2009/02/07

広島労組交流センター2.7春闘総決起集会を開催

集会とデモが大高揚!
生きさせろ!ゼネストへ団結を固める!
 2月7日、夕方、広島労組交流センターの労働者と広島大の学生は、原爆ドーム前から今年第3波となる本通商店街のアーケードをブチ抜く『生きさせろ』『ガザ侵略許すな、労働者の団結の力で戦争止めよう』のデモに決起した。そしてデモ隊は、その足で、広島県労組交流センター主催の2.7春闘総決起集会へとなだれこみ、生きさせろゼネストの実現に向けて団結を固める集会をかち取った。
 2.7集会には70人の労働者が結集した。参加者全員が一体になって職場で、世界大恐慌-革命情勢を訴え、隣の労働者と徹底的に討論し団結して職場闘争をやり抜こう!闘う労働組合をよみがえらせよう、という決意をあらたにし、職場と地域で春闘ストライキをやりたい!ストはやれる!という確信をつかむことができた。
 
「われわれが依拠するものは、労働者階級の激しい怒りであり、求めるものは労働者の団結です。たたかって、たたかって、団結を強化し、拡大しよう。労働者の団結の力にこそ唯一、労働者の生きる道がある。この点をあいまいさなくはっきりさせよう。」「最大の勝負は、国鉄・教育・自治体・郵政の4大産別です。ここでぶち抜いて全労働者の2割を組織する連合・全労連の支配をくつがえす、そういう職場闘争をやろう。」「交流センターの全会員が動労千葉労働運動をつらぬく活動家=階級の指導部として職場に登場し、たたかって、たたかって、組織し、組織しまくろう」という交流センター全国総会に参加して全国の仲間と団結した広島県労組交流センターの有賀事務局長の基調提起に、参加者が向き合い、自分の職場で、どう09春闘ゼネストを闘ってやろうか、と感じることのできる集会だった。
 ゼネスト、デモに陸続と起ちあがる全国-世界の労働者階級と団結して、ゼネストを実現しよう!ヒロシマの労働者は、職場・産別の区別なく、一つに団結して09春闘本番に向けての固い団結をうち固めた。職場で生きさせろ!の声をあげて、春闘ストライキに起とう!という思いがほとばしる職場報告が多くあった。
 とりわけ、動労千葉・総連合への組織破壊攻撃との闘いに突入しその渦中で組織拡大を実現した動労西日本広島支部や、広教組の体制内指導部と闘い『2・11ヒロシマ教育労働者団結集会』をかち取り、生きさせろ!の「日の丸・君が代」不起立闘争の拡大を実現するという教労部会の労働者が春闘に向けての決意を明らかにした。全逓部会の労働者は、昨秋からの闘いの地平を引き継ぎ、JP労組の組合権力を取ると宣言した。自治体の青年労働者が道州制攻撃と真っ向から闘うと発言するなど4大産別の労働者を先頭にして、断固、党派闘争を貫徹して連合支配を打ち破り、職場に闘う労働組合をよみがえらせるぞ、という発言が続いた。
 「資本主義は終わった!」-世界大恐慌突入の下、経営の生き残りをかけた民営化攻撃とストライキで闘うと、広島連帯ユニオンの職場から次々と決意の表明がなされた。まず壹貫田書記長からユニオンがスト権を確立したことが、ついで広大生協労組の中島書記長から組織拡大と定期大会をかちとったことが報告された。
 さらに昨秋ストライキを貫徹した草津病院支部から2名の仲間が登壇して、医療制度改悪・病棟再編攻撃・評価制度絶対反対を貫き通して、09春闘でもストを闘う!ときっぱりと言い切った。闘わない御用組合をぶっ飛ばして職場で組合員を拡大して闘うという派遣労働者、民間の「一人職場」の労働者から、職場で団結をつくり出して階級的労働運動を貫くという報告があった。次に全造船機械三菱広機分会の組合員から陶山同志の『反戦派労働運動』の「三菱独占がつぶれることは、労働者にとってはいいことだ!」との労働者魂にたち返って階級的労働運動を再建するとの提起があった。最後にNTT労組の組合員が、連合の中枢の中でも、現場労働者の意識は一変している、断固、時代認識と革命情勢を語りきり、春闘ゼネストを呼びかけて職場の仲間を獲得しよう、と訴えがあった。これらの発言の全てが、明るく展望豊かな内容に満ちており、力が湧いてくるものだった。さらに広島大学の学生が、今や大恐慌の中で学生こそ、生きさせろ!の闘いの最先頭で労働者と同様にゼネストを闘う、という団結のエールを表明した。発言の最後に、動労西日本の大江さんの「革命をめざして労働運動をやろう」という閉会のあいさつを受けて、参加者全員で、団結がんばろーの拳を高く突き上げて集会は意気高く終了した。
 集会は終始、09春闘ゼネストをやろう!という合言葉の下、ヒロシマの闘う仲間が団結して闘おう、という気概に溢れていた。また集会には、元広電労組の組合員でレッドパージ解雇と闘った反戦被爆者の会の下田禮子さんもかけつけた。
 広島では、昨年の11月集会後に、『ゼネストやろう実行員会』を立ち上げ、09春闘について討論を重ねてきた。そして年末年始の街宣では、毎回、労働者・学生と合流し、合流した仲間が、その後のデモや集会に参加した。さらに職場闘争によって、「生きさせろ」ゼネストをやり抜くことで、09年は、動労千葉派が労働運動の主流派に躍り出ることができる年であることに確信を持つことができた。
 空前の大量クビ切り攻撃の中で、怒りに燃える労働者がドンドンと革命派に獲得される時代が、ついに到来した。この情勢で、生きさせろゼネストをやり抜く団結が2.7集会で生み出された。ヒロシマの労働者は「明日から職場で実践だ」と直ちに職場での09春闘本番の闘いに突入している。次は4大産別の要・教労を先頭にした『2・11教育労働者団結集会』だ。全力で結集しよう!(広島TO)

0 コメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。