2016/09/27

9.27韓国・民主労総ゼネストに連帯

◆韓国・民主労総がゼネストへ進撃!成果主義導入に絶対反対!9・27に公共部門が無期限ストに!広島で国際連帯の街頭宣伝をうちぬく


 韓国では、パククネ政権による韓国版「働き方改革」攻撃に対し、民主労総(全国民主労働組合総連盟)を先頭にゼネストがたたきつけられています。それは同時に、朝鮮半島での戦争を労働者階級人民の総決起で阻止する闘いです。
 民主労総は、公共運輸労組の9・27無期限スト突入を突破口に、9月末から10月にかけ、各産別が次々とストに入ります。政府と財界が成果主義の導入によって雇用と賃金制度を根本から変え、しかもそれを就業規則の一方的変更により労働者の同意なしに強行しようとすることに、怒りが爆発しているのです。闘いは労資協調路線だった韓国労総をも動かし大闘争に発展し始めています。27日の朝9時から15の職場で6万2000人が無期限ストに突入。全国の地下鉄労組先頭に鉄道労組2万人、。健康保険、年金、ガス、ソウル大病院労組などもストに起ちました。さらに明日28日には保健医療1万2000人、ウルサン現代自動車など金属労組9万人以上がスト突入します。さらに民主労総にま だ加入していない造船労組の1万6000人もストに合流予定で、計18万人がスト突入しています。その上で、29日には韓国労総もストに入り10月1日には公務員労組、全教組も年休ストへと段階的に韓国全土でストに突入する予定です。
 パククネ政権の狙いは労働組合と労働運動の全面圧殺にあります。それなしに戦争に突入することはできないからです。しかし民主労総はこれと真っ向からゼネストで対決し、逆に「1%の財閥が支配する世の中を変えよう」と社会の根底的変革を訴えて立ち上がっています。9月26日に開会した国会での所信表明演説で安倍首相がぶちあげた『働き方改革』もまったく同じ新自由主義の攻撃です。広島市では仕事を終えてから中心部の八丁堀交差点でゼネスト連帯の街頭宣伝を打ち抜きました。日本の労働者階級は、いまこそ韓国の労働者と団結して、ともに闘おう!11月6日、東京・日比谷野音へ、11月12日-13日ソウルへと総結集しよう!

2016/09/09

機関紙『団結』No.237を発行|広大生協労組

実態も知らずに「要員は適正」という理事会を許すな!!

広大生協労組機関紙『団結』
No.237(2016 年9月9日)

 霞食堂では、日常作業の中で「CM関節症」「腱鞘炎」「腰痛」などの職業病になる人が次々と出ています。生協労組は谷口書記長の労災申請を契機に、職場の総点検を行ない問題点を洗い出しています。日常作業で扱う物の重さの計量を行ないました。想像以上の重労働をしていることが判明しました。さらに「出食数に比べ厨房が狭く、とりわけ洗い場は対応出来ない」ため無理に無理を重ねて働いている現状が浮び上ってきました。

労災が起きても職場の実態を調査しない理事会

団体交渉で理事会は「マン・アワー・食数( 一人平均の出食数) が他の食堂に比べて多いことはない。適正な人員である」と答えました。この理事会の見解は、ただ数字を見ただけで、職場の実態とはかけ離れたものです。そもそも吉山専務理事は、作業実態について調べることをただの一度も行なったことはありません。また、職場の意見を聞くための職場会議もここ何年も開かれたことはありません。理事会は職場の実態を知らないのです。
 洗い場が狭いため、食器の洗浄に想定以上の人の手がかかっています。ベルトコンベアーの端にシンクを置くスペースがありません。自動で食器をシンクに溜めることが出来ないのです。そのため次々にくる食器を洗浄機に入れる作業は人の手で行なわざるをえません。そのため、矛盾があちらこちらに出現し、無理に無理を重ねる原因になっているのです。

声を出せなくしているのも理事会、団結しよう

理事会は団交で「職業病になったと申請があったのは谷口さんがはじめてで、理事会はそのような現状があることを知らない」と開き直りました。そもそも谷口書記長が申請しても職場実態を調べることも行なっていません。理事会の職業病に対する基本姿勢は「申告がないのは、職業病がないことである」ということです。このような理事会の態度を絶対に許すことは出来ません。
 もし理事会の言うように「適正人員」であるとすればとんでもないことです。「適正人員」にもかかわらず、次々と職業病になる職場だということです。金儲けのためなら職業病になっても良いということが理事会の方針であるということが証明されました。
 命をつなぐ糧(賃金)を得るために命を削る(職業病になる)。こんな逆転したことは直ちに止めさせなければなりません。生協労組はその先頭に立ちます。皆で一緒に闘いましょう。

2016/09/05

「無実の介護労働者・竹川さんを支援する会ニュース」創刊!


「無実の介護労働者・竹川さんを支援する会」に加入を

無実の介護労働者竹川さんを支援する会

代表 森末 一義
 全国の労働者の皆さん、竹川さんの無実を勝ち取る会での署名の取り組み本当にありがとうございました。全国から署名は1065筆も集まりました。裁判が終わってからも150筆も届いています。この署名は団結として竹川さんを勇気づけ裁判闘争を闘いました。しかしながら、裁判所は控訴を棄却し竹川さんの労働者としての怒りを権力で押さえつけ獄中に入れ分断しました。私たちは絶対に許しません!これは団結した署名が全国で拡大されたことが司法権力を追い込んでいる勝利です!
 このたび、無罪を勝ち取る会の闘いを継続し、さらに発展・拡大していくために「無実の介護労働者竹川さんを支援する会」発足させることになりました。全国の労働者、とりわけ医療福祉労働者の獲得を目指していく闘いとして、広島から発信していきます。今こそ医療福祉労働者が先頭に立って安倍政権を打倒し、命より金の新自由主義医療に団結して闘う時代が到来しました。7・26相模原市の障害者施設やまゆり園での殺害事件も闘う労働組合と団結があればこんな事件が起こることはなかったと思います。美泉の事件もアミーユの事件も同じ問題だと思います。現場で労働組合の闘いがあれば高齢者も障害者もすべて団結しともに闘う存在として獲得していけることが出来たと思います。今こそすべての職場に闘う労働組合を作り、ストライキで闘い、安倍政権を打倒し生きるための医療福祉・介護を奪い返していきましょう!
 竹川さんを支援する会は、医療福祉労働者だけでなくすべての労働者に加入を訴えます。ともに闘いを継続していくために資金面での支えをお願いします。裁判闘争でかかった費用、竹川さんとの面会するための交通費など会報の発行など様々な財政が必要になっています。何よりも竹川さんの労働者としての怒りと結びついてともに闘い、社会を変えていく闘いとしてともに継続し拡大していきましょう

2016年9月2日

2016/09/01

9.17ひろしま労働学校公開講座に参加を



 「戦後の反合理化闘争と動労千葉」と題して、国鉄闘争全国運動呼びかけ人の伊藤晃さんに、戦後の反合理化闘争の敗北を総括し、動労千葉の反合・運転保安闘争について提起していただきます。ぜひ参加を!

日時:9月17日13時から
場所:幟会館
講師:伊藤晃さん(日本近代史研究家・国鉄闘争全国運動よびかけ人)
主催:広島県労働組合交流センター