遅くなりましたが、『被爆67周年8・6ヒロシマ大行動』の報告です。
すでに多数のブログで、動画を含む報告が出ているので、多くの皆さんが今年の8・6の闘いが大勝利したことは、ご存知だと思います。
私たち広島連帯ユニオンは、国鉄闘争全国運動やNAZENと共に、この大行動を先頭で闘いました。8・6大行動実行委員会に多くの組合員が参加して、準備や運営、当日の実務を担いました。
その闘いをけん引したのが、青年部の仲間です。また、NAZEN・ヒロシマとして、今夏8・6の闘いを現地で切り開いたのは、ユニオンの仲間でした。
8・5の合同・一般労組全国協議会全国総決起集会や郵政非正規ユニオン全国協結成集会が広島で開催されるなど、合同労組としての広島連帯ユニオンの存在と闘いがますます重要になってきたことを痛感しています。
全国の仲間が、この間の霞ヶ関の「金曜反原発行動」―「紫陽花革命」の旋風をヒロシマに持ち込んで、さらにその”風”がナガサキへと吹いていきました。その風が今、8・15に再び東京へと吹き返している状況は、かつてなく労働運動・職場闘争と地域の闘い、政治闘争が一体のものとして、根底から爆発しているな、という実感を持たせます。
7月闘争~8・6ヒロシマ、8・9ナガサキ、そして8・15の闘い。この闘いを貫くものこそ”フクシマの怒り”だろうと思います。今夏の闘いを貫く大きな柱は「福島と怒りを共にする」ということでした。それは十分に実現できたと思いました。ドイツから来広したゴアレーベンの仲間たちにも、その怒りは共有されました。
突き詰めて言えば、労働者民衆を被曝させて命を蝕んでもかまわないという今の新自由主義の社会のあり方に対するNo!を、資本家階級につきつけていく闘いであり、私たちの職場で起こる問題と基本的に一つの課題だと実感できます。
それと佐藤幸子さんをはじめとしたフクシマの怒りを体現して闘う仲間の参加が決定的でしたし、またヒロシマで、野田政権・野田首相そのものに”肉薄”して徹底弾劾し抜いたことは大勝利でした。それは、文字通り『ヒロシマへ官邸前・霞ヶ関の闘いがやってきた』ということです。8時26分の野田首相の原爆慰霊碑前での発言にあわせて、”フクシマの怒り” ”被爆者の怒り”をぶつけることができたのは、最大の成果だと思います。
※8・5~8・6ヒロシマの報告は以下のブログを参照にして下さい。
→8・6ヒロシマ大行動ブログ http://daikoudou67.blogspot.jp/
→http://2012machibunkai.web.fc2.com/2012yd.8.5.hiroshima.html
→http://hosei29.blog.shinobi.jp/Page/2/
→http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/index.html
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