ペテン的「復帰」から42年目の5・17~19 沖縄闘争に広島連帯ユニオン青年部を中心に参加して来ました。
今年の沖縄闘争は5月15日に安倍首相が集団的自衛権の行使容認へ政府の憲法解釈変更を打ち出したことに対して、改憲・戦争と闘う沖縄闘争として闘われました。同時に、IBMビジネスサービス労働組合(IJBS労組)の仲宗根書記長の解雇撤回の闘いの真っ只中で闘われた沖縄闘争でした。IJBS労組先頭に、国鉄闘争全国運動沖縄に結集する仲間たちは、この闘いを軸にしてたたかう労働運動をよみがえらせようという気概に燃えていました。
17日は16時から那覇市内をデモ、 「改憲阻止・戦争反対!」「非正規職撤廃!」「解雇撤回!」というコールに年配の方々と青年労働者が振り返って手を振ってエールを送ってきました。戦争に対する怒りと危機感、非正規の島=沖縄の青年労働者の怒りを肌で感じました。
デモの後の「『復帰42年目』5・17沖縄集会」は、IJBS労組の富田委員長の基調提起で「基地の島=沖縄」の現実を支えるものとして「非正規の島=沖縄」があるということ、IJBSでの労働組合を結成して闘ってきた実践が、闘う労働組合をつくり、改憲と戦争を阻止する力であることが鮮明に提起されました。
圧巻は、解雇当該の仲宗根書記長の発言でした。就職して2~3ヶ月で始まったパワハラ・退職強要に対して、パワハラで退職に追い込み、労働者を使い捨てにするブラック企業であることを見抜き、「絶対にやめてやるもんか」と決意して労働組合に結集して闘ってきた経緯が語られ、職場の内外に団結を拡大する決意が述べられました。悲壮感は全くなく、勝利の核心に満ちた発言でした。
沖縄大学の学生からの学生自治会再建のアピールなど、階級的労働運動と革命的学生運動で沖縄から改憲・戦争・非正規化と闘う展望が示された集会でした。
16日には県民大会へ国鉄署名と仲宗根君解雇撤回の署名を取り組み滝のようなスコールのなか、合わせて150筆以上の署名が集まりました。
16日夕方には「IJBS労組支援連帯共闘会議」結成集会が行われ、IJBS労組はじめ、沖縄県内、全国の闘う仲間の共に闘う決意が鮮明に出されました。
翌日19日はうるま市のIJBSの社前闘争に全国の仲間が決起。一人の労働者の解雇に対して全国から労働者が集まってしえんしている姿にIJBSの労働者も感動し、通勤の車の窓から「がんばって」「すごいね」という激励の言葉をかけてビラを受け取っていきました。
新基地建設予定地の辺野古の浜で辺野古闘争の経過をIJBS労組富田委員長から提起を受け、明日から職場に帰って闘うこと、6・8国鉄闘争全国運動全国集会に結集することを誓い合いました。
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