5・1広島メーデー行動、青年を先頭に、勝利の展望はここにある!
労働者・民衆の国際連帯で、安倍倒せ!共謀罪粉砕!朝鮮戦争絶対止める!
5月1日、動労西日本と広島連帯ユニオンが呼びかけ、広島メーデー行動を勝ち取りました。広島市役所近くの国泰寺公園から、昼休みの広島中心部を縦断するデモ行進を広島連帯ユニオン、交流センターの若い組合員が先頭に立ち、「共謀罪をぶっつぶそう!こんな社会はひっくり返そう!」とシュプレヒコールを上げ、「それ行けカープ」の替え歌『戦争反対守ろう命!』を歌い、元気にデモ行進を行いました。デモの途中ですれ違った県労連のデモ隊を圧倒していましたし、デモの迫力に沿道の労働者や市民、青年、県労連デモ参加者から多くの激励やエールがありました。その後、幟会館でメーデー集会。連帯の挨拶を全学連大会襲撃弾劾国賠弁護団の新川登茂宣弁護士と、安芸太田町議選に勝利した大江あつ子さんからうけました。基調提起は広島連帯ユニオンの宮原亮執行委員から。まず当日届いた大邱の城西工団労組委員長キムヒジョンさんからのメッセージを紹介。まさに同時刻、大邱でも世界メーデー大会を開催しているとのこと、「ともに全世界の労働者よ、団結せよ!日韓の労働者団結闘争、サード反対、戦争反対、労働改革に反対、安倍打倒!」の熱い連帯のメッセージでした。
そして、集会基調として、朝鮮戦争、世界核戦争に向かって安倍・トランプの戦争挑発が繰り返される中、4月29日の北朝鮮ミサイル発射情報を受けて東京メトロや北陸新幹線が一時ストップ、学校現場や自治体ではJアラートの発動と、戦争は労働者ひとり残らず、労働現場と生活の隅々まで入り込んでくるもの、労働者ひとりひとりが例外なく生き方を問われている。始まる前に戦争を止めることは全く可能だ!共謀罪は、労働組合・反戦運動つぶしの攻撃、絶対阻止しよう!日本の労働者階級は戦争をめぐる情勢の中で、もっとも階級として覚醒する。動労西日本、広島連帯ユニオンの3月ストライキ、解雇撤回労働委員会闘争、安芸太田町議選の勝利のように絶対反対と団結拡大でたたかおう。7月都議選をたたかい、8・6ヒロシマ大行動を全人民の朝鮮核戦争への怒りを総結集する闘いとしてかちとろう!戦争と労働改悪の安倍を、国鉄決戦の路線で打倒しよう!と提案されました。
広島大学自治会の森田委員長より、沖縄闘争へ初参加する学生への闘争カンパが呼びかけられ、圧倒的な共感とカンパが寄せられました。
続いて各職場・労組からの発言。動労西日本の大江委員長より、五日市駅のサービス残業の強制に対して、スト権確立し、団体交渉に臨むと動労西日本の組織拡大の決意が述べられました。また広大生協労組は参加者が全員登壇し、谷口書記長より、戦後焼け野原の中で闘って来た被爆者の思いを引き継いでいくのは私たちだけ。職場の中にマルクス主義で闘う仲間を作っていくと力強くアピール。高陽第一診療所労組から、森末委員長が、春闘での理事会の回答者は労働組合の団交を「暴力」とでっち上げ、警察権力に売り渡す共謀罪の先取り攻撃、絶対許さず、労組と8・6行動への組織拡大でたたかうと発言。草津病院労組からは、金光組合員が、働くことで身体を壊す現実。病院の合理化、賃金削減の中、闘う仲間とここに存在することで、真実と本質を見抜き自分は変わってきた。私が委員長になる決意をかためたと力強い発言。労組交流センターの自治体部会からは、目の前で過労死自殺が起こっている。敗北主義に陥り、労働者を蔑視する幹部を一掃し、動労千葉のような組合にすると決意を表明。また、三菱広機分会の発言が続きました。
「治安維持法の再来=共謀罪成立を絶対に阻止しよう!」集会決議を上げ、広島連帯ユニオン壹貫田書記長より、5月、福島町での星野絵画展と狭山集会をかちとり、6・11から8・6へ。自分たちを一変させる飛躍を勝ち取ろうと行動方針が提案され最後に、力強く団結頑張ろうを行いました。
若い青年とともに、闘うメーデーをよみがえらせ、私たち労働者・民衆の団結と国際連帯の勝利を展望できる行動でした。
城西工団労組キム・ヒジョン委員長からのメッセージ 大邱城西(ソンソ)工業団地労働組合委員長キム・ヒジョンです。広島連帯ユニオンの仲間をはじめ、日本の同志の皆さんの闘争に挨拶します。闘争!(トゥジェン!)
元気でしたか?去る3月8日に女性の日の集会で会ってからもう2か月が過ぎましたね。韓国では幸いなことに、朴槿恵を拘束しました。延べ数千万人のキャンドルの力は大統領だけでなく、パククネゲート関係者をほとんど拘束させました。キャンドル抗争の力は本当に巨大であると思われます。ところが、安倍とトランプはどうでしょうか(笑)。朴槿恵は拘束されましたが、世界的な経済危機の中で、もう一人の朴槿恵は、いつでも誕生の機会をうかがっています。日米韓の労働者が一堂に集まって連帯することができる日が来ると本当に良いと思います。
ここ数日星州(ソンジュ)は戦場です。警察と軍人8千人が、星州に集まった労働者民衆は、ソソンリ住民を追い出しファサードを配置しました。毎日の闘争過程で失神して運ばれる人が増えています。昨日警察はタンクローリー搬入阻止の過程で子供が乗った自家用車をハンマーで壊し強制的にこれらを引き出すこともありました。80歳を超えるソソンリのおばあさんは生涯朴槿恵をはじめとする保守右翼政党を支持してきた方です。この方は、サードのおかげで、味方と思っていた米国がどのように悪い国なのか分かるようになったと言います。不法なサード退け! アメリカの警察は退け!というスローガンが今日も星州ソソンリに満ちています。
米国は自分たちの利益のために韓半島に戦争の脅威を加重させるサード配置を強行しました。韓国内親米、親日派を背景に、思ったより簡単にサード配置に成功しました。その後、トランプはサードのコストとして10億ドルを出せと言っています。サードを米国に持って行けという星州と韓国の労働者民衆の声を代弁しなければならないはずの大統領候補は、「国会の批准手続きを経なければならない」とか「サードを配備すればむしろ平和的になる」などと言っています。誰が大統領になっても本当に韓半島に平和をもたらすことができる人は、労働者と民衆の闘争しかないと思います。
まさに数日前、起亜自動車労働組合で総会が開催され、正規職と非正規職労働者を分離するのに72%が賛成して、最終的に正規職労組、非正規職労組2つに分離されました。派遣法と期間雇用で非正規職がさらに盛んに増えているこの時に、正規職労組がしてはならない深刻な行為をしたと思います。今日で18日目となる光化門広告塔での断食高空座り込みを続けている6人の解雇された労働者を考えると、起亜自動車労組の仲間たち背信行為が骨にしみます。しかし、いつか正規職も非正規職労働者と一緒に団結して闘争しなければならないという事実を認識することでしょう。それは、労働者階級に生まれた運命のようなものであるからです。
今日は、世界メーデーです。米国のシカゴの労働者が8時間労働制を要求してストライキをしたことが127年経ちました。それから、私たち労働者の闘争は、どのように発展しているか悩みます。
同志たち、連帯ユニオン傘下である広島の生協労組の谷口同志の労災認定闘争はどうなったか気になります。指が痛くて、体が大変でも闘争している谷口同志が明らかにしています。闘う労働者が勝利するということ、谷口同志と生協労組の仲間たちに学ぶことができる機会があればでと思います。また、国鉄西日本の外注化反対闘争、山陽測器解雇撤回闘争の仲間たちの闘争も必ず勝利すると確信しています。
安倍政権の「働き方改革」「共謀罪」は、より多くの非正規職の量産、何も考えず奪われて生きていく習慣が作られ、より多くの利益を資本家に合法的に返す装置です。これは、労働組合と労働運動をさらに萎縮させることになり、労働組合を作ることに苦労することになるでしょう。しかし、広島の仲間たちの教訓のように「闘争すれば、必ず勝利する」ことができると思います。一方で、安倍政権の労働改革は死んでいく資本主義の寿命を少し延長させるものです。 30-40年前の先輩労働運動家たちが疲れることなく闘争している日本の労働運動は、いつの日か後輩労働運動と出会い、安倍政権をはじめとする資本主義政権を一気に追い出す日が来ると思います。
全世界の労働者よ、団結せよ!
日韓の労働者団結闘争、サード反対、戦争反対、労働改革に反対、安倍打倒!
大邱では午後2時、世界メーデー大会が開かれます。距離は遠いが連帯の心を共にします。不十分な文を聞いていただきありがとうございます。
闘争!
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