2010/12/25

草津病院支部中山委員長を奪還しよう!新井口駅前と草津病院でビラまき


 12月25日朝、広島連帯ユニオン草津病院支部の中山委員長に対する国家権力によるでっち上げ逮捕・起訴と、草津病院当局のデッチ上げへの加担に抗議し、草津病院と病院の最寄り駅であるJR新井口駅(広電商工センター駅)前でビラまき・街頭宣伝を行いました。
 前日24日には広島高裁による「証拠隠滅のおそれ」を口実として保釈請求の抗告が棄却されました。家宅捜査を強行し、検察側立証も終了しているのに何の「証拠隠滅」があるというのか!団結破壊のためだけにひたすら拘留を継続する裁判所を絶対に許さない!怒りのビラまきです。
 「中山無実!弾圧粉砕!病院当局の加担を許すな!」というビラは、中山委員長のことを心配していた草津病院の労働者に吸い込まれるように受け取られ、約1時間で60枚以上のビラが受けとられました。受け取った人は歩きながら熱心に読んでいました。
また新井口駅頭でも300枚以上のビラが配布されました。
中山委員長を一刻も早く取り戻そう!

2010/12/23

動労千葉を支援する会・広島第3回総会が成功!

 去る12月23日、広島市西区民文化センターで動労千葉を支える会・広島の第3回総会が開催されました。
 広島の闘う労働者や物販を支えている仲間や購入している方などが70名も参加し、総会は大盛況に終わりました。広島連帯ユニオンは、三菱広機分会、広大生協労組、草津病院支部、広島地域支部などから会員が大勢参加しました。また支援する会・広島に賛同する労組として、総会の運営も担いました。
 ユニオンの仲間からも、物販を職場でとりくみ成功させたことや組合で物販担当者を決めて、組織的なとりくみを始めた例などが報告されました。また集会の締めくくりとして、ユニオンの青年労働者がまとめと団結ガンバロー!を行いました。「青年を支援する会の会員にしよう。ユニオンに組織しよう!青年部をつくろう!」とアピールしました。草津病院支部からは、でっちあげ弾圧と闘い、拘留されている中山支部委員長を一刻も早く取り戻すという決意が述べられました。
 職場で物販をとりくみ、動労千葉を支援する会を職場に広げていこう!その力で団結をつくり出してユニオンの仲間を組織していこう!動労千葉を支援する会と国鉄闘争全国運動の掲げる解雇撤回!非正規職化ををなくせ!派遣法撤廃!民営化・外注化阻止!のスローガンは私たちユニオンの合言葉そのものです。この運動の拡大こそが、資本と非和解で闘う労働組合を職場や地域・産別によみがえらせると思います。ユニオンは2011年、全力で会員拡大の闘いにとりくみます。
 さらに、総会で講演を行った大野義文さん(国鉄闘争全国運動呼びかけ人)は、高知県の安芸労働基準監督署長でしたが、当時から広島連帯ユニオンの多くの争議に的確なアドバイスをいただいた方です。また大野さんも労働基準監督官になって始めて着任したのが広島中央労基署だったそうで、広島にはひとかたならぬ思いがあったようです。
 そのこともあってか、この日の交流会で広大生協労組の仲間と意気投合して、現在の労働者を排除するような労基署のあり方に、もの申し、”ケンカをふっかけに”労基署に行くことになりました。広大生協経営の許しがたい労働法違反とすりぬけの数々に対して、現場の組合員と共に怒り、一緒になって闘う姿に感動しました。
 翌日、広島中央労基署に行った広大生協労組の仲間からは、キッパリと労働者の側に立って、敢然と闘う大野さんの迫力に感心したとの報告がありました。
大野さん、ありがとうございました!(お)

2010/12/20

草津病院支部弾圧公判、中山支部委員長が無実を訴える!

 12月20日、13時半から広島地裁第304法廷において、草津病院支部弾圧の第5回公判が開かれました。広島拘置所に拘留されている中山支部委員長が元気に出廷し、弁護士の質問に対してキッパリと「私は無実です!」と証言しました。中山支部委員長は、堂々と前を見据えて、一点の曇りもなく「やっていない」と言いきりました。さらに、検事の質問には、黙秘を貫いて階級裁判を闘う現場労働者として、断固として闘い抜きました。
 また、同時に証言に立った2名の組合の仲間は、中山支部委員長は『不良看護師』というデタラメな証言をぶっとばす「きちんと仕事をし、職場に団結をつくり出した中山支部委員長」の闘いを活き活きと語り、また病院のズサンな管理体制を暴いて、中山支部委員長の無実を証言しました。職場の団結の力が示されました。
 中山支部長の態度と組合の団結した闘いに、年休を取りかけつけた青年労働者をはじめとした支援の労働者で埋まった法廷は、感動に包まれ、闘う仲間は心底から草津病院支部と連帯しました。大勝利!です。
 公判後、直ちに保釈闘争に入りました。
これ以上1日も拘留を許してはならない!ただちに保釈をかちとろう!闘う中山支部委員長を取り戻そう!組合員と闘う仲間の総力で何としても年内に奪還しよう!

2010/12/04

12・4朝鮮侵略戦争許すな!戦争ぜったい反対緊急行動に参加

 11月23日の南北朝鮮の砲撃戦、朝鮮半島と黄海での米・韓の実戦さながらの軍事演習、12月3日から始まった日米共同訓練-「尖閣諸島奪回作戦」、今まさに戦争への道が現実になろうとしています。しかしこれまで「反戦」を口にしてきたあらゆる政党・団体が、戦争をとめよう!の声をあげられなくなっています。今、日本の労働者階級がどのような立場に立つのかが問われているのです。
 日米をはじめとして資本家階級が、侵略戦争によって大恐慌からの生き残りを果たそうと画策しています。その資本家階級に協力している既成の労働組合(民主党政権支持!)に対して、動労千葉をはじめとする私たち”11月集会派”は、職場・地域に闘う労働組合を甦らせ、労働者の国際的団結の力で、戦争をとめよう!と訴えて、12月3日に民営化・外注化反対のストライキに入り、3名の仲間の組合加入をかちとった動労千葉を先頭にして、渋谷での反戦行動にたちあがりました。440名を超える労働者学生が週末の夜の渋谷の街を”戦争反対!”を訴えてデモしました。
 広島では、翌4日午後、8・6ヒロシマ大行動実行員会の呼びかけで、原爆ドーム前で40名の参加で集会を開き、そこから新天地公園へのデモと八丁堀交差点での街宣をやりました。ユニオンからも多くの組合員が参加して、「朝鮮半島を再び戦場にするな!日米共同演習反対!労働者の団結の力で戦争をとめよう!」のコールを広島の街に響かせました。
 沿道の人たちは、車の中や歩道から笑顔でエールを送ってくれました。ビラも750枚が撒けました。
 ヒロシマの労働者の反戦反核の魂は、排外主義や国家主義にとらわれることなく、今こそ”戦争反対”の労働者の力強い闘いを求めていると感じました。

2010/12/03

中山崇志組合員の奪還をかちとる決議

■広島連帯ユニオン草津病院支部の中山崇志委員長の長期拘留を許すな!
■闘う労働組合つぶしのための「刑事弾圧」を組合の団結で粉砕しよう!
■不当弾圧を許さず、一刻も早く中山さんを労働者の手に取り戻そう!


 2010年6月10日の朝、広島県警は、広島連帯ユニオン草津病院支部の委員長であり、医療労働者(看護師)の中山崇志さんを職場で「窃盗」の罪で逮捕しました。中山さんは広島拘置所に移管され、逮捕以来5ヵ月以上、接見禁止の拘留を受けています。全く怒りに耐えません!ただちに釈放せよ!
 中山さんと草津病院支部、広島連帯ユニオンは、国鉄分割・民営化以来、不当解雇撤回!反合理化・運転保安闘争で闘う国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)と共に闘っています。中山さんは、動労千葉などが呼びかける11月全国労働者集会へ労働者を組織して、沖縄現地闘争に起ちあがり、8・6ヒロシマ大行動では、呼びかけ人となって広島の反戦反核の闘いを牽引してきました。また逮捕直後に開催された6・13大集会でスタートした国鉄闘争全国大運動の広島での担い手でもありました。
 国鉄闘争の火を消すことは労働運動を根絶やしにすることです。草津病院弾圧と同時に強行された国鉄1047名解雇撤回闘争の「4・9政治和解」とは、動労千葉と一体で闘う広島連帯ユニオンや草津病院支部のような階級的労働運動を一掃する攻撃であり、資本が大恐慌の矛盾の一切を労働者に徹底的に押しつけ、労働者を賃金奴隷として、果ては侵略戦争にかり出していく戦争への道でもあります。労働者の職場の団結と国際連帯で打ち破らねばなりません。その運動のリーダーこそ中山さんです。
 彼が、今日の労働者、とりわけ青年を“ワーキングプア”に突き落としている新自由主義、その鋭い攻撃の切っ先である『医療・福祉の民営化』に対して“国鉄闘争のように闘おう!”と職場・地域で反撃してきたことが病院資本と国家権力の憎しみの対象とされ、職場での団結の強化と拡大、つまりユニオンの組織拡大を恐れた病院資本と国家権力によって刑事事件をデッチ上げられて、職場から“排除”されたのです。これはまさに「4・9政治弾圧」というべきものです。
 今回の草津病院支部と中山さんへの弾圧は、病院資本と警察権力が一体となった労働組合破壊・絶滅の攻撃であり、ユニオン全体への攻撃です。資本の搾取に怒る広範な青年労働者の決起に恐怖した組合弾圧に他なりません。広島連帯ユニオンは、絶対にここをあいまいにせず、今回の不当弾圧を絶対に許しません。
 必ずや中山さんを取り戻し、弾圧を打ち砕く決意です。
 以上、広島連帯ユニオン第23回定期大会の決議とします。      
                    (2010年11月23日)

星野文昭さんの奪還をかちとる決議

 星野文昭さんは、自らが先頭で切り開いた70年安保・沖縄闘争の爆発の中で,1971年11月14日の渋谷暴動闘争で機動隊員が1名死亡したことをもって、殺人罪にデッチ上げられています。
 彼は、『日米安保粉砕!沖縄の基地撤去!』の歴史的意義と正義を確信し、弾圧に屈せず真正面から対峙し、闘い続けてきました。それが36年の非転向の闘いです。この闘いが今日の階級情勢の中で、闘う労働者の心をとらえています。とりわけ青年労働者、学生が星野さんの闘いに強い共感を寄せています。広島連帯ユニオン草津病院支部の中山崇志組合員もその一人です。
 広島連帯ユニオンは、本年6月10日に、草津病院支部中山崇志組合員を広島県警と病院資本の組合つぶしの弾圧によって獄中に奪われました。中山組合員は「私は、この事件で有罪になり実刑になっても獄中で星野同志と共に闘います!そして職場に徹底的にこだわり職場生産点を必ず病院当局より奪いとる決意です!社会的信用や職員の信用を、マスコミを使って権力・病院当局が、私から奪っても、私と全国の仲間との団結は絶対に奪う事は出来ない!なぜなら弾圧すればするほど団結はより強固になるからだ!」と手紙に書いてきています。中山さんも言っているとおり、“弾圧すればするほど強固になる団結の力”を実感することができます。
 全世界で労働者・学生・市民と多くの人民が、資本主義-新自由主義にNO!を掲げて起ちあがっています。この中で、国家権力と資本による激しい組合つぶしが、デッチ上げ弾圧という形でかけられてきています。これは、労働運動を根絶やしにすることを意図している4・9政治和解の下で吹き出した『4・9弾圧』というべき攻撃です。
 このような情勢の下、労働者の団結した力で星野文昭さんを取り戻そう!階級的労働運動を闘う労働組合の全国的な階級的団結の力で、国家権力をぶっとばして星野文昭さんを奪還しよう!というとりくみが全国の闘う労働組合で開始されています。
 広島連帯ユニオンもこの闘いの一翼を担い、中山組合員を先頭に獄中の星野文昭さんと固く固く団結して、闘い抜く決意です。その力で中山組合員を必ず我々の元に取り戻します。
 星野文昭さんは、本年の11月7日の全国労働者総決起集会によせたメッセージの中で「労働運動の本来の力を取り戻し、全労働者・人民の怒りを解き放って、国境を超えた全労働者・人民の団結をつくりだそう。」と訴えています。
 全世界をめぐって資本主義が行き詰まり、破たんした新自由主義は、崩壊の危機を迎えています。これに対し労働者の怒りが燃え広がっています。階級的労働運動解体の攻撃である『4・9政治和解』に対して、本年6月13日、動労千葉を先頭に『国鉄闘争の火を消すな!全国大運動』が開始されました。階級的労働運動の再生をかけた原則を貫く闘いが開始されたのです。星野文昭さんを取り戻す根源的な力もここにあります。
 今、星野さんの闘いと存在が国家権力を震え上がらせています。それゆえに国家権力は獄中弾圧を激しくかけています。徳島刑務所は、今春2度の懲罰をかけました。1週間の「閉居罰」を加えました。100人を超えた友人面会を停止し、現在も拒否し続けています。星野闘争の大きな前進と飛躍に対する大反動です。私たちは、この攻撃に対し、心底からの怒りをもって弾劾するものです。星野さんを一日も早く労働者階級の手に取り戻そう。星野奪還!中山さんの釈放をかちとるぞ!
 以上、決議します。(2010年11月23日)
         広島連帯ユニオン第23回定期大会参加者一同