2014/02/01

ブラック企業の退職強要を粉砕!

広島連帯ユニオンは14春闘の初戦において決定的な勝利を切り開きました。

 F組合員の職場(株式会社S衣料)において、1月20日、会社側から「考えが会社に合ってない」「(Fさんの)悪いところを改善しようとする努力が見えない」「やめた方がお互い(社長とFさん)の今後のためになる」なとどいう理由で退職を強要する許しがたい攻撃が加えられてきました。
 Fさんはその場で「(退職について)お断りします」ときっぱりと通告。Fさんから報告を受けたユニオンは直ちに、これが、今日の「ブラック企業」との闘いそのものであることをハッキリさせ、対応策を検討し、23日、F組合員は壹貫田書記長とともにその日予定されていた社長面談(さらなる退職強要のためのもの)の中止と不当労働行為をやめるよう要求を叩きつけました。
 社労士とともに対応した社長は、自分の不当労働行為を開き直りましたが、面談は中止。当日も翌日も社長はF組合員に何もできず、週明けには海外へ(この会社の社長は1年のほとんどを海外にいる)。大勝利です。F組合員も「組合員として、会社対個人ではなく組合対応してよかった。」と総括しています。
 日本中で同じような退職強要が行われ、意に反して退職を余儀なくされる労働者がどれほどいるか。しかし、労働組合に結集して闘えば跳ね返す事が出来ます。
 14春闘初戦でブラック企業との対決として決定的な勝利を切り開きました。

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