6月20日、「外注化・非正規職化と闘う日韓地域一般労組の現状と課題」というテーマで日韓共同セミナーが、大阪で開催されました。日本側からは、広島連帯ユニオンと関西合同労働組合が、韓国側からは、民主労総の3氏が報告しました。
冒頭、壹貫田書記長が「広島連帯ユニオンからの日韓連帯の展開過程」と題して、日韓セミナーのへ関わりと動労千葉労働運動=国鉄闘争全国運動の取り組みを通して階級的労働運動を前進させてきたことを報告し、8.5日韓連帯集会の成功を訴えました。
「建設労組の組織化のための闘い:慶北浦項の事例を中心に」
(李ゾンラク/金属労組浦項支部長・前民主労総慶北支部長)
「慶北一般労組の外国人移住労働者組織化」
(金憲柱/慶山移住労働者センター所長)
「大邱地域医療と福祉分野の非正規職化の実態と実践課題」
(林順光/前民主労総非正規教授労組委員長)
広島連帯ユニオンからは、宮原青年部長が「解雇撤回・非正規職撤廃を闘う広島連帯ユニオンの取り組み」と題して、この間の草津病院支部・広大生協労組・推進機構支部と福島町地域の拠点建設の闘いと、サンナビ・山陽測器の解雇撤回と現在闘われているアクオ西日本の解雇撤回闘争を報告。国鉄闘争全国運動の取り組みと合同一般労組全国協議会の結成を通して外注化阻止・非正規職撤廃の路線を確立し、動労千葉労働運動=国鉄闘争を基軸に新自由主義攻撃と対決していくことを訴えました。
最後に「階級的労働運動が主流はとなる時代へ」と題して、関西合同労働組合の黒瀬委員長・田中副委員長・山口書記長から報告がありました。
国鉄闘争全国運動6.8集会の地平をさらに前進させ、階級的労働運動の発展と国際連帯で8・6ヒロシマー8・9ナガサキを闘いましょう。
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