11月30日、高槻市で「植木団地追い出し絶対反対・高槻現地闘争」が、高槻市富田園芸組合・植木団地労働組合・全国水平同盟高槻支部によって開催されました。高槻市は、高槻市富田園芸組合に対して、11月末を期限に植木団地を出て行けという攻撃をかけています。いよいよ退去期限を迎えたこの日、全国から支援の仲間がかけつけました。太鼓の音色と餅つき、焼きそばで歓迎され、明日以降の闘いにパワーがみなぎる集会でした。
演壇のバックには「植木団地追い出し絶対反対!安倍を倒せ!」のスローガンとともに「義理・人情・団結」の文字。植木団地労働組合からは、追い出しに屈せず分断を許さない固い団結をつくっていく決意が次々と述べられ、参加者の心に響きました。8家族に対する住宅追い出し攻撃と闘う全国水平同盟西郡支部からは、ともに闘う決意が明らかにされました。
広島連帯ユニオンからも宮原青年部長が発言に立ち、自分の職場でも労働者から仕事を奪う攻撃がかけられている。植木団地のたたかいは自分の職場に労働組合を作るたたかいと同じだ。労働者から仕事を奪って戦争に狩り出すのがアベノミクスだ。ともに団結して闘うと訴えました。
集会後、更地化攻撃をかけられている富寿栄住宅へ向けてデモ行進を行いました。
<感想>生活奪う追い出しは許せない
何年もかけて作ってきた植木団地を、他の所で一からやり直せというのは大変だと思う。更地にして民間業者に儲けさせるつもりだろうが、広大な土地を一部の利益のために取り上げるのは許せない。実際に働いているのに、急に出て行けというのは酷だ。やり方が汚い。明日12月1日で期限だが、西郡の8家族を無理やり住宅から追い出したようなことは、絶対して欲しくない。自分は負けないという西郡の発言はたいしたものだ。
動労千葉の中村さんが、生きるために団結するのか、それとも媚を売るのか、自分たちは団結してたたかおうと言われたが、絶対反対でたたかう植木団地労働組合の人たちは本当にすごいと思った。全国から見たら小さな問題だが、当事者にとっては死活問題。多くの人が同じようにやられてきたが、頑張ってひっくり返してほしい。どんな小さなことからでも世の中変わって欲しい。デモは長かったが、参加して良かった。