2018/06/18

資格手当改訂絶対反対!一律大幅賃上げを!|広大生協労組

機関紙『団結』No.254
2018/6/18
広大生協労働組合 

資格手当改訂絶対反対!一律大幅賃上げを!

 旅行業と宅建業だけ、しかも一部の人だけ20倍! 差別と対立をあおるな!

部内報『ネットワーク』6月号で資格手当の改訂が公表されました。旅行業と宅建業に携わるごく一部の人だけが2万円近い賃上げになるこの改訂は、絶対反対あるのみです。「人材の流出を防ぐ」というのが改訂の理由です。しかし、事の本質は特定の業務が運営できなくなることではなく、広大生協の多くの労働者が低賃金で働かされているということです。一部の労働者のみが優遇され、一方で他の労働者は「いくらでも代わりはいる」とばかりに低賃金・強労働のうえ労働者としての誇りまで奪われる。こうした分断に対する怒りが職場に渦巻いています。
 私たちはなぜこのような仕打ちに怒っているのでしょうか。ともに働き、共同して職場や社会を支えているのに一部のものだけが優遇されることが許せないからです。だから資格手当の改訂は絶対反対です! そして、生活できる賃金を払え! 一律大幅賃上げを!

団交では理事会の無責任が次々明らかに 決まりも守らず勝手に運営

5月1日の団交では、常務理事会で決定すべき嘱託職員の雇用延長を、常務理事会の決定なしに行われていることが明らかになりました。後継者の育成ができなかったからといって、一部の者だけが雇用延長されるのも同じ問題だ。後継者を育成できなかった責任は棚に上げて、労働者を差別することでその付けを労働者に払わせるということではありませんか。ちゃんと手続きを踏まずに勝手なことが出来るのか? 本人の希望に応じて雇用延長するべきです。

違法残業も居直る理事会、あらゆることに無責任の極み

6月5日の団交では、法定労働時間を超える違法残業をさせていることが明らかになりました。これも理事会の責任です。店長や部長を兼任し、現場を良く知っているはずの常務理事が長時間残業を強制しているのです。しかも、団交の席上で平然と居直っているのです。安倍政権の「働き方改革」と同じ8時間労働制の解体であり、行き着く先は精神疾患や過労死を生み出すような職場です。
 現場の労働者は自分の仕事に誇りをもってきちんとやろうとしています。長時間労働になるのは本人の責任ではありません。体制が保証されないために残業せざるを得ないのです。もちろん低賃金を残業手当で補うということもあります。これも当たり前の賃金を保証しない経営陣の責任です。
 すべて経営陣の責任でおきているのではありませんか? まじめにきちんと働いている自分たちが低賃金で、ちゃんと責任を果たさない管理職が何倍もの報酬を手にするのはいったいどうしたことか。問題を指摘されても聞こうともしない。意見をすると冷遇される。こんな職場は絶対おかしい、皆そう思っているのではありませんか?
 こんな経営陣に任せていて良いのか!  現場を動かしているのは私たち労働者です。労働組合の力で職場を変えよう!

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