2019/07/12

8.6ヒロシマ大行動に全国から結集を


ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・チェルノブイリ・フクシマをくり返すな!
改憲と核戦争をとめよう! 
被爆74周年8.5-8.6ヒロシマ大行動に全国から結集を

 被曝74周年の8月6日が近づいてきました。おりしも参院選の真っ只中ですが、安倍政権は改憲をふりかざして今秋臨時国会での改憲発議、2020年新憲法制定にむけて必死になっています。8・6ヒロシマが、改憲を阻止できるかどうかの、決戦中の決戦となりました。全国から8・6ヒロシマ大行動に大挙結集されるよう訴えます。
 広島市は、被爆75周年2020年8月6日の平和祈念式典に際して、デモ行進での拡声機を規制する条例を作ろうとしています。広島市は今年はじめ、拡声機の声が安倍首相に向けられていることには一切触れずに、拡声機を規制する条例をつくるべきかと誘導尋問のようなアンケートを行いました。69%が規制条例を作るべきと答えたといいます。しかし、当然にも各被爆者団体からは「規制はおかしい」という声が挙がっています。原発を再稼働し核武装をすすめる安倍首相が祈念式典に参列することに抗議の声をあげるのは、あまりにも当然のことです。「亡くなった被爆者を追悼する場だから静かにしろ」と言って、被爆者や二世・三世が安倍首相に抗議する声をおさえるような平和祈念式典でいいのか、核兵器禁止条約批准すら安倍政権に要求しないような平和宣言でいいのか、核廃絶を「永遠の課題」にするのか、改めて問い直さなければなりません。7月20日には公開討論会を開催してヒロシマ全体に論議を巻き起こして行きたいと思います。
 今もなお多くの被爆者が原爆症と闘い、一刻も早い核廃絶や原発の廃止を求めています。安倍首相が8月6日にヒロシマを蹂躙することなど絶対に許せません。8月6日のデモ行進から声を奪うことから始まって、改憲・戦争に反対するあらゆる声が押さえつけられるようになり、ヒロシマ・ナガサキにまで行き着くのではありませんか。広島市は、今度は祈念式典の参加者にアンケートをとると言っています。ヒロシマ・ナガサキを絶対に繰り返してはならないという誓いを新たにし、安倍首相弾劾の声をますます広く大きな声にしていきましょう。
 8月5日には「改憲・戦争阻止!全国教職員ヒロシマ集会」が開催されます。文部省是正指導から始まった広島の教育破壊に抗して、ついに広島教職員100人声明が発せられました。文科省が配布した「放射線副読本」に対しても、職場からの反撃が始まっています。「教え子を戦場に送らない」「子どもたちを被曝させない」という闘いが全国の仲間と結びつき、安倍政権の改憲・戦争をはばむ大きな力になっています。ともに団結して闘いましょう。
 今年も韓国から仲間が参加します。星野文昭さんの解放を求めてテグでの詩画展を開催した仲間とともに、星野精神を継承する国際反戦反核集会をかちとりましょう。安倍政権は、韓国に対して経済制裁を発動し、一気に侵略戦争へと突き進んでいます。労働者民衆の日韓連帯こそ戦争を止める力です。不当弾圧、労働組合破壊をはね返し、世界中の労働者と連帯していきましょう。8月7日には城西工団労組を交えて移住労動者組織化懇談会を開催します。可能な方はぜひ参加をお願いします。
 8.5-8.6ヒロシマから、改憲・戦争を絶対阻止しましょう!

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