会社からの不当な退職強要
2014 年1 月20 日夕方。S社はユニオン組合員に対し、会社を辞めてもらうとの通告を社会保険労務士とともに突きつけてきました。
その理由も、雇用契約に反しているからという一点のみ。土曜日出勤に応じず会社に非協力的だ(※)とか、働きに応じて会社は給料を出しているのにちゃんと働けていないということなどを挙げつらってその根拠としています。はっきり言ってしまえば難癖です。
不当な退職強要を断固拒否
殺人予告とも言えるその通告に、もちろんその場ですぐに「お断りします」と明言しました。
どんな理由をつけようとも、労働者の首を切るなんて絶対許せません。生きるためにこんな退職強要は断固粉砕する決意です。
また、退職させるに際しては金を積むようなことを社長、社労士ともに口にしています。つまり、何が何でも辞めさせたいということです。
労働組合の組合員がいては実現が困難なこと、たとえば就業規則を改悪して会社の稼働日を週7 日にしたり、営業時間を拡大したりなどの労働強化を狙っている可能性が十分に考えられます。
このようなことにも、どんなことにも黙って従う「つかいやすい」人だけを会社に居させる魂胆です。
団結の力で退職強要をうちやぶる!
会社は更に、会社を辞めさせるための“面談”を設けてきましたが、当日の1 月23 日始業前、広島連帯ユニオンの壹貫田書記長とともに、面談の中止と今後はユニオンが対応する旨の要求書を社長(と社労士)に手渡し、この目論見を粉砕しました。
このような労働問題に一人で対応すると泣き寝入りを強いられる場合が多々ありますが、私は私が所属する「広島連帯ユニオン」で、組合として闘っています。これまでも私は会社から幾度も攻撃を仕掛けられていますが、労働組合に結集した団結の力で常に打ち破っています。
みなさんはこのような退職勧告、組合排除や労働強化を許してよいと考えられますか?
これらは今や誰にでも降り掛かり得るものであり、決して他人事ではありません。
会社のやりたい放題を今粉砕しなければ、回り回って子や孫の世代にも必ず同じことが起こります。それを阻止するためにも、今ともに闘いましょう!
2014/2/24広島地域支部
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