2023/03/04

不当な退職強要を撤回!65歳までの再雇用を確認/高揚第一診療所労組

2月21日緊急団体交渉〜定年後65歳までの再雇用確認!不当な退職強要の撤回かちとる!


 組合員・矢田は2月20日に「定年後再雇用契約についての要求書」を提出しましたが、理事会は3ヶ月間の雇用契約書を修正することなく、署名捺印しなければ退職と、2月21日からのタイムカードも準備しませんでした。21日に働く意思があり出勤した矢田は、働くことが出来ず、当日緊急団体交渉を申し入れ、居宅同僚ケアマネと地域の住民の参加も得て、退職を撤回させることが出来ました。

 理事会と労組との団体交渉で1医療法人社団緑雨会は組合員の60歳定年に際し、口頭で継続雇用の申し込みがあれば65歳まで継続雇用する。2人事異動については改めて組合に申しいれる。の2点を確認しました。矢田は2月22日より職場に復帰し、ケアマネとして働くことが出来ています。

 争点は、(1)2月20日をもって、定年退職・再雇用拒否とした扱いは不当である事を認め、撤回させたこと。(2)理事会の一方的な薬剤師への人事異動が不当であり、居宅事業所の事業が立ち行かなくなること、ケアマネの経験は地域の高齢者の生活を支えるために重要である事。(3)組合員の雇用条件は労使交渉の案件であり、個人として契約を求めることは不当労働行為である事を追及しました。


同僚ケアマネから・・・居宅管理者・Tさんが一番負担が大きい。新規は今まで断らずにずっと受けて、みんなでがんばってやろうという体制で来たんです・・。Tさんも管理者になっても仕事は矢田さんにたよりにしている。3ヶ月で、とか短い期間でやるというのはやっぱり利用者さんに不安を持たせることになる。新しいケアマネさんが慣れてくるのに3ヶ月では無理があるというのは、居宅の中で話しました。

地域から・・・高陽第一診療所のケアマネージャーさんは、本当に地域に密着型で通院の時に病院に来てくれて、先生のお話をきいてくれたりとか本当に手厚いんです。私もおうちサロンとかしながら関わっている人が3人も矢田さんのケアマネージャーでお願いしております。薬剤師としてでは無くて、矢田さんにケアマネとして残っていただきたいと思って今日それだけをお願いしに来たんです。


 理事会の「黒字化・経営改善計画」、居宅では、利用者を他事業所へ引き継ぐこと、新規の受け入れを断ることなど、今まで築いてきた患者さん、地域の信頼関係を崩し、居宅支援事業所の総力を弱めることにつながることで納得出来ません。現場の声を大きくしよう!労働組合に加入して労働条件・働きやすい職場を勝ち取りましょう!

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