2015/06/20

鈴コン共闘の花輪さんを迎え6.20ひろしま労働学校を開催


 6月20日、世田谷地区労顧問・鈴コン共闘会議呼びかけ人の花輪不二男さんをお招きし、第Ⅷ期ひろしま労働学校が盛大に開催されました。『国鉄闘争と合同一般全国協議会鈴コン闘争勝利の教訓』をテーマにした講演は、このかん、労働相談から新たに労働組合に加入した労働者が参加するなど、公開講座にふさわしい大盛況ぶりでした。
 花輪さんは、「労働者が、資本のやっていることがおかしいと思って立ち上がっているときは、まさに資本が攻撃しているときです」と核心的に提起しました。その通り!
 バイトで「大人のずるさ」を学び、勤労学生を経て、労働組合役員を務めてきた花輪さんの「人生史」には「労働者魂」が見えました。中でも、花輪さんが地区労運動として取り組んだ京セラ闘争の教訓は、体制内労動運動を打破し、“闘う労働組合”の拠点建設の必要性を鮮やかに示していました。
 核心的だったのは、鈴コン資本による過去の組合つぶしの攻撃を、国鉄分割・民営化と一体で行われた「新自由主義」による攻撃と位置付け、それに対して原則的に労働運動で反撃し、職場で団結を固めて闘い続けてきたことです。これこそ、“動労総連合”の全国的建設への実践的方針であると思います。
 レジュメにおさまりきらないほど豊富な花輪さんの労働運動史と人生史は、とりわけ私たち「青年労働者」を鼓舞激励する大きな武器となりました。これからも「明るく、楽しく、真剣に」闘っていきます!

0 コメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。