『きょうちくとう』No.150
2019年1月7日
高陽第一診療所労働組合
星野文昭さん獄中絵画展(健康祭)
解放へ向けた要望書50 枚
ご協力ありがとうございました
星野文昭さんは、1971年沖縄闘争で殺人罪で無期懲役刑を受け、44年間囚われ、現在徳島刑務所で無実を訴え再審の重い扉を開くべく、闘っています。獄中結婚した暁子さんへの思いを、絵にして獄中からのメッセージとして描いています。
星野文昭さんの救援会は、1日も早い解放を求めて、全国で絵画展を開催しています。私たち高陽第一診療所労働組合と婦人民主クラブの仲間は、21・22日は、真亀公民館で、そして23日は「健康祭」の企画として行い、3日間で100名を超す来場者があり、50筆の要望書が集まりました。
「優しい色使いの絵に心癒やされました。」「早く出られることを願います。」という感想は多く寄せられましたが、シリアの子どもを抱いた父親の絵には「戦争はあってはならない。生を受けてこの世に生まれたのに、小さい命を奪われ他国であれ、悲しい。」との感想も。獄中からも、ヒロシマとともに平和な社会を作ろうという星野さんの思いが、つながったと感じました。
ひまわり会の会員でもあり星野さんを救う会会員のUさんは、体調が悪い中3日間とも来場し、「一日も早く星野さんを取り戻そう」と激励されました。
無期懲役確定から30年目、仮釈放の審議が更生保護委員会で行われており、要望書を救援会に手渡しました。星野さんの解放とともに、改憲・戦争絶対反対の力を集めましょう。