一緒に労働組合に入って団結しよう!
※寄せられた相談などの秘密は厳守します。
NTTで働くすべての労働者の皆さん。この度、非正規職の労働者が中心となってNTT関連連帯労働組合(広島連帯ユニオンNTT関連支部)を結成しました。
正規・非正規・派遣・請負の違いを問わずNTTで働くすべての労働者が加入できる労働組合です。
ぜひ私たちの労働組合に入ってください。団結して資本の攻撃とたたかおう!
一人のクビ切りも許さない職場の団結をつくろう
私たちが労働組合をつくった最大の目的は、「一人のクビ切りも許さない団結を職場に作り出すこと」です。
ご存知のとおり私たち非正規職の労働者はたった3ヶ月の細切れの雇用契約で働かされています。そのため、いつも雇い止め・首切りの不安を抱えながら働いています。まともな生涯設計もできません。
また、実際にも、しょっちゅう行われる組織の再編のたびに、派遣社員や契約社員が雇い止めになっています。しかし、みんながバラバラにされている結果、となりの労働者が首を切られても、黙って見ているしかなかったというのがこれまでの現状ではなかったでしょうか。
現場を動かしているのはわれわれなのに、こんな働かせ方はおかしい。バラバラに分断されたこの現実をなんとしても変えたい。そのためには「一人のクビ切りも許さない職場の団結」が必要だと思います。
いまこそたたかう労働組合運動の出番だ!
いま、リーマンショック以来、製造業を中心にして首切りの嵐が襲いかかっています。 不況はこれからさらに深刻化していこうとしています。私たちも他人事ではありません。
資本家どもは労働者への大量首切り・賃下げで自分たちだけは何とか生き残ろうとしています。
しかし、社会を動かしているのは私たち労働者なのです。資本家はこの20年間、ほとんど投機(ギャンブルだ!)しかやっていない!そんな連中を救うために、大量の労働者が路頭に放り出され、住む家さえも奪われるなどということはどう考えてもおかしい!
いま起きていることは、資本家連中にはもはやこの社会を運営していくことができなくなったということだと思います。
したがって、いまこそ労働組合運動の出番です。労働者が団結して闘って、資本のクビ切りや賃下げその他あらゆる横暴を絶対に許さないことが必要です。そして団結を拡大し、労働者の力で社会を変えるときです。
団結すれば労働者は勝てる 動労千葉のようにたたかおう
最大の問題は、資本のクビ切りや賃下げとまったくたたかわない連合・全労連など体制内労働運動の腐った幹部どもです。NTT労働組合も今春闘の賃上げ要求を早々と取り下げました。いまこそ大幅賃上げを要求してストライキで団結を固めるときではないのか!
こういう資本とたたかわない労働運動が職場でのさばっている現状を変えることが必要です。
昨年11月2日、動労千葉(国鉄千葉動力者労働組合 ※注)などの呼びかけで、「たたかう労働運動の全国ネットワークをつくろう」「国境を越えた労働者の国際的団結を!」というスローガンのもと、全国労働者総決起集会が東京で行われ、5700名の労働者が集まりました。この場に集まった全国の労働者は自分の職場の中で、腐った組合幹部と対決しながら、労働運動をよみがえらせるために奮闘している人たちです。また、韓国やアメリカでも同じように現場の労働者が腐った組合幹部と対決して資本の攻撃とたたかっています。こうした労働者の代表もこの集会に参加しました。
私たちはこの全国・全世界の仲間とともに職場の労働者の団結にとことんこだわってたたかえば、必ず勝てると確信しています。
とにかくクビ切り絶対反対で、職場に団結をつくり、団結を強化し、団結を拡大することにトコトンこだわる労働組合です。一緒に組合に入って、団結しよう!
注:動労千葉(国鉄千葉動力者労働組合)JRの運転・検修職の労働組合。87年の国鉄・分割民営化時の10万人クビ切りに唯一ストライキでたたかい、今も団結を守り抜いて毎年春闘をストライキでたたかっています。トコトン現場労働者を信頼し職場の団結にこだわる労働組合で、いま若い新組合員を続々と獲得しています。この動労千葉が呼びかけて10年前から毎年11月に全国労働者集会をが行われ、全国・全世界のたたかう労働者のネットワークがつくられています。