八尾市行政による労働者階級からの住宅強奪攻撃に勝利した!
八尾北医療センター労組の仲間・西郡地区の労働者との団結を圧倒的にうち固めました!
2月26日、道州制攻撃の先取り-大阪・八尾市の住宅立ち退き強制執行攻撃と闘う八尾北医療センター労組と西郡地区の住民と連帯して闘ってきました。
年末からの『派遣切り』による住宅からのたたき出しみられるように、資本と政府はすでに労働者に住宅を保障するすることすらできなくなっています。衣食住すべてが金儲けの対象とされ、資本による極限的な搾取と収奪が行われているからです。新自由主義の下、規制緩和・民営化で住宅を奪われる労働者が全世界的に拡大しています。今回の金融大恐慌の発端となった、アメリカのサブプライムローンは住宅バブルの典型でした。
日本でも、国の施策によって公営住宅の家賃が「応能応益制度」になって以来、公営住宅の性格は大きく変貌し、次々に住宅退去を余儀なくされる労働者人民が増えています。とりわけ被差別部落の公営住宅は支払いできないくらい高額家賃になって払えない住民が続出しています。そのため旧家賃を『供託』して不屈に闘っている住民が多くいるのです。この労働者を追い出そうと行政が裁判を起こしたりし、強制的に退去を迫ったりしています。八尾市営住宅に住んで花屋を営むMさんへの強制執行攻撃は、そのような攻撃の最先端です。Mさんへの攻撃は、労働者階級全体にかけられた攻撃であり、この課題は全ての働く仲間の問題でもあります。世界の労働者と団結する闘いです。
医療・福祉労働者として闘うわがユニオンの草津病院支部の仲間も、八尾北医療センターの労働者との団結をかけて総力で起ちあがりました。何より支部員の中にも広島市の住宅追い出しと供託で闘う仲間がいます。Mさんへの攻撃は私への攻撃だ!と断固支援に行こう!と決意した草津病院支部の仲間との団結を固めるためにも、草津病院支部は支部委員長を先頭に西郡に馳せ参じました。また、広島の医療福祉労働者の仲間である高陽第一診療所労働組合の労働者も共に闘いました。さらに、広島大学部落解放研究会の学生も阻止行動に参加しました。
去る21日にも、日教組の広島教研会場前で機動隊と激突しているので、1週間に2回も機動隊とぶつかるのは初めてだな、と緊張(?)して支援行動に向かいました。
2月26日、早朝に八尾に到着。5時半より行動開始。Mさん宅前に陣取って強制執行を迎え撃つ準備に入りました。「午前7時以降」に執行という通告らしいのですが、全く来る気配はありません。参加者が次々に決意表明と連帯の言葉を述べました。わが広島隊の皆も元気に怒りの団結アピールをしました。さらに怒りを爆発させて全員での繰り返しシュプレヒコール。行政も権力も私たちの迫力に圧倒されたようです。すでにこの時点で勝負は決していました。
10時前についに執行のために市職員が大挙して来ました!徹底して弾劾し怒りをぶつけて、敵の隊列と対峙しました。まさに自治体・教育・郵政・国鉄(JR)の四大産別、医療福祉、関西合同労組の森精機の派遣労働者、東京・東海・広島のユニオン(合同労組)の闘う仲間が正規・非正規、民間・公務、産別などの垣根を越えて、うって一丸となり団結しました。また全国から駆け付けた部落民労働者や地元西郡のすえみつ市議を先頭にした闘う議員たちが本当に一つの団結の旗の下に闘い抜きました。素晴らしく強固でピュアな団結がつくり出されて全く負ける気がしません!
その団結とは裏腹に、卑劣な執行官と警察権力は裏からまわって、Mさんや他の支援者を暴力的に外に連れ出しました。しかし権力に排除された仲間は全員実力で取り戻しました。
行政の言う『強制執行』が行なわれたのですが、直後のMさんの「勝利しました!みなさんと団結できてうれしい!これからも闘い続けます!」という勝利宣言と笑顔、力強いガッツ・ポーズはちょっと忘れることはできません!この中にこそ、今日の闘争の勝利と道州制攻撃と闘う展望があります。八尾市当局の市営住宅追い出しの緒戦で、このような闘いをやりぬけたことは重要です。八尾市に今後、強制執行を続けるとその度に、このような事態になるぞ!と、思い知らせたからです。私たちは八尾市行政に大打撃を与える闘いを実現したのです。裁判や行政との交渉では何も決まらない、体を張って実力で闘おう、という西郡の労働者の言葉が胸にしみました。
それにしても、地元の労働者を警備員に雇い、警察権力を押し立ててやってくる八尾市、そして八尾市長のやり方に屈して先兵と化した市職員労組の体制内幹部のあり方には、ハラワタガが煮えくり返る思いです。先日の教研での日教組幹部と同じです。またその体制内労組の幹部と現場労働者が闘わないと分断と差別があおられ、現場労働者が権力の暴挙のお先棒を担がされてしまうのだということが痛感されました。私たちの団結と八尾市職員・警察権力、現場で労働者の怒りの矢面に立てられる警備員の労働者の支配・被支配の関係は、ものすごい好対照だったと思います。これが道州制攻撃です。
360万人公務員労働者の一旦全員解雇攻撃である道州制攻撃に勝利するためには、この分断支配を打ち破り西郡住民と八尾北医療センター労組のような地域の労働者の強固な団結を、全国各地につくり出すことだと確信しました。広島でもその闘いに全力でとりくもう!道州制粉砕!橋下打倒の3.6大阪府庁前行動に起とう!
(執行委員・D)
八尾北医療センター労組の仲間・西郡地区の労働者との団結を圧倒的にうち固めました!
2月26日、道州制攻撃の先取り-大阪・八尾市の住宅立ち退き強制執行攻撃と闘う八尾北医療センター労組と西郡地区の住民と連帯して闘ってきました。
年末からの『派遣切り』による住宅からのたたき出しみられるように、資本と政府はすでに労働者に住宅を保障するすることすらできなくなっています。衣食住すべてが金儲けの対象とされ、資本による極限的な搾取と収奪が行われているからです。新自由主義の下、規制緩和・民営化で住宅を奪われる労働者が全世界的に拡大しています。今回の金融大恐慌の発端となった、アメリカのサブプライムローンは住宅バブルの典型でした。
日本でも、国の施策によって公営住宅の家賃が「応能応益制度」になって以来、公営住宅の性格は大きく変貌し、次々に住宅退去を余儀なくされる労働者人民が増えています。とりわけ被差別部落の公営住宅は支払いできないくらい高額家賃になって払えない住民が続出しています。そのため旧家賃を『供託』して不屈に闘っている住民が多くいるのです。この労働者を追い出そうと行政が裁判を起こしたりし、強制的に退去を迫ったりしています。八尾市営住宅に住んで花屋を営むMさんへの強制執行攻撃は、そのような攻撃の最先端です。Mさんへの攻撃は、労働者階級全体にかけられた攻撃であり、この課題は全ての働く仲間の問題でもあります。世界の労働者と団結する闘いです。
医療・福祉労働者として闘うわがユニオンの草津病院支部の仲間も、八尾北医療センターの労働者との団結をかけて総力で起ちあがりました。何より支部員の中にも広島市の住宅追い出しと供託で闘う仲間がいます。Mさんへの攻撃は私への攻撃だ!と断固支援に行こう!と決意した草津病院支部の仲間との団結を固めるためにも、草津病院支部は支部委員長を先頭に西郡に馳せ参じました。また、広島の医療福祉労働者の仲間である高陽第一診療所労働組合の労働者も共に闘いました。さらに、広島大学部落解放研究会の学生も阻止行動に参加しました。
去る21日にも、日教組の広島教研会場前で機動隊と激突しているので、1週間に2回も機動隊とぶつかるのは初めてだな、と緊張(?)して支援行動に向かいました。
2月26日、早朝に八尾に到着。5時半より行動開始。Mさん宅前に陣取って強制執行を迎え撃つ準備に入りました。「午前7時以降」に執行という通告らしいのですが、全く来る気配はありません。参加者が次々に決意表明と連帯の言葉を述べました。わが広島隊の皆も元気に怒りの団結アピールをしました。さらに怒りを爆発させて全員での繰り返しシュプレヒコール。行政も権力も私たちの迫力に圧倒されたようです。すでにこの時点で勝負は決していました。
10時前についに執行のために市職員が大挙して来ました!徹底して弾劾し怒りをぶつけて、敵の隊列と対峙しました。まさに自治体・教育・郵政・国鉄(JR)の四大産別、医療福祉、関西合同労組の森精機の派遣労働者、東京・東海・広島のユニオン(合同労組)の闘う仲間が正規・非正規、民間・公務、産別などの垣根を越えて、うって一丸となり団結しました。また全国から駆け付けた部落民労働者や地元西郡のすえみつ市議を先頭にした闘う議員たちが本当に一つの団結の旗の下に闘い抜きました。素晴らしく強固でピュアな団結がつくり出されて全く負ける気がしません!
その団結とは裏腹に、卑劣な執行官と警察権力は裏からまわって、Mさんや他の支援者を暴力的に外に連れ出しました。しかし権力に排除された仲間は全員実力で取り戻しました。
行政の言う『強制執行』が行なわれたのですが、直後のMさんの「勝利しました!みなさんと団結できてうれしい!これからも闘い続けます!」という勝利宣言と笑顔、力強いガッツ・ポーズはちょっと忘れることはできません!この中にこそ、今日の闘争の勝利と道州制攻撃と闘う展望があります。八尾市当局の市営住宅追い出しの緒戦で、このような闘いをやりぬけたことは重要です。八尾市に今後、強制執行を続けるとその度に、このような事態になるぞ!と、思い知らせたからです。私たちは八尾市行政に大打撃を与える闘いを実現したのです。裁判や行政との交渉では何も決まらない、体を張って実力で闘おう、という西郡の労働者の言葉が胸にしみました。
それにしても、地元の労働者を警備員に雇い、警察権力を押し立ててやってくる八尾市、そして八尾市長のやり方に屈して先兵と化した市職員労組の体制内幹部のあり方には、ハラワタガが煮えくり返る思いです。先日の教研での日教組幹部と同じです。またその体制内労組の幹部と現場労働者が闘わないと分断と差別があおられ、現場労働者が権力の暴挙のお先棒を担がされてしまうのだということが痛感されました。私たちの団結と八尾市職員・警察権力、現場で労働者の怒りの矢面に立てられる警備員の労働者の支配・被支配の関係は、ものすごい好対照だったと思います。これが道州制攻撃です。
360万人公務員労働者の一旦全員解雇攻撃である道州制攻撃に勝利するためには、この分断支配を打ち破り西郡住民と八尾北医療センター労組のような地域の労働者の強固な団結を、全国各地につくり出すことだと確信しました。広島でもその闘いに全力でとりくもう!道州制粉砕!橋下打倒の3.6大阪府庁前行動に起とう!
(執行委員・D)