2011/04/26

4.26 草津病院支部職場ビラと連帯してJR新井口駅でビラ配布

 4月26日、不当解雇撤回の闘いを貫く中山崇志支部委員長と固く団結して、草津病院支部の仲間が職場ビラを行いました。
 職場の入口には『解雇撤回!』のノボリを立て、出勤してくる職場の仲間に「5・1反失業・反原発広島メーデー」のビラと支部機関紙の号外ビラ「11春闘要求実現しよう!」を手渡しました。管理職は下を向いて足早に立ち去り、働く仲間とはあいさつを交わす”朝の交流”には、中山支部委員長が先頭で起ちあがっています。団結を固め、職場での組織拡大をかちとり、解雇を撤回させよう!
この支部の闘いと連帯して、最寄りのJR新井口駅前で5・1メーデー・ビラと4・26チェルノブイリ25周年弾劾!の中電前デモのビラを撒きました。
すべての広島の働く仲間は、今夕、職場を終えたら、全力で中国電力本社前に集まろう!

以下は、本日の草津病院支部の『医療の現場』号外の内容です。

5・1反失業・反原発メーデーへ!11春闘要求実現しよう!
被災地の医療を窮地に追い込んだのは新自由主義の医療政策!
 大震災と大津波さらに原発事故によって、被災地と避難した人々の医療や福祉が窮地に立たされています。全国から医師や看護師などが派遣され、草津病院からも現地へ行きました。医療現場で働く労働者は、あの惨状をみて「何とかしてあげたい」「助けてあげたい」と強く思うのは当然です。
 しかし、被災地の医療体制が今なお回復していないことや派遣体制が不十分なことは、大震災と大津波という自然災害だけによるものではありません。これまでの医療現場は、新自由主義の合理化政策によって、徹底的な要員の削減や外注化・非正規化が推し進められてきました。そのような現状の下で、災害に対する回復力や救援に取り組む力が大きく奪われていたからです。

※朝日新聞4月24日付朝刊『被災病院、4割が診療制限 浸水・余震、復旧阻む』  
 →http://www.asahi.com/national/update/0423/TKY201104230331.html

「国難」「非常時」と叫び、闘う労働運動の破壊を狙う!
 被災現地の病院では過酷な労働条件となっています。今の民間病院の態勢では、現地へ何人も派遣要員を出せるような現状にはありません。多くの派遣を送った国公立の病院などでも、そのために逆に本来の職場が過重労働になっています。しかし政府や医療現場の労働組合は、「国難」「非常時」といい、そのような現状を労働者に強制しています。
 これまで医療職場では、連合傘下の労働組合が資本と大震災後の情勢で、連合は資本と政治休戦し、「11春闘」を止めました。「国難」を掲げて「挙国一致」を叫び、資本を救済するための「労働組合」となり、本当に資本と非和解で闘う労働運動と現場労働者に敵対しています。

解雇・賃下げ・外注化・非正規化攻撃反対!評価制度撤廃!
 東日本大地震以前から始まっていた労働者への解雇・賃下げ・外注化・非正規化攻撃が「震災」を口実に、いっそう強まっています。これに対して、今こそ労働者の団結で闘わなければなりません。まず何よりも自分の職場で団結して安全に働ける労働条件をかちとりましょう!
 草津病院の職場では、本年2月に事務職が外注化され、4月には薬局が外注化されました。激しい外注化の嵐が吹き荒れています。しかし、それによって働きやすい職場になったのでしょうか!過重労働や多忙化は今まで以上です。さらに病院資本は、訪問看護やヘルパー、給食調理部門の外注化や業務委託(アウトソーシング)を狙っています。職員はますます分断され、団結が破壊されて、賃下げ・非正規化へと行きつきます。
 この春、多くの熟練労働者が職場を辞めた中で、4月1日より「評価制度の手直し」が行われました。要員不足で業務が回らず、医療事故や労働災害の危険があっても、資本の利潤を追求するのが新自由主義の政策です。

中山崇志支部委員長の解雇撤回!11春闘要求実現へ! 
 震災と大津波と原発事故によって、今の社会のあり方が根本的に間違っていることが露わになりました。とりわけ福島第一原発の事故は絶対に許せません。被爆者を生み出す、すべての原発をただちに止めて、廃止しよう!私たち広島連帯ユニオン・草津病院支部が呼びかける被災地支援の労働運動は、大失業・解雇・合理化攻撃と闘うすべての職場の労働者の運動です。
 震災を契機にして、この間できなかったようなデタラメな解雇・リストラが被災地をはじめとして全国で横行し始めています。あらゆる職場で、労働者への不当な攻撃を許してはなりません!
私たちは、3月28日に強行された中山崇志草津病院支部委員長への不当解雇撤回を求めます。11春闘要求実現へ!労働者の皆さん!ユニオンに加入して団結して闘いましょう!

労働組合の団結した力で被災地を救援しよう!

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