中四方式阻止・大幅賃上げ・パート差別撤廃を合言葉に、97%の高率でスト権を確立!
定昇なし、六月・二月の一時金カットの専務方針に職場の総力で反撃する10春闘を!
東食堂へ中四方式を導入しても、「解雇も、契約時間の短縮もない」と言った、口の根も渇かないうちに、生協経営者は次の攻撃を仕掛けてきました。
先日の全部門店長会議で、①予算通りの利益が上がるまで、労働者の人件費をカットする、②「あるべきシフトになるまで」退職不補充とし、③どしどし配置転換や多忙化攻撃をするといった趣旨の提案を行なって来ました。一体、労働者の生活を何と思っているだろうか! 労働者を喰わせるのが経営者の責任じゃないのか! 子どもの教育費、家のローンはもとより、毎日食べることに追われている労働者に、「生協の労働者の賃金は東広島では高い方だ」とうそぶく経営者なんかいらない!
4000万円の利益を残して何をする積もりなんだ! 自分たちの報酬を上げるのか?
大学に言われるままに自販機の権利を差し出すのか?おめおめと建物使用料を支払うのか?
冗談じゃない。我々は絶対に泣き寝入りなんかしない。今こそ労働組合で団結した労働者が職場を仕切って、労働者の権利を侵すようなことは一切許さない闘いを構築しよう。
学生・教職員597人が東食堂への中四事業連合方式導入反対の署名
裏面のように労働組合が事務局になって、工学部の教員四名が呼びかける『中四事業連合方式の撤回』を求める署名を行ないました。対象は工学部学生など東食堂の利用者。東食堂のお昼の利用者が約六百人ですから、99・5%。利用者ほぼ全員が中四方式に反対です。
理事会は、四月に導入して、その既成事実で批判をかわそうとしていたのですが、その狙いが破綻しました。「西2食堂と同じにするなら二度と東食堂を利用しない」という一声カードに寄せられた怒りが具体的な数字で示されました。吉山専務は、自分でポスターを引きはがしておきながら、「なぜ反対か分からん」と二月八日の団交で居直っています。しかし、この圧倒的な反対の声を無視するなら、理事会が『組合員のために」と生協労働者に犠牲を押しつけてきたこれまでのやり方がペテンだったことが証明されます。正統性のない理事会の命令なんか一片の紙切れにすぎません。堂々と撤回を求めて闘いましょう。
昨年末の団交で、提供した食事に利用者からクレームがついた時、その責任は誰が取るのかとの質問がありました。吉山専務は『分かりません。山大生協に聞きます」と約束したのに、二月八日の団交では『忘れてました」との答弁です。これは単に仕事が遅いだけの問題ではありません。儲け主義の矛盾を現場の労働者に押しつけようとする労働者蔑視そのものです。さらに団交で追及してゆきます。
春闘、闘いの目標について
1. 東食堂への中四事業連合方式導入絶対反対
2. 大幅一律賃上げ
正規・非正規を問わず、一律時間給換算で一〇五円のアップ
この十年間で、広島県の最低賃金と同じところまで悪化しています。このままでは今年ははそれを下回ることは必至です。
3. パート労働者差別撤廃
手当て関係;住宅手当と家族手当については生計同一者に同種の手当てがない労働者を支給対象にする。最低限の生活保障
休暇関係;忌引、結婚など。生理休暇と同様に有給とする
*経営者の賃下げ攻撃は、一歩後退すれば、どこまでも激しく無慈悲になります。四〇〇〇万円の利益出しは『錦の御旗』にされてしまいます。反転攻勢的に大幅賃上げで闘いましょう。
*国鉄分割民営化をテコに、規制緩和が社会を覆い、労働運動は資本家の手先に牛耳られました。その結果、社会に低賃金と不安定雇用が蔓延しています。社会の富を創っているのは、資本家ではありません。労働者こそが総ての富を作り出しているのに、その成果を奪い取られています。こんなデタラメな資本主義社会の仕組みをひっくり返しましょう。春闘は、その第一歩です。圧倒的に高率のストライキ権の確立は自分の力に目覚めた労働者の姿です。搾取と支配を拒否しよう!
この間の闘いの成果
一、組合員の未払い賃金=一年分を様々な妨害をはねのけて勝ちとりました。但し、未払いの原因については「若手の育成」であると訳の分からないことを言ってます。徹底的な責任追及が必要です。
二、労災後の職場復帰について、当然のことながらそれを認めました。しかし、マット上の横転について、想定外のことであると、責任を認めようとはしていません。木坂労災問題では、酒井部長は『病院に行かせてくれ』とは聞いていないと居直りは続いています。
労働運動高揚の時代 JR研修部門外注化阻止は我々と共通の課題
トヨタ社長召喚に見られるように、日米の車の販売市場をめぐる激突で、日米対立は戦前並の国家レベルのものになっています。鳩山内閣は、崩壊の淵にある資本家に莫大な救済資金を回す一方で、福祉と医療を切り捨てるばかりか、労働者の首切りを推進しています。「名ばかり労働組合」である連合が、こうした労働者への政府と資本家の攻撃を許しています。しかし、こういう体制内労働運動の命脈はつきました。
資本家の手先である御用幹部への労働者の怒りは、分割民営化と二十三年間闘ってきた動労千葉のように闘おうという気運を盛り上げています。多数の犠牲者を出した福知山線=尼崎事故のような大惨事が再び起きようとしています。JRで一番大事な車両の点検修理業務を下請けに外注化し、JR労働者の大半を非正規化する攻撃が始まっているからです。職場を守る闘いが、同時に乗客の命を守る闘いになっています。中四方式という最悪の合理化・人減らし・安全無視を押しつける理事会と闘う生協での取組みと同じです。ストライキを武器に闘いましょう。利用者も我々の味方です。団結すれば勝てるのです。
東食堂への中四事業連合方式導入絶対反対!
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