草津で働く仲間の皆さん! 組合は、今回4月22日に提出した要求書では以下のようなことを求めています。更にパワーアップして頑張ります!(団体交渉は14時~サムシングホール・ドルフィンです)
◆子供の保育園や学校の臨時休校には、労働者に特別有給休暇を!
新型コロナウイルス第6波のオミクロン株では学校や保育園でクラスター感染が頻発し、小中学校や保育園の休校・休園が相次ぎました。自分の子どもが感染の危機にある中で、自宅での保育は労働者家庭にとって深刻な問題です。
たいていの場合まず、母親である女性労働者がやむを得ず休暇をとって対処することになりますが、休暇についての補償がなければ経済的にも大きな打撃を受けるものとなります。厚生労働省は「小学校休業等対応助成金」という制度を創設して対応してきましたが、草津病院では、雇用している労働者の子どもの休校・休園に伴う「特別有給休暇」制度が法人内に制度規定がないという理由で切り捨てています。組合は休校・休園に対する「特別休暇」を要求しています。
◆草津病院のクラスター感染問題について
2022年1月~2月の時期における、新型コロナウイルスのクラスター感染につき、組合として今後労働者の健康と安全を守るために方針を検討しています。草津病院はクラスター感染の原因と対処を検討した上で、現在の総括について、全職員に明らかにすることを求めます。
◆クラスター感染時の特別手当について(派遣労働者の方から)
同じ職場で同じように働き、感染のリスクにさらされて勤務しているにも関わらずその処遇に対して格差が生じていることに納得し難いものを感じます。さらにはその環境下で感染してしまった際の休業中の補償も全くなされていない。感染は当病院内で発生しておりその中で職務に従事していたために罹患したことは明らかです。ならば草津病院の雇用か派遣労働者かは問わず、すべての労働者に対して安全対策と補償をすべきです。
◆コロナ検査のやり方について
院内における感染対策のための検査について、本年2月21日の病院回答では「必要な時期に必要なPCR検査」を行うとありました。広島県では特別擁護老人ホームなどの介護保険施設で、定期的なコロナ抗原検査、PCR検査が実施されてきましたが、当院では為されていませんでした。組合は、今後定期的な検査の実施を取り入れるよう求めています。
『医療の現場』114号(2022/5/30)