『医療の現場』 No.109
草津病院支部 【2016/12/1】
真保支部書記長の定年再雇用拒否を不当労働行為と認定いますぐ解雇を撤回し再雇用せよ!
人事考課表提出拒否は正当な組合活動!団結・安全を壊す人事評価制度絶対反対!
草津病院で働く、すべての仲間のみなさん!
11月29日、広島県労働委員会が、更生会 草津病院の真保支部書記長に対する定年再雇用拒否は、労働組合の正当な活動に対する「不当労働行為であることを確認する」という『命令書』を交付しました。【下の11/30 中国新聞 参照】
組合は、更生会 草津病院に対して、県労委命令に則って、直ちに真保支部書記長を再雇用することを求めます!組合は、団結を壊して安全を損なう人事考課制度絶対反対の闘いを堅い団結で粘り強く取り組んできました。組合を嫌悪し排除するもくろみ、人事考課表提出拒否に対する評価2段階引き下げによる不利益(賃金大幅カット)にも屈することなく原則的に闘い抜いてきました。職場の仲間を信じて団結を拠り所に闘えば勝てるのです!組合に入って安全に働ける職場をとり戻そう!
◆広島連帯ユニオン草津病院支部スローガン◆
★真保支部書記長の解雇を撤回せよ!
★人事考課表の提出拒否を貫く組合員への評価2段階引き下げは不当労働行為だ!経営側による組合つぶしを直ちにやめろ!
★不当労働行為による賃下げ・一時金大幅カットを今すぐやめろ!
★現場の団結と安全を壊す人事考課制度絶対反対!人事考課制度はいらない!
★"命より金もうけ"の病棟大再編ー大合理化絶対反対!
★外注化反対・非正規職撤廃!ケアワーカーの非正規化許すな!
★欠員不補充による過重労働をなくせ!安全に働ける人員を配置せよ!
■真保(熊谷)修一広島連帯ユニオン草津病院支部書記長 定年再雇用拒否事件での広島県労働委員会命令(要旨)
2016年11月29日
【主文】
1. 被申立人医療法人社団更生会が、人事考課表を提出しなかった職員の人事評価を考課者による評価から2段階引き下げる人事考課規程の規定に基づき、申立人広島連帯ユニオンの組合員 熊谷修一の平成26 年度上期及び下期の評価を引き下げてDとし、この評価を定年退職後の再雇用基準に適用し、同組合員が再雇用基準を満たしていないとして同組合員の再雇用を拒否したことは、労働組合法第7条 第1号に該当する不当労働行為であることを確認する。
2. 申立人広島連帯ユニオンのその余の申立てを棄却する。
(理由)
本件2段階引下げ前の同組合員の評価が再雇用を満すB以上であると認めるに足る疎明はなく同組合員の評価は本件再雇用基準を満していたと認めることはできない。
このため、正常な集団的労使関係秩序を構築、確保するという観点から、本件不当労働行為に関する法人の責任を明確にし、今後の労使関係の運営において考慮させるために、救済方法としては、主文第1 項のとおり命じるとともに、その余の請求を棄却することとする。
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