2011/04/01

ヒロシマ発、反核反原発署名がスタート

 ヒロシマ発の反核反原発署名運動がスタートしました。4月1日、中国電力前に結集し全世界に「原発を直ちに止めよう」とアピールしました。
 福島原発の事態は、ヒロシマの労働者にとって到底容認できない事故です。まさに国と電力資本による極限的な破壊であり、核武装をもくろみ、安全を無視して利潤を追求した結果です。大震災と原発事故によって起きた光景は、ヒロシマ・ナガサキそのものではありませんか。絶対に許すことはできません。しかし、始末をつけるのは結局わたしたち現場労働者です。署名運動を圧倒的に広め、原発をとめよう!労働組合を再生しよう!

※署名用紙、ニュースがダウンロードできます。

ヒロシマから全世界に呼びかけます
すべての原発の即時停止・廃止を求める署名

内閣総理大臣 菅直人 様

ヒロシマ・ナガサキをくり返さないために、以下要求します。

一、すべての原発を即時停止し、廃止せよ
一、国と東京電力は、福島第一原発事故の一切の被害を補償せよ
一、情報操作をやめ、労働者と住民の安全を最優先せよ
一、すべての核兵器を廃絶せよ

 福島原発事故は、未曾有の放射能汚染、環境破壊を引きおこしています。「原発は絶対安全」「クリーンで安全」 これがウソだったことが、改めて明らかになりました。多くの労働者、住民が被ばくさせられ、農業・漁業までも破壊されています。福島原発で作業に従事している労働者をはじめ、子どもたち、周辺住民の健康被害、命そのものが脅かされています。土地も空気も海も、放射能汚染がどこまで拡大するかわからない状況にあります。原子炉1基の1年の運転で広島型原爆の1000 個分の「死の灰」がつくられ、放射能はすべての生命の根本を破壊します。さらなる原発事故の発生、被ばくの拡大を絶対に阻止しなければなりません。すべての原発を即時停止し、廃止せよ! 私たちは「ヒロシマ・ナガサキをくり返すな」と訴え続けてきた被爆者、そして福島の被災者とともに全世界の人々に訴えます。

●呼びかけ(2011年4月1日現在)
下田禮子(反戦被爆者の会)
吉原美玲子(被爆者・キリスト者)
李実根(広島県朝鮮人被爆者協議会会長)
北西允(広島大学名誉教授)
中島健(被爆二世)
大江厚子(セイブ・ザ・イラクチルドレン広島代表)
鈴木範雄(広島連帯ユニオン執行委員長)
大石又七(ビキニ被爆者・元第五福竜丸乗組員)
鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「結」・福島)
市川潤子(ふくしま合同労働組合執行委員長)

■署名集約先 
〒730-0016 広島市中区幟町14-3-303
8・6ヒロシマ大行動実行委員会
電話&fax/082-221-7631
e-mail:hiro-100@cronos.ocn.ne.jp

0 コメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。