2017/07/28

こんな一時金カットの説明は許せない|高陽第一診療所労組

本日の謝罪・説明会 ・・なんの謝罪?なんの説明?
ちゃんとした説明を全職員に!

きょうちくとう136号
2017年7月28日
高陽第一診療所労働組合

●明日朝8時15分に集まってください?!これが説明会?

 昨日の運営委員会で、「明日、一時金カットについての職員への謝罪・説明会をします。8時15分にデイケア室に集まってください」と通知されました。前日に、それも始業前の時間に、いったい何人の職員が集まれますか?
 「これだけ頑張ってなぜ、0・5ヶ月もカットされるのか?どんな努力をしたのか?ちゃんと説明して欲しい!」団体交渉で労組は、職場の労働者の声を訴えました。
 理事会は「端的に言えば、お金が無いから。経営がうまくいってないからです。」
「介護職員が集まらなかった。経営責任は当然あると思っています。改善の努力は最大限の努力はしたつもりです。」 冬の一時金については「今の回復基調が持続していくならば、従来の賞与が出せるようになると思います。」具体的に数字をあげて説明を求めると「数字をあげてもしょうがない」
「赤字だと言ってるんだから」
しかし、労組は施設の職員さんの声を上げ、追求しました。
 「今でも新施設ではいくら人員を入れてくださいと言ってもできなくて、ぎりぎりのところでやっていて、今から8割・9割の稼働になります。それでも人員は今まで通り。これまで以上に負担がかかって利益出しましょう。それで職員は納得しますか?今までも我慢してきたんですよ。
それでボーナスカットされたんですよ。その中で冬のためにちゃんと出せるか出せないのかも分からないのに、協力してくれ。今まで通り頑張ってくれ、それが通用すると思いますか?難しいと思いますよ。ちゃんと具体的な数字を出して確実にこうだということがわからない限りは難しいと思いますよ。事務長さんが言ったような説明では難しいと思います。」そして、労組員以外の職員さんの参加も力になり、
①7月31日までに組合へ経営状況について文書で回答し説明する。
②お盆までに全職員に対しての謝罪と、見通し・再建計画について説明する。
と説明会の開催を確認させました。
 それが、突然の本日の謝罪・説明会ですか?何の準備がされたのか?何を説明しようとしているのか?ちゃ
んと職員の質問に答えるのか?今、本当に声を上げる時です!

●職場の安全を守るために声を上げよう!

 施設の稼働率を上げる、収益を上げることが目標になり、人員配置の見直しをするとなっています。ぎりぎりの人員配置で安全が守れないという労組に理事会は「そうしないと乗り切れないと思ってます。」と全部の部署の人員を見直し、ギリギリの人員でやるのが当たり前と明言しました。職場の労働者と患者・利用者さんの安全を守るために、労働組合でともに声を上げていきましょう!

2017/07/22

休養できて安全に働ける職場を|草津病院支部

誰か1人休めば職場が回らない!
休養できて安全に働ける職場を

■草津病院は、本格的な救急病院化で利潤を上げている!

 救急病院化によって職場では、"慢性的な人員不足による過重労働"が横行しています。その結果、体調不良での病気休職や、絶えきれなくなって突然、退職することが起きています。また派遣などの非正規職を雇っても続かない状況です。

■病棟の人手は不足している!

 しかし病院は「人は足りている」と言っています。これは本当でしょうか?
病院が言っているように「人が足りている」のであれば毎日、毎日ヘトヘトとなることはありません。1人が病気か何かで休めば、たちまち業務がまわらないというのが職場の現実であり、これこそ人員不足の証しです。
 その上で病院は、欠員補充はしません。そして、そもそも人手不足になっている職場の労働者に勤務変更を「強制」し、その場しのぎをしています。それがさらに過重労働に拍車をかけているのです。また、休んだ人の代わりに働く人を決めることを管理職が現場に丸投げするのは、病院の責任放棄です。

■病棟の再編=救急病棟化はケアワーカーの大リストラ

  ケアワーカーの夜勤勤務が激減しました。低賃金を夜勤手当でしのぐしかなかったケアワーカーの賃金がさらに激減し、本当に死活的な問題となっています。
これは、すべて病院が金儲け主義に走った結果です!病院は、生きていけるだけの賃金を支払え!業務の外注化・非正規職化に絶対反対でたたかおう!

■職場に団結を取り戻そう!生きていくために労働組合を作ろう!

  広島連帯ユニオン・草津病院支部は、職場に団結を取り戻して、働く仲間が生きていくための新しい『草津病院労働組合』の結成をめざしています。
草津病院で働くすべてのみなさん!今こそ、草津病院に団結を取り戻して、みんなの力で職場に労働組合を作ろうではありませんか!

合同・一般労働組合 広島連帯ユニオン・草津病院支部
(2017年7月22日)

2017/07/21

直ちに欠員補充し労災のない職場に|広大生協労組

機関紙『団結』No.247
2017年7月21日
広大生協労働組合

7.13団交報告(1)準職員の最低時給を1000円に!
直ちに欠員補充し、労災のない職場に!

 7月12日、準職員・嘱託職員の賃上げと休日・休暇についての団体交渉をおこないました。今回初めて参加する組合員があり、いっそう力がはいる団交になりました。
 最低時給1000円という要求に対して、年間4500万円の原資が必要だから無理という理事会の回答でした。しかし、そもそも低賃金でこき使っておきながら「原資がない」という理由など問題にもなりません。理事会は、労働者の生活は「原資」に入っていないと考えているのです。
 最低賃金1000円と合わせて「定期昇給を改悪するな、頭打ちをなくせ」という要求もだしました。この間理事会は、時給が最低賃金を下回りそうになると、初任給はあげても長年勤めた人の時給のアップは抑えるということをやってきました。安倍政権が「働き方改革」で最低賃金1000円といっていますが、その正体はみんな非正規職にして最低賃金1000円で働かせるということです。広大生協はその最先端を行っているということではありませんか。労働者が長年闘ってきた「生活できる賃金」の要求を貫きましょう!
 前回4月13日の団交で問題になった霞食堂の欠員が未だに補充されていないことも追及しました。「今募集している」と言って平然としている吉山専務の対応には怒りしかありません。生協食堂は働き始めて1ヶ月もすると手が痛くなるような職場です。それなのに欠員補充もすぐにできない状態で良いのでしょうか。労災を防ぐためにすぐに欠員を補充する責任が理事会にあるのに、「今募集している」とはなんと無責任な回答でしょうか。
 欠員のためこの間内野常務が洗浄室に入っています。しかし、欠員をすぐに補充するのが常務理事の責任ではないですか?洗浄を手伝ったら済むと思ったら大間違いです。
 前回の団交で霞食堂の洗浄室が使いにくいと指摘したところ、「洗浄機の容量は問題ないので使い方を指導する」いう理事会回答でした。しかし、内野常務は「みんな正しく使っている」と言って平然としています。職場の声は完全に無視です。
 欠員補充もない、職場の改善要求も無視、こうした状況で労災がなくなるわけがありません。出食制限をして当然の事態です。労働組合に団結して現場に矛盾を押し付けて何の手立てもしない理事会を許さず、労働組合に団結して現場の力で職場を変えましょう!
 森友事件や加計事件で一部の金持ちのために国家を私物化する安倍政権の正体があきらかになっています。民営化・外注化・国家の私物化によって労働者には総非正規化の攻撃がかけられています。法人化された広島大学も例外ではないし、広大生協の労災・低賃金・パート差別という現実もその現れです。東京都議選では、それが「安倍を倒せ!安倍を監獄へ!」の怒りとなって自民党を大敗北に追い込み、安倍政権の支持率は2割台にまで落ち込みました。しかし、追いつめられた安倍政権は何としても改憲・戦争に突き進むために、8月上旬に内閣改造を行って仕切り直そうとしています。8月6日の祈念式典参加を絶対許すわけにはいきません。8・6ヒロシマ大行動にあつまり、安倍政権に対する怒りを爆発させよう!


7.13団交でのやりとり(1)準職員の時給について

要求:準職員の最低時給を1000円に
回答:年間で4500万円以上の原資が必要なので要求に答えることはできない

(労組)広島市内の「すき家」は昼の時給が960円、夜は1200円。時給1000円はめちゃくちゃな要求ではない。原資というが、もともと低賃金で働かせていることの方が問題だ。実際、霞Dの欠員は補充できたのか?
(理事会)今募集をつづけている
(労組)職業病労災がおきるような状況で欠員のままで良いのか?労災の原因や対策はどうなっているのか?
(理事会)持ち帰って検討する
(労組)労災が起きたら原因を究明し対策をたてるのでは?
(理事会)先日示した労災一覧表に書いている
(労組)状況が書いてあるだけで原因の究明も対策もない。しなくてよいのか?
(理事会)先日のアンケートの分析と合わせておこなう
(労組)アンケートの結果は集約したのか?
(理事会)目は通した、同じような人はいるのでなるべく早くする
(労組)就職して1ヶ月で手が痛くなって次から次にやめているのにそんなゆっくりで良いのか
(理事会)どうでしょう?
(労組)自分の責任と思わないのか?前回の労災一覧について原因の究明と対策をすべて示せ
・・・
(労組)霞の洗浄室の使い方を指導したのか?
(理事会)わかりません
(労組)前回の団交で、霞Dの洗浄室は労組が指摘しているような問題はない、使い方を指導すると答えたが?
(理事会)・・・(そんなことがあったか というような態度)
(労組)内野常務は「皆正しく使っている」といっている。「洗浄機の容量十分」「使い方もただしい」でも現場から色々改善要望が出ているではないか。このままでよいのか? 
(理事会)わかりません
(労組)内野常務が欠員のために洗浄室にフォローに入っているが、常務理事としての責任は欠員を補充することではないか?責任をごまかすな 

2017/07/18

連帯No.279(2017年7月号)を発行

機関紙『連帯』No.279(2017年7月号)を発行しました。

一時金カットを絶対に許さない|高陽第一診療所労組


『きょうちくとう』No.134
2017年6月19日
高陽第一診療所労組

責任転嫁の一時金カットを絶対に許さない!

●労働者に経営破たんの責任を負わせるな!

 理事会は春闘の回答書で「一時金カットはやらない」「一時金カットは組合のデマ」「人件費削減には最後に手を付ける」と言いながら、夏季一時金の支給額を常勤1.5か月・パートを0.75か月に減額すると運営委員会で発表しました。絶対に許しません!
 経営破綻の原因である新施設建設を強行したのは理事会であり、食事を外注化し、人が集まらないと理由をつけて労働強化を押し付けてきたのは経営を成り立たすためではなかったのか?結局労働者に責任を押し付けることしかできないのか?理事会は今まで新施設に経営方針も無く、どんぶり勘定でやってきたことがはっきりしたのです。           
 組合は新施設に対して建設段階から絶対反対をしてきました。絶対にうまくはいかない最後には銀行に診療所を売り渡すことになる、安倍政権の介護政策に反対して闘おうと訴えてきました。しかし理事会はそれに耳を貸すこともなく自ら、命より金の新自由主義に転向していきました。労働者には一切の責任はありません、責任を取るのは理事会であり、一時金カットが組合のデマだというなら責任をもって一時金を支払え!

●今の社会で生き残るのではなく、社会を変えるために団結して闘おう! 

  今の時代と社会は東芝のような大企業でも経営が悪化し倒産していく時代です。その責任を労働者に押し付けていく、これが新自由主義の経営のあり方です。安倍政権の働き方改革に現れているように労働者すべてを非正規職にし、残業代をゼロにして、業務をすべて外注化していくことで利潤追求をしていくことが資本が生き残るために行われています。そのために労働組合を破壊して労働者を分断し、団結をさせなくしています。今の職場に必要なのは、自らの職場で労働組合に入って団結していくことです。敵の攻撃が分断し団結させないためなら、その攻撃を跳ね返し団結して闘えば労働者は必ず勝てるということです。
 診療所が生き残るためにどうするかではなく、命より金の医療福祉・介護を生きていくために労働者の手に奪い返していくことが重要になりました。すべての労働者が怒り立ち上がり始めています。となりの韓国では6月30日に闘う労働組合の民主労総が先頭でゼネストが闘われます。
 すべての労働者が生きていくために組合は闘います。夏季一時金も組合に入り団結して闘って勝ち取りましょう!

2017/07/15

7.15安倍は広島に来るな!緊急デモに参加


 8.6ヒロシマ大行動実行委員会のよびかけで、「7.15安倍は広島に来るな!緊急デモ」を行いました。共謀罪を制定し2020年改憲を打ち出した安倍政権に対して、労働者民衆の怒りが爆発しています。東京都議選の秋葉原街宣で「安倍やめろ」コールが巻き起こり、内閣支持率は20%台まで落ち込んでいます。安倍首相は、改憲へ向けての内閣改造をやって8月6日の祈念式典に出席しようとしています。しかし、安倍政権は大ピンチです。「安倍は広島に来るな!」「安倍を監獄へ!」の声をたたきつけ、韓国でパククネを引きずり下ろしたように、労働者民衆のゼネストで戦争へ向かう安倍政権を倒そう!

8.6ヒロシマ大行動のブログへ
 http://86hiroshima.blogspot.jp/2017/07/715.html

2017/07/13

環保協は非正規差別をやめろ!|広島地域支部

非正規職撤廃!
環保協は非正規差別をやめろ!
本日団体交渉!


広島連帯ユニオン
2017/7/13

 広島連帯ユニオンは一般財団法人広島県環境保健協会(環保協)に対して右の要求書を提出し、13日(本日)団体交渉を行います。
 環保協で働く労働者の皆さん、ぜひ広島連帯ユニオンに加入し、一緒に働きやすい職場にするため、そして人間として生きていける労働条件をかちとるために一緒にたたかいましょう!

理不尽な非正規差別

 何年も責任感を持って仕事をしてきた労働者、決して「補助的」ではない仕事をしている労働者を非正規職として働かせ続けることはおかしい! 日給8500円で何年働いても変わらない低賃金、「1年雇用」などの期間の定めての不安定な雇用。おかしいことだらけです。
 要求書にあるように環保協では正規職員、嘱託職員には忌引きや結婚などの慶弔などに、有給の特別休暇が認められているのに、準職員やパート職員には無給でしか認められていません。人間であれば誰でも家族が亡くなったり、結婚したりする機会があるにもかかわらず、準職員やパート労働者には有給休暇を認めないということは、差別そのものです。「非正規職なんだから差別されて当然」と言わんばかりのこの規定は、非正規職制度の理不尽さの象徴です。このような差別は直ちに撤廃すべきです。

「5年で無期転換」制度悪用を許さない

 前回の団交で環保協当局は来年度末での非正規社員の雇い止め解雇を否定しませんでした。2013年労働契約法改定で、通算5年継続雇用した労働者は無期雇用への転換権が発生すると規定されました。多くの企業で5年目の2018年を前に非正規職の雇い止め解雇や、無期転換しても会社の都合で自由に解雇できるような「新正社員」制度を導入するなど無期転換制度を悪用した攻撃が広がっています。雇い止め解雇を絶対許さないためにユニオンは徹底追及します。

生きていける賃金をよこせ!

 要求では時給にして200円、日給にして1600円の賃上げを要求しています。これは最低限のギリギリラインの要求です。
 3月の団交で「(日給8500円で)生きていけない低賃金とは思わない」という暴言を吐いた環保協当局を許さない! 生きていける賃金をよこせ!

安倍政権に労働者の怒り爆発

 労働者に矛盾や犠牲を押し付け、1%の「オトモダチ」の間で私利私欲をむさぼる安倍政権に、労働者民衆の怒りが爆発し、都議選での自民党大惨敗となりました。都議選最終日の秋葉原での安倍首相の演説には「安倍・菅を監獄へ」というプラカードが掲げられ、「安倍やめろ」のコールが覆い尽くし、追い詰められた安倍は「こんな人たちに負けるわけにはいかない」という暴言を吐くという醜態をさらしました。
 安倍政権への怒りの爆発で、戦争のための改憲プランも、働き方改革(解雇の自由化・総非正規職化・過労死拡大)も全部がいったん吹っ飛びました。2018年解雇攻撃を打ち砕く展望が切り開かれています。
 改憲・戦争・労働改悪への全労働者の怒りと一つに、広島連帯ユニオンは非正規職撤廃・解雇を許さないためにたたかいます。

2017/07/09

7.9ひろしま労働学校「本番迎えた反原発闘争」に参加


 7月9日、ひろしま労働学校の公開講座が開催されました。今回は「本番迎えた反原発闘争」と題して、NAZEN事務局の伊谷和男さんの講演を受けました。チェルノブイリ原発事故に対するウクライナやベラルーシの住民の闘いが、スターリン主義反対と一体の運動として闘われ、ソ連解体に行き着いたこと。福島の「帰還困難区域をのぞき避難指示解除」に対して、被曝労働拒否の闘いと避難保養医療の運動が一体となって非和解の闘いが始まっていることが提起されました。朝鮮半島をめぐる戦争の切迫、核戦争の危機を、国際連帯共同行動の前進で始まる前に戦争を阻止しましょう!

7.9関西空港反対全国集会に参加

7月9日、「朝鮮戦争反対!安倍倒せ!関空を戦争に使わせない!関西空港反対全国集会」が泉佐野市末広公園で開催されました。昨年逝去された国賀さんの遺志をついで新たに代表になられた中川育子さんが基調報告を行い、「関空こそ民営化・非正規職化と生活破壊の元凶」「韓国・民主労総の6月30日ゼネストは公共部門の非正規職労働者がストライキに立ち上がったように、関空で働く労働者は関西合同労組に入って闘おう」と訴えました。
 8.6ヒロシマ大行動実行委員会を代表して壹貫田書記長が連帯のあいさつを行い、8.6ヒロシマに結集し安倍政権を倒そうと訴えました。