★ひまわり会・総会に訴えます★
改憲・核戦争絶対反対!アベたおせ!
「戦争するな!9条変えるな!全国署名」呼びかけます。
医療・介護を守るために大きな団結を!
高陽第一診療所労働組合
『きょうちくとう』145号
2018年4月21日
アメリカ・トランプ政権も安倍政権も、金儲けのためには武器を売買し、「話し合い・対話」のテーブルの下で足を蹴り合うような駆け引きをして、国民の命や生活を守るどころか、犠牲にしようとしています。米朝会談を前に、またしてもシリア空爆。「小型」核も使用すると、朝鮮戦争の危機も大きくなっています。安倍政権は、改憲で「戦争をする国」へのカジをきろうとしています。
●戦後はじめて、改憲が具体的な日程として出されています
安倍政権は改憲発議を今年秋に、そして来年の早い段階で国民投票を行うと日程を決めて、改憲を狙っています。自民党9条改憲案では、「9条の2」を新設すれば、「戦争放棄・戦力不保持・交戦権否認」を規定した9条1項・2項は完全に無効とされ、「必要な自衛の措置」とすれば、いかなる武力行使も、自衛隊の権限拡大も制約なく合憲とされます。戦後、9条改憲は、自民党など「改憲派」の悲願とされながら、戦争を体験した労働者・市民が「繰り返してはならない!」と阻んできました。ここで改憲をとめなければ、再び若者が、子どもたちが、孫たちが戦争に動員されていきます。絶対反対の大きな行動を起こしていきましょう!
● 「くり返すな!」の思いを今こそ!
医療・介護の崩壊にたちむかおう!
高陽第一診療所は、再び被爆者を生み出すような、核戦争に絶対反対する団結の拠り所として、また被爆者・被爆2世と労働者の命と健康を守る医療機関として、全国から寄せられたカンパで建てられました。
改憲とともに、医療・介護・年金、生きていくために必要なもの全てを切り捨てる安倍政権。「何が国民の命を守る」でしょうか!今こそ診療所の原点を行動に!
医療機関・介護施設は、「生き残り」のために競争させられ、しわ寄せは現場労働者に押し付けられています。介護職場で働く労働者は生きていくために団結を求めて声を上げています。高陽第一診療所労働組合は「経営ありき・収益アップ」でなく、地域・職場から社会を変える大きな団結を作っていこうと呼びかけます。「9条変えるな!」署名に取り組み、8・5~8・6ヒロシマ大行動にむけてともに取り組みましょう!
自民党の9条改憲案 (3月22日)
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
9条の2 前条の規定は、我が国の平和と独立を守り、国及び国民の安全を保つために必要な自衛の措置をとることを妨げず、そのための実力組織として、法律の定めるところにより、内閣の首長たる内閣総理大臣を最高の指揮監督者とする自衛隊を保持する。
② 自衛隊の行動は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。
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