■広島連帯ユニオン草津病院支部の中山崇志委員長の長期拘留を許すな!
■闘う労働組合つぶしのための「刑事弾圧」を組合の団結で粉砕しよう!
■不当弾圧を許さず、一刻も早く中山さんを労働者の手に取り戻そう!
2010年6月10日の朝、広島県警は、広島連帯ユニオン草津病院支部の委員長であり、医療労働者(看護師)の中山崇志さんを職場で「窃盗」の罪で逮捕しました。中山さんは広島拘置所に移管され、逮捕以来5ヵ月以上、接見禁止の拘留を受けています。全く怒りに耐えません!ただちに釈放せよ!
中山さんと草津病院支部、広島連帯ユニオンは、国鉄分割・民営化以来、不当解雇撤回!反合理化・運転保安闘争で闘う国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)と共に闘っています。中山さんは、動労千葉などが呼びかける11月全国労働者集会へ労働者を組織して、沖縄現地闘争に起ちあがり、8・6ヒロシマ大行動では、呼びかけ人となって広島の反戦反核の闘いを牽引してきました。また逮捕直後に開催された6・13大集会でスタートした国鉄闘争全国大運動の広島での担い手でもありました。
国鉄闘争の火を消すことは労働運動を根絶やしにすることです。草津病院弾圧と同時に強行された国鉄1047名解雇撤回闘争の「4・9政治和解」とは、動労千葉と一体で闘う広島連帯ユニオンや草津病院支部のような階級的労働運動を一掃する攻撃であり、資本が大恐慌の矛盾の一切を労働者に徹底的に押しつけ、労働者を賃金奴隷として、果ては侵略戦争にかり出していく戦争への道でもあります。労働者の職場の団結と国際連帯で打ち破らねばなりません。その運動のリーダーこそ中山さんです。
彼が、今日の労働者、とりわけ青年を“ワーキングプア”に突き落としている新自由主義、その鋭い攻撃の切っ先である『医療・福祉の民営化』に対して“国鉄闘争のように闘おう!”と職場・地域で反撃してきたことが病院資本と国家権力の憎しみの対象とされ、職場での団結の強化と拡大、つまりユニオンの組織拡大を恐れた病院資本と国家権力によって刑事事件をデッチ上げられて、職場から“排除”されたのです。これはまさに「4・9政治弾圧」というべきものです。
今回の草津病院支部と中山さんへの弾圧は、病院資本と警察権力が一体となった労働組合破壊・絶滅の攻撃であり、ユニオン全体への攻撃です。資本の搾取に怒る広範な青年労働者の決起に恐怖した組合弾圧に他なりません。広島連帯ユニオンは、絶対にここをあいまいにせず、今回の不当弾圧を絶対に許しません。
必ずや中山さんを取り戻し、弾圧を打ち砕く決意です。
以上、広島連帯ユニオン第23回定期大会の決議とします。
(2010年11月23日)
2010/12/03
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