8月5日、全国の闘う合同・一般労組が結集し、「合同・一般労組全国協議会」が結成されました。広島連帯ユニオンは、全国の仲間とともに「合同一般労組全国協議会」に参加し、大恐慌と新自由主義と対決し、労働者階級の利害を貫く労働運動、戦争と改憲と闘い資本主義を打倒する階級的労働運動を創りだす闘いに立ち上がります。
世界大恐慌が本格的に爆発しようとしています。全ての犠牲を労働者に集中する資本、政権に対して世界各地で労働者がストライキで闘っています。7月11日参院選では日本の労働者階級の大恐慌と戦争に対する根底的な怒りで民主党は大敗しました。政権与党として戦争と大量首切りを遂行する連合の労働者支配ももはや破綻しています。労働者の闘いと労働組合を巡る攻防が一切を決する情勢です。
私たちユニオンは、国鉄分割民営化と連合結成に抗して労働運動の階級的再生を展望し、「全ての職場に闘う労働組合をつくろう」と地域の労働者の団結を組織してきました。職場での組織拡大とともに、非正規雇用、失業者も含めた全ての労働者との団結を求めて闘ってきました。資本と非和解の私たちの闘いは、国鉄分割民営化の決着を許さず、新自由主義攻撃への対抗力となってきた国鉄1047名解雇撤回闘争と一体と確信してきました。
4・9政治和解は全ての労働運動を壊滅しようとするものです。なによりも最も原則的に闘ってきた動労千葉を排除、解体し、ともに闘う私たち労働組合をほうむり去る攻撃です。前原国交相がいう「国鉄改革の完遂に全力をつくす」とは徹底した民営化、外注化と合理化、非正規雇用化を全社会化するという事です。この攻撃に打ち勝つ労働運動をつくることができるかに全労働者の未来がかかっています。動労千葉の4・1外注化阻止の闘いが展望を示してくれています。
4・9政治和解という労働運動の大変な危機に対して動労千葉が「国鉄闘争の火を消すな」と呼びかけ、<国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する労働運動>がスタートしました。これまで屈服と敗北、分断と絶望を強いられてきた全国労働者の怒りと結び付き、日本の労働運動をあらたに作り替える闘いへの挑戦です。「国鉄全国運動」の拡大にこそ労働者階級の勝利の展望があります。この運動は職場や地域の労働者の怒りと真に結び付き、その階級性に根付いた労働運動を創造する飛躍をかけた闘いでもあります。広島連帯ユニオンは全国の合同一般労組の団結のもとに「国鉄全国運動」の組織化の先頭にたち、とりわけ2000万青年労働者の獲得に全力を尽くす決意です。
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