2013/06/09

6・9国鉄全国運動大集会が1800名の結集で大成功

 国鉄闘争全国運動の6・9集会は、1800名の参加で大成功しました。動労千葉の闘いを先頭に、私たちユニオンも職場で街頭で高裁署名を集め、物販を拡げ、職場闘争を展開してきました。全国で外注化阻止・非正規職撤廃の闘いが前進しており、私たちの闘いも一体であることを実感できる集会でした。
 動労千葉の田中委員長は、「国鉄分割民営化以来26年間の闘いに決着をつけ、非正規化・貧困化・ワーキングプア、労働組合の弱体化に決着をつけて反転攻勢にうって出る」「労働組合が立ち向かうことができることを示せば、絶対に労働組合は復権する」「私たちの努力は未来と希望を求める声と結びつき、爆発的な力を取り戻す」と熱烈に訴えました。最後の悪あがきであったアベノミクスもすべて破綻しようとしています。いよいよ闘う労働組合が復権するかどうかにすべてがかかっています。
 自治体労働者は、賃下げ・民営化の攻撃に対して、ストライキで労働組合を甦らせる闘いに立ち上がっています。解雇撤回・原職復帰をかけた動労千葉鉄建公団訴訟控訴審で、東京高裁は結審を強行して国鉄闘争を葬り去ろうとしています。9月25日の判決までの4ヶ月決戦を勝ち抜く上で、今夏8・6の闘いは決定的です。

 安倍政権は、フクシマを無かったことにし、被爆者の核への怒りを押しつぶし、原発再稼動=核武装を強行しようとしています。全世界の労働者が核による分断を打ち破って団結する8・6へ、ユニオンこそ8・6ヒロシマ大行動を大成功させる原動力となる時です。全労働者の力で国鉄闘争に勝利し、外注化阻止・非正規職撤廃を職場で闘い、再稼働阻止・全原発廃止の先頭にたち、改憲阻止・安倍政権打倒を闘いとる決戦に打って出ようではありませんか!

2013/06/08

6・8全国協全国代表者会議ー青年のユニオンへ

 6月8日、合同・一般労組全国協の全国代表者会議が、21加盟労組と未加盟3労組が参加して総勢44名で開催されました。昨年10月の大会で掲げた1000名建設を中間集約するものとして、全国で123名の組織拡大をいかに総括するか真剣な討論が行われました。特に、青年労働者をどう組織していくか、青年労働者が「これこそ自分たちが求めていたものだ」という労働組合をどう作っていくか、待った無しで問われています。
 ユニオンからも、この間の闘いで大きな手応えをつかんできたことを報告しました。草津病院支部をはじめとする拠点建設の前進、労働学校やユニオン街宣を通じての次世代を担うリーダー育成、労働相談やNAZEN運動を通じての拡大など、数としてはまだまだですが組織拡大の芽が大きく膨らんできています。

 全国的にも、国鉄闘争全国運動を基軸に正規労働者の非正規職化を許さない闘いと一体で非正規労働者を組織して行くという全国協の路線が、いよいよ全面的に力を発揮して行く時がきたと実感する会議でした。全国協1000名建設、ユニオン100名建設を、8・6の勝利と一体で実現しようではありませんか。

2013/06/05

日韓交流セミナーに参加ー国際連帯で非正規職撤廃!

 広島大学と慶北大学の日韓交流セミナーが、『広島・大邱の「労働者の非正規化」をめぐる労働組合の取り組みと実践課題』と題して開催され、ユニオンからも報告を行いました。
 6月5日は、鉄道運輸職場から動労西日本の山田書記長と大邱地下鉄の労組、医療福祉現場から推進機構支部・草津病院支部と大邱医療病院労組が報告を行いました。
 7日は大・中・小規模事業体労組の課題としてそれぞれの規模ごとに報告が行われました。大規模では三菱重工・マツダと起亜自動車、中規模では広電と大邱地下鉄、小規模では広島連帯ユニオンと大邱城西工団ユニオンをテーマに熱心な討議が行われました。

 新自由主義のもとで、労働者は国境を超えて非正規職化という同じ課題に直面しています。その中での労働組合作りもそれぞれ苦闘の連続です。特に、安倍政権が改憲と戦争への道を突進し、他国の労働者との対立をあおり労働者を戦争に動員しようとしている今、労働者の国際的団結を前進させることは決定的です。さらに交流を深め団結を固めて行きましょう。


慶北大学から額をいただきました