2020年度から新しい勤務評定制度が導入され、昨年12月にはそれに基づく勤勉手当(ボーナス)の増減支給が行われました。
「半年に一度目標設定を出すのがストレス」「書くことがない」など大変な不評を買っています。しかも昨年12月に給与明細と一緒に配られた支給率の表によれば、正規職員の場合、真ん中のC評価でさえボーナスの支給が今までの標準額より下がるというのです。
4月に会社から配布された資料によると勤務評定制度の目的は「職員の能力を高め育成を図るとともに、モチベーションの向上を図ることにより、組織を活性化させ事業成果を向上させる」ことが目的と書かれています。しかし、皆さんの実感はどうでしょうか?この制度の導入によってモチベーションが上がった人がいるでしょうか?「組織が活性化し、事業成果が向上」しそうだと思いますか?
やればやるほど疲弊する
半年に1回目標を書かされ、上司との面談を実施し、半年後に自己評価を書かされ、また面談する。評価する方もされる方もエネルギーを消耗するばっかりではないでしょうか?上記資料では「目標設定」のやり方が事細かに書かれていますが、こんなものは厳格に運用すればするほど組織は疲弊するだけではないでしょうか?
みんなの声で撤廃を
「こんな制度はやめてほしい」というのが新しく導入された勤務評定制度に対するみんなの実感ではないでしょうか?反対の声を上げてぜひ撤廃させましょう!
『労働組合を強くする会ニュース』No.30(2022/5/17)
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