2010/01/31

再雇用拒否=解雇撤回!1.30に怒りのストライキに起つ

 広島連帯ユニオン草津病院支部は、本年1月末で定年を迎える組合員への再雇用拒否=解雇攻撃に対して、1月30日、解雇撤回・再雇用を求めて職場で、指名ストライキを闘い抜きました。草津病院の定年再雇用制度は、長年勤めてきた職場の熟練労働者を低賃金・非正規雇用化する攻撃であり、今回の解雇攻撃は、何よりも組合員を職場から排除する組合潰しの攻撃なのです。絶対に許せません。
 広島連帯ユニオンと広島県労組交流センターの20名の支援の労働者は、草津病院支部の仲間の職場の朝ビラと連帯して、早朝から最寄り駅であるJR新井口(しんいのくち)駅頭でのビラまき宣伝活動に決起しました。
 職場では「本日ストライキ」を知らせる支部の朝ビラ活動に対して、病院当局が妨害に出てきました。「規則だからビラまきは止めてください」などというばかりです。組合員のクビを切っておいて何が「規則」か!解雇される当該の労働者を先頭に支部組合員が妨害に出てきた事務長や課長に詰め寄りました。
 ユニオンからスト指令を受けた労働者は、8時30分の始業開始時に断固として「ストライキ」を宣言し、職場の仲間に送り出されて病院前で支援の労働者と合流しました。

 スト突入集会では、草津病院支部の組合員が決意表明し支援に駆けつけた高陽第一診療所労働組合はじめ多くの闘う労働者、学生から発言を受け、終業までストライキ闘争が闘い抜かれました。スト決行後、支部の仲間は、病院への申し入れ行動を行い、病院に対して、解雇撤回の怒りの要求書をたたきつけました。管理職は右往左往するばかり。労働者の怒りの深さを思い知れ!
 草津病院では「評価制度」で労働者を分断支配し、労働者の階級性を奪い団結を妨害してきました。さらに「評価制度」と「定年再雇用制度」をリンクさせ、5段階評価の「標準」の評価を受けないと定年再雇用されない制度にしているのです。労働者にとって許しがたい不当な制度です。
 組合は、この評価制度に反対して、「目標」と「自己評価」のシート提出を拒否する闘いを貫いてきました。この組合の闘いを恐れた病院は、「人事考課規程」を改悪して、提出拒否者は評価を自動的に2段階下げると決定したのです。これを根拠に今回の当該組合員への解雇攻撃が出されたのです。本日のストライキを突破口に、さらなる闘いによって「評価制度」撤廃!再雇用制度撤廃!解雇撤回をかちとろう。
 草津病院の組合員への解雇攻撃は、動労千葉への組織破壊攻撃、道州制ー民営化・非正規雇用化攻撃とまったく同じ攻撃です。1・30草津病院ストライキは、動労千葉の2・1ストライキと固く連帯して闘い抜かれました。草津病院支部の解雇撤回闘争は国鉄1047名解雇撤回闘争そのものであり、JR鉄道検修業務全面外注化攻撃と同じ新自由主義の攻撃です。
断固、2・13東京・代々木公園へ結集して、新自由主義の民主党・連合政権をぶっ飛ばそう!

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