9月28日、広島労組交流センターの主催で労働者総決起集会が開催されました。冒頭、判決後集会の動労千葉田中委員長の発言をビデオ上映しました。「何のために26年間闘ってきたのか。許せない思いで判決を聞いた。名簿にのっていても採用されていたとは限らない、理屈もへったくれもない、解雇撤回を認めないためのデタラメな作文、難波裁判長は追い詰められグラグラに。最高裁での闘いを、全労働者の恨みを晴らす新しい出発点に」と、熱いアピールを発しました。(http://youtu.be/Vfmf1Wwf4TE)
広島労組交流センターの植野事務局長が基調報告。「9・25は労働運動の歴史を画する日になった。難波裁判長は反動判決を書く任務のはずだった。しかし4万筆の署名に追い詰められそれができなかった。11月労働者集会1万人結集を実現することができる地平にたった。あらゆる職場に労働組合を甦らせよう」と訴えました。特別報告にたった動労西日本の大江委員長は、「我々が先頭にたって闘うことが大事だ。職場で実践しよう」と11月へ向けて力強いアピール。続く発言ではユニオンの仲間が次々と登壇して集会を牽引しました。
草津病院支部は、中山支部委員長が朝ビラで門前に登場、400人の職員を対象に組織拡大を目指し、病棟再編との闘いを10万筆署名で職場の仲間を獲得するとアピール。推進機構支部は、9・25判決は署名の力で押し返した。国鉄闘争は解雇特区など安倍がやろうとしていることに反撃する力になると感じている。社会を変えるしかないということが、ストレートにはいる時代、署名を武器に闘い、青年のリーダーを作ろうと訴えました。広島地域支部からは山下組合員が、労働者階級の意思を反映した組合は動労千葉のような闘い以外にない。9月21日の雇い止めを前に19日にストライキに起ち上がった。最初は経営者と1対1の闘いだったが、それでは今の自分はなかった。無数のリーダーを生み出し権力を震撼させるような11月へと決意を明らかにしました。
高陽第一診療所労組からは森末委員長が、オリンピック招致の安倍演説はフクシマ圧殺と弾劾。TPPや資本のための医療と闘う労働組合の存在が問われている中、闘う拠点建設へ。教労部会からは倉澤さんが、8・6年休処分の人事委員会闘争で再審を闘い、ブラック企業のはしりのような教育現場を変える闘いへ。既成の組合に絶望した人が新たに加入し、とともに部会を再建していく決意を明らかに。自治体労働者からは、組合員であることを職場にの仲間に話し受け入れ気味の反応うれしい。サービス残業や持ち帰り仕事が当たり前の状況の中、職場改善にとどまらない活動をしていきたいと表明。集会全体が若きリーダーの登場を実感させるものとなりました。壹貫田書記長が、ユニオンと四大産別が一体となって11月集会1万人結集をとまとめ、団結ガンバローで集会を締めくくりました。