日 時:10月8日(土)14:00〜
場 所:広島市東区民文化センター・大会議室
主 催:10.8中四国青年労働者集会実行委員会
連絡先:広島連帯ユニオン青年部
3月11日に発生した東日本大震災と原発事故はわたしたちの生きる社会を一変させました。被災地で始まった「震災解雇」はドル暴落・大恐慌情勢の中で全国に広がり、非正規労働者を中心に大クビ切り攻撃が始まっています。
福島第一原発の事故はいまだ収束のめどさえ立たず、広島原爆数百発分とも言われる大量の放射能をまきちらし、子どもたちをはじめ放射能の脅威にさらされています。収束に当たる原発労働者には通常時の5倍という被曝限度が設定され、殺人的被曝労働が強制されています。
起きている事態は全て、この30年間の新自由主義政策のもとで、労働組合運動が解体され、地方が切り捨てられ、民営化・規制緩和で資本のやりたい放題の社会に変えられてきたことの結果です。そしていま、これだけの事態を引き起こしてもなお、資本家どもは原発推進をやめようとせず、労働者の首を切り、民営化・外注化でますます労働者を非正規に突き落としていこうとしています。
この事態に対して私たちはどうするべきか? 「いまこそ労働運動を再生することが必要だ」。この一点を訴えます。日本の労働組合のナショナルセンターである連合は何をやっているでしょうか? 吹き荒れる震災解雇とまったくたたかわず、「復興」の名の下に賃金カットに手を貸しています。
連合は、電力総連・電機連合を先頭に電力資本・原発関連資本と一体となって原発を推進してきました。いま、連合幹部は福島原発事故に対して「放射能の影響はない。問題は風評被害だけ」と世界にメッセージを発している有様です。民主党政権の原発推進政策を立案し、進めてきたのも連合の幹部どもです。まさに御用組合です。
もはやこういう連中をわたしたち労働者の代表ヅラをさせておくわけにはいきません。青年が先頭に立って職場から団結を作りだし、たたかう労働組合を再生することが必要です。低賃金も不安定雇用も「自己責任」とされ、「非正規が運命」とされてきたわたしたちの世代が3・11をきっかけに社会の矛盾を強く感じ、急速につながりを求めて動き始めています。わたしたちの世代が「労働組合」「団結」という武器を手にするとき、必ず時代を変えることができます。もう黙っている必要はありません。怒りの声を一緒にあげよう。
職場から声を上げ、たたかいを開始しよう。みんなで声をあげるために集まろう。この集会を11・6反原発・反失業国際統一行動に向けて中四国青年労働者の団結を固める総決起の場としたいと思います。中四国のすべての青年労働者の皆さん! 10・8青年労働者総決起集会に集まってください。
(2011年9月4日)
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