低賃金打破・人員増やせ
ストライキで闘う労働組合を
2018年2月15日(木)発行
労働組合を強くする会ニュースNo.15
要求書を提出
推進機構を安心して長く働くことのできる職場にするための取り組みとして、広島連帯ユニオンで以下の要求書を提出し、団体交渉を要求しました。(宮原は地域合同労組の広島連帯ユニオン組合員)
安心して長く働ける賃金を
要求書を出して団体交渉をする目的は、第一に、無期転換問題で表面化した非正規職員の賃金問題をさらに追求するためです。無期雇用に転換したならば、次は長く安心して働ける賃金を実現しましょう。
そのために、現状の賃金の決め方についてほとんどの職員に明らかにされていない現状を変えるため、まずは関係書類の提示を求めたいと思います。
経営者には、労働組合の要求に応じて組合員の労働条件について全面的に明らかにする義務があります。労働組合運動の力でまずはそこから始めたいと思います。
人員削減に立ち向かう組合に
交渉の目的は第二に、この数年進行し、ますます強められようとしている、人員削減、労働強化との闘いがこれから労働組合として非常に重要です。人員計画について明らかにさせ、職場全体に問題を喚起したいと思います。
ストライキをやる力を
第三に、推進機構労働組合を労働者の権利と地位の向上のために闘う労働組合に変えるための団体交渉です。
推進機構労働組合は長い間、組合活動としての実態のない組織でしたが、数年前から組合費の徴収と職場アンケート活動、それに基づく当局との交渉を再開しました。
しかし、本当に労働者の死活的な要求を実現するためには、繰り返し団体交渉を行い、必要であればストライキで闘う力が必要です。世の中全体の労働組合運動が後退している現状の中で簡単なことではありませんが、そこを目指して一歩一歩取り組みを進めていきたいと思います。
要 求 書
1 職員全体の低賃金の打破のための大幅賃上げを要求する。特に、嘱託職員、臨時職員の低賃金は深刻な状況であるので、大幅賃上げをするとともに定期的な昇給制度の導入を要求する
2 嘱託職員、臨時職員も含めた給与体系が不透明である。関係資料を全て開示し、手交されたい
3 退職者について、すみやかに人員補充されたい。また、今後の人員の育成計画について明らかにされたい。
4 昨年の病休等の無給化は一方的な就業規則の不利益変更である。安心して長く働ける職場のあり方を阻害している。撤回を求める。
以上
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