2020/11/25

コロナを理由にしたボーナスカット絶対反対! 団体交渉速報 広大生協労組

 

冬期一時金カット絶対反対! 2.6ヶ月→1.0ヶ月) 


11/2011/24団体交渉速報 


嘱託職員は一時金込みでやっと生活できるのに!

   特定業務嘱託職員の基本給は正規職員の60%です。裏面の表(下に掲載)は、年間労働時間を1750時間 として時給換算した表です。これを見ると60%の場合、12号俸30歳まで最低賃金以下、28 46歳まで準職員の時給以下です。一時金を足してようやく生活できる賃金です。1.6ヶ月の 一時金カットは、ただでさえ低賃金の嘱託職員の生活を直撃します。80%でようやく基本給 1号俸が最低賃金をクリアします。この間、嘱託職員の賃金差別(60%の人と90%の人の 根拠は未だ示されていない)が問題になっていますが、早急に解決すべき課題であり先送り することは許されません。

   団交では嘱託職員の一時金のカットについて「(支給日12/4に間に合う)11月末ギリギ リまで考えたい」という回答を得ました。大変な時だからこそ生活給維持を基本に対応すべきです。正規職員も一時金でようやく生活できる賃金であることに変わりありません。団結して一時金カット反対で闘いましょう! 



事業連合の冬期一時金は0.7ヶ月カットなのになぜ?    

 中四国事業連合の冬期一時金は0.7ヶ月カット(2.7ヶ月→2.0ヶ月)だそうです。事業連合 の経営は単協の事業活動によって成り立っています。一時金カットより大幅なカットはどう いうことでしょうか? 単協の一時金をカットするとしても、0.7ヶ月以下でないと納得でき ないのは当然です。吉山前専務は事業連合に移籍して責任のがれですか? 


大学にも支援を要請すべきではないか? 

  大学の福利厚生ですから当然大学が責任を果すべきです。この間、生協が設備を負担した り、4,000万円もの寄付をしたりしてきました。大学に支援を要請すべきです。コロナ対策の 物品(食堂テーブルの仕切りとか)は支援を要請しているとのことです。一時金カットの分も要請したらどうでしょうか。大資本ばかり救済する政府のやり方も問題です。みんなの力で変えさせていきましょう。 

Kamonケーブル労組 労働組合の力で社長退陣の大勝利!



Kamonケーブル労働組合は10月28日に行った団体交渉の結果12月いっぱいでの社長の退陣を勝ち取りました。以下は機関紙「結束」に掲載された労組の声明です。


・KAMONケーブルテレビ労働組合を結成
・第1回団体交渉を開催!
・社長の退任時期を当初来年3月末から年内いっぱいに勝ち取る!! 

 2020 年 9 月 27 日、株式会社東広島ケーブルメディアにKAMONケーブルテレビ労働組合を結成しました。

 2017 年 11 月に経営改善の為として現会長か招聘した社長は、社員僅か 10 人の組織を縦割りに分断し、結果、社内を混乱に陥れました。更に社長は 1 期 2 年間取り組んだ事業は全て失敗したにもかかわらず、毎月 150 万円という高額報酬をもらい続けました。

 現場を無視した施策を次々と強行し、失敗を繰り返しても検証は全くせず、事業の柱の一つであるコミュニティチャンネルの放送は見ようともしませんでした。責任をとらない社長、それを認める経営陣に対して「このままではやっていけない!」と我々は労働組合を結成して、まともに働ける職場にしようと立ち上がったのです。

 10 月 14 日には経営陣に対して労働組合結成を通告し、5 項目の要求書を提出して団体交渉を申し込みました。10 月 28 日には第 1 回団体交渉を開催し、経営陣は会長と社長が出席。1. 経営責任の明確化、2. 社長に対する年間 1,800 万円もの報酬の根拠の明確化、3. パワハラに対する会社の方針の明確化などを求め、経営代表者の辞任を要求しました。

 交渉の冒頭、会長から「社長は来年 3 月までと考えている」と発言がありました。その上で経営側は、施策が失敗したのは社長の責任ではないと主張しましたが、団交のやり取りの中で、何年も何十年も現場で働き、地域との関係を地道に作ってきた現場の労働者の意見を一切聞かず、社長の独断で様々な施策を強行し失敗してきたことを改めて明らかにしました。その点を追及された社長は「失敗したので、施策はそこでやめました」と失敗した原因を振り返ることもできず居直りました。

 ところが、数日後の119日、朝礼で社長の退任時期は当初予定から大幅に早まって「年内いっぱい」とする発表がありました。これは現場が団結して要求した力であり、労働組合の力です。力を合わせれば職場を変えられることを証明しました。

今回の第1回団体交渉の席で、経営者は今後、従業員の意見をきちんと聞いて進めていくことを約束しました。我々労働組合は、今後も団結して労働者の生活と労働条件を守り、働きやすい職場環境にしていくことを目指して頑張ります。

2020/11/18

コンビニ各社に申し入れ、独禁法違反やめろ

 


 11月16日と17日に、コンビニ関連ユニオンと賛同するオーナーが共同して、コンビニチェーン本部に対する要請行動を行いました。広島連帯ユニオンも、広島市に本社をおくポプラに対して、統一要求書の提出行動を行いました。北海道でもセコマに対して提出行動が行われました。

 9月2日に公正取引委員会が、「24時間年中無休営業の強制は独占禁止法違反になりうる」などの報告書をまとめました。コンビニ各社は、11月末までに自主的是正を行なうことが求められています。コンビニ関連ユニオンは、是正にあたってコンビニ各社に8項目の要求を提出しました。

 ポプラ本社は、玄関先でピリピリした対応で「回答はしないと思う」ということでしたが、統一要求書を読み上げ担当者に手渡しました。

 第1日目は、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン各本社に対して、第2日目はミニストップ、デイリーヤマザキ、コミュニティストア、さらに日本フランチャイズチェーン協会に対すして、要請行動が行われました。セブンイレブン東大阪南上小阪店・松本実敏オーナーもマイクを手にアピールされました。

コンビニ関連ユニオンのサイトへ

パンフレット『なくしていこう!コンビニの独禁法違反』

2020/11/03

11・1全国労働者総決起集会に参加

 

11月1日、東京・日比谷野外音楽堂で開催された11・1全国労働者総決起集会&改憲・戦争阻止1万人大行進に広島連帯ユニオンも大勢で参加しました。

戦後最大の労組弾圧とたたかう関西生コン支部、コロナを口実にした「経営のダウンサイジング」とたたかう動労千葉をはじめとしたJRの労働組合、社会福祉としての医療を取り戻すとストライキで闘った船橋二和病院労組、大阪都構想を阻止するためにたたかう関西の自治体労働者や全国金属機械労組港合同などたたかう労働組合が発言。

後半の改憲・戦争阻止の集会では8・6ヒロシマ大行動事務局長としてユニオンの宮原委員長が発言しました。



集会終了後銀座をデモ。菅はやめろ、コロナ解雇許すなの声を上げました。右翼を使って挑発し、揉み合いになったところを警察が1名の青年を不当にも逮捕。許せません。

集会ではたたかう労働組合の全国ネットワークをこの1年間の実践の中で作ろうということが「今ならできる」(動労千葉・関委員長)として改めて呼びかけられました。この呼びかけに応え、広島連帯ユニオンも広島の地で労働運動の復権のために奮闘していきたいと思います。


11・1全国労働者総決起集会についてさらに詳しくは

https://doro-chiba.org/2020/10/29/post-18272/

(動労千葉のサイト)