11月23日の南北朝鮮の砲撃戦、朝鮮半島と黄海での米・韓の実戦さながらの軍事演習、12月3日から始まった日米共同訓練-「尖閣諸島奪回作戦」、今まさに戦争への道が現実になろうとしています。しかしこれまで「反戦」を口にしてきたあらゆる政党・団体が、戦争をとめよう!の声をあげられなくなっています。今、日本の労働者階級がどのような立場に立つのかが問われているのです。
日米をはじめとして資本家階級が、侵略戦争によって大恐慌からの生き残りを果たそうと画策しています。その資本家階級に協力している既成の労働組合(民主党政権支持!)に対して、動労千葉をはじめとする私たち”11月集会派”は、職場・地域に闘う労働組合を甦らせ、労働者の国際的団結の力で、戦争をとめよう!と訴えて、12月3日に民営化・外注化反対のストライキに入り、3名の仲間の組合加入をかちとった動労千葉を先頭にして、渋谷での反戦行動にたちあがりました。440名を超える労働者学生が週末の夜の渋谷の街を”戦争反対!”を訴えてデモしました。
広島では、翌4日午後、8・6ヒロシマ大行動実行員会の呼びかけで、原爆ドーム前で40名の参加で集会を開き、そこから新天地公園へのデモと八丁堀交差点での街宣をやりました。ユニオンからも多くの組合員が参加して、「朝鮮半島を再び戦場にするな!日米共同演習反対!労働者の団結の力で戦争をとめよう!」のコールを広島の街に響かせました。
沿道の人たちは、車の中や歩道から笑顔でエールを送ってくれました。ビラも750枚が撒けました。
ヒロシマの労働者の反戦反核の魂は、排外主義や国家主義にとらわれることなく、今こそ”戦争反対”の労働者の力強い闘いを求めていると感じました。
2010/12/04
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