2021/09/17

壹貫田委員長が労働者代表に/広大生協労組

 このたび、壹貫田委員長が準職員規程改定についての労働者代表に信任されました。60人ほどの職場で41人の圧倒的な信任署名を得ることができました。夏休みで出勤していないパート労働者がいますので、出勤しているパート労働者のほとんど全員が信任してくれたことになります。広大生協労組の組合員が各職場で署名を集めた大勝利です。

 今回の準職員規程の改定は、広島県の最低賃金が10月から899円に28円アップするため、準職員の賃金改定が主な中身になっています。準職員の初任給が常に最低賃金スレスレのため、最低賃金を下回らないように賃上げをせざるを得なくなったわけです。ところが、広大生協理事会の提案は、1〜3号俸が時給30円アップ、4号俸が20円アップ、5〜10号俸が15円アップというものです。こんなことを許していては、最低賃金が上がるたびにいずれは全員が最低賃金ギリギリの時給になってしまいます。絶対認められません。

 署名にあたっては、広大生協労組が2021年度賃金改定で要求した項目を公約にかかげました。要求のひとつは10号俸で定期昇給が頭打ちになるのをやめろということです。私たちの職場は9割が非正規労働者です。広大生協理事会は、非正規労働者は単純定型業務だから低賃金は当然といいます。しかし、単純提携業務を正確にこなすのがどれほど大変なことか!現場の困難に最前線で向き合っているのは一体誰か!

 実際にパート労働者なしに職場は1分もまわりません。正規ー非正規が団結して職場を変えていきましょう!

2021/09/04

鈴木範雄前委員長・今川澄男前書記長を偲ぶ会を開催


9月4日、広島連帯ユニオン結成された鈴木範雄前委員長、今川澄男前書記長をしのぶ会を安佐南区民文化センターで開催しました。壹貫田書記長の司会で黙祷の後、三菱広機分会や広島連帯ユニオンの歴年の闘争やレクリエーションの写真をスライドショーで映しながら、労働運動に生涯をかけたお二人をしのびました。


 三菱広機分会からは、60年代の組合分裂から激動の70年代を最左派の組合として闘い続け、最後まで職場に分会の旗を立て続けた歴史が組合員の皆さんから語られました。今川さんのご家族からは、長い闘病生活を家族で支えてこられたことが語られました。元分会書記や共に闘ってきた労働組合の発言は、改めて鈴木さん、今川さんの闘いの大きさを感じ、それを引き継ぐ決意に満ちたものでした。

 最後に宮原委員長が閉会のあいさつを行い、「お二人の遺志を引継ぎ必ずや働くものが主人公の、人間が人間らしく生きることのできる社会の実現に向けて今後とも闘っていきたい」と締めくくりました。