2017/12/20

賃金仮払い継続勝ち取る|山陽測器解雇撤回闘争


団結して闘えば不当解雇は撤回できる
ユニオンに加入して職場を変えよう!

会社側からの嫌がらせをはねのけて賃金仮払い継続を勝ち取る!

 山陽測器解雇撤回闘争は、社前闘争を軸に2つの裁判闘争(会社側が労働委員会命令の取り消しを求めた取消訴訟と解雇撤回を争う解雇撤回訴訟)が闘われています。取消訴訟は2017年12月12日に結審し、2018年2月27日に判決が出されます。
 この中で、12月8日、賃金仮払いの継続の決定を勝ち取りました。会社側は「2年も働いていないはずはない、所得証明を出せ。」「親から仕送りがあるはずだ。銀行の通帳、家賃振込用の通帳、親が管理している通帳の全てを提出をせよ」という不当な要求をしてきました。解雇しておいて「2年も働いていないはずはない」とはなんという言い草か!しかしこのような不当な要求を跳ね返して前回よりも多い額の仮払い決定を勝ち取りました。

退職強要・不当解雇を跳ね返す闘いの前進

 山陽測器解雇撤回闘争はついに3年目(最初の解雇からは4年)に突入しました。「社長より来るのが遅い」などという許しがたい理由での退職強要から不当解雇、組合への加入と解雇の撤回、ボーナスカットの撤回決定。桐木司部長の「死ね」という暴言とロックアウト解雇。労働委員会での解雇撤回・原職復帰の完全勝利命令。解雇のためなら、社員を使って自作自演の「解雇要求署名」をやるなど、社長の卑劣さは限度を超えています。会社側の不当な攻撃に対して団結して立ち向かい、勝利を一歩一歩勝ち取ってきました。
 日本中で同様な退職強要、不当解雇が吹き荒れています。安倍政権の「働き方改革」は「雇用の流動化」の名の下にさらに「解雇自由」を進めるものです。山陽測器闘争は現場からこの攻撃を跳ね返す闘いとして地域の労働者、全国の闘う仲間に勇気を与えています。

解雇撤回まで闘うぞ!

 M組合員は「このような不当な行為は世の中で通用しないことを思い知らせたい。解雇撤回まで闘う」と闘う決意を鮮明にしています。どんな不当な攻撃も団結して闘えば打ち砕くことができます。山陽測器の労働者の皆さん! 地域の労働者の皆さん! 共に団結しましょう!

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