真保支部書記長不当解雇撤回!
「安全より金もうけ」の病棟大再編 絶対反対
組合に入って、一緒に闘おう!
『医療の現場』No.90(15/7/18)
広島連帯ユニオン草津病院支部
1.不当解雇撤回!組合の総力で闘うぞ!
広島連帯ユニオン草津病院支部の書記長であり、広島連帯ユニオン本部・副委員長でもある真保看護師に対する定年再雇用拒否=解雇攻撃を絶対に許さない!
組合は絶対反対・解雇撤回で総力で闘います。この解雇は「安全より金もうけ」「労働者使い捨て」の草津病院理事会の経営に対して絶対反対で闘ってきた組合をつぶし、さらなる金もうけ主義の病院へと大再編していく攻撃です。
草津病院で働くすべての労働者の怒りで、この不当解雇を撤回させましょう!
2.病棟大再編は破産した!職場の安全は崩壊寸前だ
草津病院理事会が昨年末から強引に進めてきた病棟大再編=全面的な救急病院化に対して、組合は絶対反対で闘ってきました。この病棟大再編は労働者の誇りを奪い、不当配転で退職=解雇を狙うものだからです。そして全病棟でのさらなる要員不足・安全崩壊をもたらすものだからです。さらに、派遣労働者の導入で、全面的な非正規化・外注化をもたらすものだからです。
いま、理事会が描いていた構想は行きづまり、病棟大再編は破たん寸前です。必要な人員は集まらず、労働者を病棟から病棟にたらい回しにしてなんとか成り立たせようとしています。
その結果どの病棟でも人員不足・過労死寸前の超過重労働が横行し、いつ重大事故・事件がおきてもおかしくない安全崩壊寸前の状況になっています。
3.安全を守っているのは理事会ではなく労働者だ
草津病院理事会は金もうけ優先の経営に労働者が怒りを爆発させ団結して立ち上がることを恐れ、人事考課制度をいっそう改悪し、労働者を分断しようとしてきました。組合はこの人事考課制度に絶対反対で闘ってきました。
今回の真保支部書記長への解雇も直接的には組合が人事考課制度に反対していることを理由にしたものです。絶対許せません。
いま、職場の状況は「誰か一人でも倒れたら崩壊する」「誰か一人でもやめたら成り立たない」という極限的な状況になっています。この中で労働者は人事考課制度による分断など実質的にぶっ飛ばして必死に力を合わせて職場を回し安全を守っています。その中で21年も草津病院で働いてきた真保看護師を解雇するなど許されない!
一体、理事会はいまのこの職場の状況をなんだと思っているのか! 職場の安全について責任を取る気が少しでもあるのか! ただただ自分たちの経営施策の維持のために看護師を解雇するなど言語道断だ!
私たち労働者は、いつも自分の職場で生き生きと安全に働きたいと考えています。しかしそれを破壊しているのが、資本家の悪らつな経営方針や管理職の労務支配です。病院が病棟再編の準備を始めた時期から今日まで、労働強化や強制配転で准看護師やケアワーカーが辛い思いで職場を去って行きました。もうこんなことは繰り返してはなりません。団結して声を上げましょう。
4.すべての職場の仲間は、組合に入って、団結して闘おう!
いま必要なことはこの「金もうけ優先」経営に絶対反対で闘う労働組合を職場に打ち立てることです。職場を回しているのは労働者であり、労働者が団結すれば金もうけ主義で突っ走る理事会と対抗し、働く者と患者の命を守ることができます。
組合は、真保支部書記長解雇撤回闘争を、「安全より金もうけ」「労働者使い捨て」の経営絶対反対の労働組合を打ち立てる闘いとして闘い抜きます。
草津病院で働くすべての労働者の皆さん!組合に加入し、ともに声をあげ、一緒に職場の現実を変えましょう!
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