パート労働者の65歳定年絶対反対!
理事会は労働者の生クビを切るな!
『団結』No.252
2018年2月22日
広大生協労働組合
就業規則改訂絶対反対!
広大生協理事会は、パート労働者の定年を65歳とする就業規則の改訂案を提示してきました。今年4月からの労働契約法による5年勤続で無期転換の施行にあたって、それに対応する改訂と説明しています。広大生協では、多くのパート労働者が65歳を超えて働いています。「労働契約法への対応」を口実に、65歳以上のパート労働者の生クビを切るというのです。
しかも1年更新という点は現在の就業規則と全く変わらない。65歳以上の労働者を首切りするためだけの改訂案は、絶対に認めることができません。広大生協労組は、この1点で絶対反対で闘います。就業規則改訂はもう変えられないという間違った情報まで流されています。通勤手当の改悪を阻止したように、就業規則改悪を阻止しよう!
パート差別撤廃!全労働者がひとつに団結しよう
今回の就業規則改訂では、正規職員・嘱託職員・準職員はさらに長期・短期・学生に分けて、それぞれの中で労働者代表を選んで改訂の交渉をするようにしています。これまで全労働者がひとつになって差別待遇を無くすように闘ってきました。それをバラバラに分断して団結させないようにして、劣悪な労働条件と低賃金を固定化することを狙っているのです。無期転換によって正規職と非正規職の賃金格差解消はますます大きなテーマになります。パート差別の撤廃を求める声と闘いを抑えつけ、パート労働者を最低賃金ギリギリの低賃金にしばりつけるのが今回の就業規則改訂案です。
そして、理事会の意に沿わないものは解雇する処分項目が満載など、多くの改悪があるのに一見ではわかりません。労働組合は新旧対照表を要求しています。
5年勤続で無期転換 全員で団結して申し込もう
重要なのは、全員が団結して無期転換を申し込むことです。労働者が無期転換を申し込んだら経営者は拒否できません。そして、その団結した力で賃上げや労働条件の改善をかちとることです。
労働強化を跳ね返していく上でも大幅賃上げは重要です。現在夕方以降の欠員状態は深刻で、霞食堂では欠員が補充できない状態がほぼ1年になります。募集しても人が集まらないほどの低賃金ということです。その職場を支えているのは65歳以上の労働者ではありませんか。労災が起きるような職場で、欠員補充もままならず、そのうえ職場の軸になっている経験豊かな労働者のクビを切る。事業連合方式が行き着く先がこの現実です。安倍政権の「働き方改革」が行き着く先がここにあります。その現場から怒りが噴き出し始めています。労働組合はその怒りの先頭に立ち、団結した労働組合の力で職場を変えていきます。
今すぐ木坂副委員長の作業軽減を!
木坂副委員長の労災に対して作業軽減を求めています。しかし生協理事会は、作業軽減=東食堂への異動を求めてすでに3ヶ月も経過しているのになんの解決もできていません。痛めた手がこれ以上悪くなったらいったいどうしてくれるのか!早朝からのシフトを後ろにずらしたら解決する保障がどこにあるのか!他の労働者の負担が増えるだけで、結局自分に跳ね返ってくるではないか!今すぐ要員を増やすこともしないではないか!それでも広大生協の食堂でもっとも食数の多い北1食堂にずっと居させるのか!労働組合はこの怒りとひとつになって闘っています。団結して職場を変えよう!
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