題になりましたが、「公平にすべきと思うが十分にできていないので申し訳ない」という回答でした。100%支給の無条件継続を求めていきましょう。

   同時に、政府への特別措置の継続要求、大学当局への補償要求などを求めていきましょう。


冬期一時金減額は絶対反対!    

 冬期一時金も2.6ヶ月から1.0ヶ月という大幅な減額が提案されています。一時金の減額は、広大統合移転の過程で3億円の赤字を抱えていた時も無かったことです。剰余が出て一時金が増えることはあっても減ることは無かったのです。理事会は経営危機をあおっていますが、団体交渉では直ちに資金繰りが問題になるレベルではないと回答しています。つまり、倒産するような状態ではないということです。  

 コロナを利用して合理化・労働強化を進めようとしています。絶対反対で闘いましょう。私たちが生きていけない現実を突きつけられている一方で、政府は莫大な税金や年金財源まで株に注ぎ込んで金持ちばかり優遇しています。こんな状況は根本から変えましょう。今こそみんなが一緒に闘う労働組合が必要です。ともに闘いましょう! 


要求書を出しました!ストライキ権を確立して闘おう!


(1)休業手当について、新型コロナ感染症への対応期間は100%支給を継続すること。 

(2)冬期一時金について、規程通り2.6ヶ月の支給を求める。 

(3)年次有給休暇について、持ち越しを1年延期すること。